2022年10月13日木曜日

ロックに酔い、はじけた夜〜2007年04月24日のフランス日記より

みなさん、おはようございます。ブログご訪問ありがとうございます。

洋楽ロック好きな私たち。毎日聴かされる煤(すす)にとっては迷惑でしょうね。でも、音が鳴っている時に目を見開いたり、耳が後ろ向きにピンと立つようなことはなく、リラックスしていて、不思議とストレスになっていない様子ですよ。

今日は、フランス在住時代のロックにまつわる楽しい思い出日記をご紹介させていただきます。

すす「ロックにはすっかり慣れたにゃん。すすも結構好きかもにゃん!」

20070424

土曜日の夜、ロランとベロニク夫妻の新居に家族4人でお呼ばれ。どかんと広いリビング・ダイニングと床暖房が魅力的な新築一軒家は羨ましい限りであった。 


ところでロランは、フィ同様に大のロック好き。お兄さんが仕事の傍らバンド活動をしており、彼もそこへ時々加わってギターで参加したり歌ったりしている。仕事で数ヶ月日本に滞在した際には、アメリカン・バーに足しげく通ってカラオケでロックを歌いまくり、人気を博していたらしい。(本人弁) 


美味しい夕食の後、ロランが小さなミラーボールを天井に設置し、電気を消した。それから懐かしのロックの名曲をがんがんと流し、そこはたちまちライヴ・ハウスと化した。The Who, Stevie Wonder, Sting, The Beatles, The Rolling Stones, Prince, The Crush, 10CCなどが次々に飛び出す中で、若かりし頃にバンドでボーカル&ベースをやっていた私がおとなしくしていられようがない。アルコールが入っているせいもあり「日本女性の恥じらい」はどこへやら。ロランと大声で歌い、叫び、はじけたのであった。 


こんな私の姿を見て、マリオンとエマは口をあんぐり。ロランの娘リュシー(13歳)は一緒にのりのり、お年頃のリザ(16歳)は微動だにせず静かに父たちを見守り、そしてベロニクはひたすら笑いころげていた。フィはといえば、遠慮がちに口ずさみながら、時々私の額や頬に手を当てていた。妻の電池がいつ突然切れるかと心配だったようだ。 


さて、後ろ髪を引かれつつロランたちにおやすみを言い、帰宅したのは午前1時。ベットへ行く前、エマは眠い目をこすりながら「もう、マミィったら、気がふれたように歌いまくるんだもの。」と大きくため息をついた。がんがん痛む頭を支えつつ、今回ばかりはエマに返す言葉のない私であった。 


そして明日火曜日の夜。このロラン夫妻と彼のお兄さん夫妻と私達とで向かうは、カンでのMichel POLNAREFFのコンサート。一枚45ユーロ(約7200円)もしたチケットなのに、そこにはDEBOUTという過酷な文字が。つまり舞台前の立ち席なのである。電池が切れてぶっ倒れたらフランス人たちに踏まれる。そう思い、恥じらいを持っておとなしくコンサートに臨もうと心に決めているが、さて、どうなることやら?


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2 件のコメント:

  1. おはようございます♪mamiさん。
    またもや うちの夫との共通点に
    びっくり👀 夫も10代の頃から趣味でバンド活動をしていて ベース担当🎸(歌も上手い笑)
    数年前には おやじバンドで復活Live(オリジナル曲)観にいきました😂
    フルメイクで聖飢魔IIのコピーをしていた時期もあったそうです笑

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    1. takaさん、そうなんですね!似た者同士かな?笑
      私の時代、女の子バンドブームのちょうど始まりでした❤️

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