2013年11月30日土曜日

Douce France は走ります!

今朝カーテンを開けてみると、庭の木々が雪化粧をして綺麗でした。寒いので不精をして、外へは出ず窓越しに、携帯電話で写真を撮りました。


 
これからいよいよ、青森の厳しい冬がやって来ます。とはいえ、八戸の冬は県内では比較的穏やかで、雪はそれ程積もらないそうです。それでも、私達の住む白山台は、昔は山だったところで、街中に比べると積もり、特に坂道の凍結が怖いのだと聞きました。

そんな冬道を安心して走ることができるよう、思い切ってもう一台、四駆を買いました。小回りが利き、燃費が良い車という条件で、フィリップとあちこちのディーラー巡りをしました。最終的に選んだのは、三菱のek wagonという可愛い軽自動車です。購入に当たっては、東奥三菱自動車販売(株)八戸駅通店の北村さんに、大変お世話になりました。

 
 
ちょっと玩具の車のような感じですが、軽自動車でありながら車内がゆったりとしていて、座り心地も良く、なかなか快適です。

さて、この機会に、この新車の両ドアにDouce Franceのロゴを入れてもらいました。

 
北村さんにご紹介頂いて、松美堂看板店の田畑さんにお願いしました。希望通りの仕上がりで、とても嬉しいです。


これだけでは、私達Douce Franceが何をやっているのかわからないので、フランス語教室やお料理教室、ワイン会などの情報を、連絡先と共に貼ろうと思っています。これなら冬道も楽しく軽快に走ることができそうですが、冬道は充分に注意しなくてはいけませんね。

さて、今日はAPフランス語会話個人レッスンがあります。生徒さんは、市内の某ホテル・レストランの、将来がとても楽しみな料理人Kさんです。

お天気となり、ゆっくりと溶け始めている庭の雪を眺めながら、今日も元気にがんばろうと思う、土曜日の朝であります。
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2013年11月29日金曜日

農風Kitchen-Yui

昨日の晩御飯は、農風Kitchen-YuIさんへ出かけました。大好きなお蕎麦屋の番丁庵さんのすぐ近くです。

お店に入ると、オーナーシェフの拓実さんが、厨房で笑顔で迎えてくださいました。Douce Franceを立ち上げてすぐの頃、お知らせメールを送らせて頂いたら、すぐに暖かい言葉と共にお返事を下さいました。お心遣いがとても嬉しかったのです。そんな優しい拓実さんのお料理を頂いてみたかったのはもちろんですが、農風Kitchen-YuIさんへ行った理由はもうひとつあります。フランス語個人レッスンに来てくれていたあすかちゃんが働いているお店なのです。連絡をせず突然行って、あすかちゃんを驚かせてしまいました。

あすかちゃんに案内されて、二人で席に着きました。店内は縦に長く、内装がモダンですっきりとしています。入り口そばにバーカウンター、そして厨房と続いているのがとてもいい感じです。


メニューを開くと、フレンチやイタリアンのお料理の選択肢がたくさんあるので驚きました。facebookで見たガレットやシューファルシ、またはパスタかと悩みましたが、いろいろなものを楽しめるよう、ディナーコースをお願いすることにしました。

お料理のお供には、赤ワインを選びました。あすかちゃんがワインをサービスをしてくれていると、フィリップがさっそく「ちゃんとやってよね。」と茶々を入れてからかいました。フランス人は、冗談好きで、人をからかうのが好きなので困り者なのです。

 
さて、ディナーコースのお料理をご紹介します。
 
アミューズ・ブッシュ
 
十和田産の野菜はシャンパンビネガーが効いて、新鮮な野菜をさらに美味しく食べることができました。シャンパンは私達の12月のテーマなので、嬉しい偶然でした。海峡サーモンもとろけるようでした。キャビアを久しぶりに食べました!
 
シェフのおすすめ前菜

ペーストやパテがとても美味しかったです。フィリップも、フランスのもののようだと喜んでいました。自家製天然酵母のパンと共に、むしゃむしゃと頂きました。

季節野菜のスープ


栗かぼちゃのほんのり甘いスープは、盛り付けがとても洒落ていて、食欲をそそりました。

お魚料理

香ばしく焼いた新鮮な鱈を、繊細なお味のクリームソースと共に頂きました。

お肉料理

鴨のオレンジ煮と根野菜を中心とした添え物です。鴨は厚切りでボリューム満点でしたが、絶妙に焼かれた鴨を残すのはなんとも惜しいので、脂身部分以外は全部平らげました。

デザート(珈琲か紅茶付き)


記憶力が悪いので、残念ながら詳細は覚えていないのですが、チーズケーキとホイップクリーム、メレンゲなど、程良い甘さながらもどっしりと、存在感のあるデザートでした。

これ程の質とボリュームで、3500円とは、とても安いと思います。予約をすれば、2時間飲み放題でコースで他のものを頂けるお徳なメニューもあるそうです。ランチも賑わっているようです。

拓実オーナーシェフは、食を通じて故郷を体感できるレストランを目指していらっしゃるそうです。青森が食材に恵まれていることを実感できる、居心地の良いレストランです!

農風Kitchen-YuI(のうふうキッチンユイ)
青森県八戸市番町25
TEL 0178-44-3035

あすかちゃんは、仕事をする傍ら、パティシエを目指して日々がんばっています。農風Kitchen-YuIさんとあすかちゃんに声援を送りつつ、自分たちもがんばらなくてはと思う、金曜日の朝であります。

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2013年11月28日木曜日

海星の思い出

昨日はVolkswagen青森東さんへ行き、愛車のビートルデザインに冬タイヤを装備して頂きました。海星(ヒトデ)を思わせるようなホイールがついて、なかなか可愛いです。


海星と言えば、父の転勤の関係で、小学4年生から5年生の夏までを暮らした、福井県敦賀市の美しい松原海岸のことを思い出します。あの海岸では、干上がって哀れな姿となった海星をよく見かけました。神秘的な蛸の枕(タコノマクラ)や、憎らしい水母(クラゲ)に初めて遭遇したのもあの海岸です。

このブログのカテゴリー「アートもどき」でいくつかご紹介しているように、ノルマンディ時代には額やランプなどを作って楽しんでいました。そんな額の中に、海星をテーマにしたものが2つあります。

ひとつめはこちらです。

 
縦横13cmの小さな立体額の中に、粘土で作った海星に着物地を着せて納めました。松原海岸で、浴衣を着た海星が盆踊りをしているところを想像して作りました。そのまま「海星」と名付けたこの額は、フィリップの長女マリオンの11歳のお誕生日プレゼントにしたような記憶があります。
 
もうひとつはこちらです。
 
 
「夢の中で」という額で、亡くなった父の夢を見た後で作ったものです。夢の中で父に名を呼ばれ、一生懸命返事をしているのに、父の姿が見えず、はっと目が覚めた時にとても悲しかったのを覚えています。帯地を背景に、お父さん海星と子海星が呼び合っているところを表現してみました。こうして見ていると、なんともおかしなものを作っていたものだと我ながら呆れます。異文化フランスでの暮らしで、日本や家族、友達をいつも恋しく思っていました。手を動かしていると、心の隙間を埋めることができるような気がしたものです。
 
ちなみに「海星」は、フランス語で"étoile de mer"で、直訳すると日本語と同じく「海の星」となります。英語でも"starfish"と、星にちなんだ名で呼ばれているのが面白いですね。
 
ノルマンディに残して来た私の額の海星たちはどうしているだろうかと、雨空を見上げながら考えたりする、木曜日の午後であります。 
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2013年11月27日水曜日

八戸キリンさくら会

昨夜はフィリップと二人で、「八戸キリンさくら会」に出席させて頂きましました。元青森テレビアナウンサーの美智さんに、歌うような美声で、「キリン麦酒が飲み放題だし、美味しいお寿司が食べられるのよ。」と囁かれては、もう行かずにはいられません。なにしろフィリップも私も、キリン麦酒とお寿司が大好きなのです。

会場は根城にある清六寿司さんでした。隠れ家のようなお寿司屋さんです。集まったのは、美智さん、手打ち蕎麦名人のNさん、山田さん、金田さんという町内会の顔馴染みの他に、お花屋の社長さん、心理学の教授、市役所にお勤めのSさん、先日の「フランス文化に触れる会」でお会いした大手新聞社のジャーナリストご夫妻、キリン麦酒にお勤めの男性など、合計14名でした。


まずはみんなで生ビールで乾杯です。お通しのなまこがこりこりと美味しかったです。お花屋の社長さんが「フィリップはなまこ、だいじょうぶ?」と心配してくださいましたが、以前にも食べたことが何度かあり、嫌いではありません。「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、お箸で器用につまんで食べていました。

お刺身の盛り合わせが、なにしろ新鮮で、とても美味しかったです。


フィリップの2大好物、鯖の焼き物と揚げ豆腐、そしておでんも登場しました。

 
 
わいわいと、みんなで思い思いのことをお喋りし合っているうちに、麦酒のグラスがどんどん空いて行きました。後で聞いたところによると、この晩みんなで、合計15リットルのキリン麦酒を飲み干したそうです。

ボジョレーも登場しました。美智さんに頼まれて、フィリップが次々に栓を抜いて行きました。


ちょうどお向かいに座っていらっしゃった心理学の教授と、いろいろお話をさせて頂きました。フィリップの長女マリオン(18歳)は、まだはっきりとした進路は決まっていないのですが、心理学を勉強したいという気持ちもあるようで、フランスのグランゼコール予備大学に通って、毎日がんばっています。教授が習得されたドイツ語を、彼女も専攻しているという共通点もあり、マリオンを想いながら話が弾みました。それにしてもドイツ語というのは難しそうです。

さて、宴もたけなわ、キリン麦酒さんから「珈琲酒」のご紹介がありました。


珈琲豆をお酒に漬け込む「浸漬(しんせき)製法」により、アルコール度17%の珈琲のお酒を実現されたそうです。驚きの美味しさでした。

また、「おうちで簡単本格カクテル」と、新登場のスミノフカクテル3種類のご紹介もありました。
 
クランベリージュースがフルーティ
コスモポリタン

ライムフレーバーで爽やか
カイピロスカ
 
清々しいミントフレーバーが香る
モヒート
 
みんなで感想を述べ合って大騒ぎになったテーブルに、次々とお寿司が運ばれて来ました。


 
「八戸キリンさくら会」は、キリン麦酒を飲んで、キリン麦酒さんを応援しようという月例会だそうです。フィリップとの今回の参加をみなさんに歓迎して頂き、とても嬉しかったです。新たな興味深い出会いにも恵まれた、愉快な晩でありました。
 
さて、今日は愛車のビートルを冬タイヤに交換です。八戸で初めて過ごす冬が楽しみなような、恐ろしいような、水曜日のお昼前であります。 

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2013年11月26日火曜日

フェンネル(フヌイユ)

以前、ジャガイモカリフラワーキャベツズッキーニなどの野菜について書きました。今日は、フェンネルについて少し書いてみたいと思います。というのも、先日東京のとあるスーパーで売られていたフェンネルの値段があまりにも高く、印象的だったからです。欧州から空輸便で届いたようです。左隣のリーキことぽろ葱の方も、フランスでは考えられない程高かったです。


フェンネルはフランスではフヌイユと呼ばれています。和名はウイキョウですね。フランスでは、こんな形のものがごろごろと山積みでキロ売りされています。セロリの根元のような食感で、アニスの香りのする魅力的な野菜です。生でサラダとして食べたり、炒めたり、煮込んだり、いろいろな調理法があります。

 
セリ科ウイキョウ属の多年草だそうです。草丈はなんと、1~2mにも達するそうです。この緑鮮やかなフェンネルの葉はハーブとして利用されますね。
 
 
愛らしい黄色い小花が咲きます。
 
 
こちらは実です。
 
 
また、種にも強い香りがあり、香辛料としてよく使われます。魚肉の臭い消しに良く、「魚のハーブ」との呼ばれているようです。
 
8月に、月刊陽だまりさんに取材して頂きました。その際にフィリップが、夏のメニュー例として作った一皿が「鰯のフヌイユ焼、ゴルゴンゾーラとズッキーニのクラフティ添え」でした。
 
 
フヌイユをはじめ、いろいろなものを鰯にファルシするお料理でしたが、この時にはふじもり農園さんのフヌイユを手に入れることができました。青森で、新鮮なフヌイユを手頃な値段で買うことができて嬉しかったです。
 
そして、フヌイユで忘れてはならないものがこちらです。
 
 
フランスのリキュールのひとつ、パスティスです。スターアニス、リコリスなどと共にフェンネルで風味付けされているのだそうです。私達は、パスティスの中でもこのリカールという銘柄が大好きです。琥珀色のパスティスを水で割ると白く濁ります。氷を入れて、冷えたリカールは香りが良く、最高に美味しいのです。フィリップに教わったコーラ割りも、忘れられない不思議な味です。
 

この野菜の和名ウイキョウは、「茴香」または「回香」とも書くそうです。「回」は回教徒を指すと読みました。欧州からイスラム教の地域を経て、中国に伝来し、その後日本へ入って来たとのことです。
 
ウイキョウの花言葉は「賞賛に値する」だそうです。さまざまな楽しみ方のできるフヌイユを賞賛する、火曜日の朝であります。 

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2013年11月25日月曜日

白山台公民館協力会開催「フランス文化に触れる会」

昨日は午後16時から、白山台公民館講義室において、白山台公民館協力会による「フランス文化に触れる会」が開催されました。公民館や町内会に携わる諸先輩たちから、この会でフィリップにフランス文化について紹介してほしいと、ご招待頂きました。ワインをみんなで楽しみながら、南白山台在住ワインソムリエの高森さんのお話も伺えるとのことでしたので、おつまみ用にカナッペやプティ・フール・サレなどをご用意させて頂きました。フランス文化を知って頂くには、まずは食文化からでしょう!

早朝より、フィリップが手製のパイ生地をのばし、プティ・フール・サレを用意しました。先日の第2回「ワインと料理のマリアージュを楽しむ会」でもご好評を頂いた、キッシュ、ピザ、きのこの3種類です。私もトッピングのお手伝いをしました。日本では、二人で台所に立つ機会が多くなりました。


フィリップはその他に、サーモンとオリーブのケーク・サレを2種類焼きました。また、ロックフォールと洋梨、そして黒オリーブのタプナードのカナッペもご用意しました。カナッペに使ったパンは、ブランジュリーTAKAさんに特別に焼いて頂いたバゲットです。

参加者は約20名でした。テーブルが3つ用意されたので、テーブルごとに簡単に盛り付けました。


この日のために町内会長の山田さんがご用意してくださった、先日解禁となったボジョレーや、その他の魅力的なワインがずらりと並んでいました。


ボジョレーで乾杯の後、公民館館長の金田さんからご紹介頂き、フィリップがDouce Franceのご紹介や、ご用意したおつまみについて説明をさせて頂きました。実は、事前に「15分程度でスピーチをしてしてください。」というリクエストをお受けしていたのですが、フィリップは「スピーチは短ければ短いほど良いというのがフランス流だから。」などと言い、喋ったのはほんの5分ほどではなかったかと思います。

その後、私たちもみなさんのテーブルのお仲間に入れて頂き、お喋りをしながら楽しく、いろいろなワインを頂きました。高森さんがテーブルからテーブルへと、華麗にワインのサービスをしてくださいました。ワインの注ぎ方などはもちろんですが、ワインや、ワインを飲む際のマナーについての高森さんの話し方がとても軽快で心地良かったです。フィリップはソムリエの高森さんとワイン談義を交わすことができて、とても嬉しそうでした。

出席者の方たちは、ユニークな方ばかりで、興味深い交流をすることができました。例えばHさんは、若い頃に欧州をバックパッカーで旅したことがあるそうです。その後、パリ、ブリュッセルなどの欧州の大都市で長年お仕事をなさっていたので、フランス語が流暢でいらっしゃいます。フランス語を話すのは30年ぶり位だと笑っていらっしゃいましたが、お見事でした。ご近所にこんな方がいらっしゃったとはと驚きました。

短い時間ではありましたが、「フランス文化に触れる会」に興味を持ってご参加くださった方たちと共に、愉快なひとときを過ごすことができました。企画・主催にご尽力くださった金田さん、私達のためらう背中をそっと押してくださった山田さんと美智子さん、ワインのサービスをしてくださった高森さん、その他お手伝いくださった方たち、そしてご参加くださったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

いくつもの素敵な出会いを大切に、今後も日仏交流をますます深めて行くことができますようにと願う、月曜日の朝であります。
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2013年11月24日日曜日

APフランス語会話個人レッスン

毎週土曜日の11時からは、E子さんのAPフランス語会話個人レッスンです。E子さんは、フランス語に触れるのが初めてとのことでした。日頃、仕事に追われてばかりなので、気分転換に何かを始めたいと思っていらっしゃった時、私達のDouce Franceについて知り、フランス語の個人レッスンに興味を持ってくださったのだそうです。

今月から始めたばかりで、昨日は3回目のレッスンだったのですが、すでに食べ物や飲み物の単語を、とてもはきはきと上手に発音なさるので感心してしまいます。フィリップが発音をする時に、E子さんはじっと口元を見つめ、耳を澄まし、聞こえた通りに発音なさいます。聞き取れない時にも遠慮なくリクエストしてくださるので、フィリップがゆっくりと、聞き取れるまで何度も発音しています。

昨日は1から20までの数字の発音をしました。手元に残っているユーロ紙幣やコインをご紹介し、1サンチム、2サンチム、5サンチム、10サンチムを使ってレッスンしました。

 
E子さんはユーロ通貨を見るのは今回が初めてだそうでした。紙幣の印刷がとても綺麗で、コインの種類が多いと驚いていらっしゃいました。フィリップが、欧州連合加盟国であれば、国境なくユーロを使うことができることや、国によって物価が随分違うことなどを話していました。

フィリップが1から20までの数字を発音し、E子さんがそれを聞き取ってその分のサンチムを揃えるという練習をしました。


フランスでは、相手がわからないと見ると、おつりをごまかしてやろうというような人が少なくありません。フランスで暮らし始めたばかりの頃、市場や小さな商店で買い物をして、後からおつりを少なく渡されていたことに気づき、悲しい思いをしたことが何度かありました。日本で暮らしている時、おつりを確認するという習慣はなかったのですが、以来、フランスではよく確かめるようになりました。また、おかしいと思った時には、すぐに言うようになりました。

APフランス語会話個人レッスンでは、生徒さんのレベルとリズムに合わせて、楽しみながらフランス語会話を覚えて頂けるように心がけています。E子さんが、少しずつ、着実に上達なさっているのがとても嬉しいです。

APフランス語会話個人レッスンの生徒さんは、他にも何人かいらっしゃるので、また機会を見て、みなさんにご紹介したいと思います。

このレッスンは、生徒さんの希望日程や時間に合わせるようにしております。
ご興味のある方は下記まで、どうぞよろしくお願いいたします。

Douce France

〒039-1113
青森県八戸市西白山台1丁目10-7
TEL 090-2887-4438
Mami & Philippe Soubré (Yoshizawa)

さて今日は、白山台公民館にてイベントがあります。参加者のみなさんとの日仏交流が楽しみな、日曜日の朝であります。
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2013年11月23日土曜日

お台場で麺3種類

お台場で何を食べようかと楽しみにしていたのですが、いつもながら、下調べをして行かず、行き当たりばったりの食事となりました。選択肢は山ほどありましたが、フランス料理以外ということで二人の意見は一致し、上京した日のお昼、フランツ・フェルディナンドのコンサート後の夕食、翌日のお昼と、国籍の違う3種類の麺を楽しんで来ました。

韓国ユッケジャンラーメン
 

牛肉とナムルの劇辛ラーメンです。ひいひいと言いながら食べました。

フィリップが選んだのは「カニスン豆腐」です。

 
好物のカニを、殻ごと手づかみで食べたので、手や唇や口ひげがオレンジ色に染まりました。こちらも色に負けず劣らず辛く、フィリップは普段はあまり食べないご飯を、ほとんど残さず食べていました。
 
タイ風ビーフン
 


コンサートの後、タイ料理レストランのラスト・オーダーにぎりぎり間に合いました。私はタイ料理に目がないので、大満足でした。タイへ一度は行って、本場のタイ料理を味わってみたいと願っています。
 
焼きそば
 

二人とも、あまり食欲がなかったのですが、焼きそばなら・・・と、お店に入りました。残念ながら、お味はいまひとつでした。焼きそばではずれるとダメージが大きいです。

ところで、みなさんご存知のように、フランスや諸外国では、麺類をずるずると音をたてて食べることはお行儀が悪いとされています。フィリップもそのように躾けられて育ち、暮らして来たので、麺をすすることができません。私も、郷に入っては郷に従えで、フランスでは麺をすすらないようにして食べていました。日本でも、フィリップが一緒の時には音をたてないようにして食べますが、特にラーメンは、絶対にずるずるとすすって食べる方が美味しいと信じています。

お台場では、大観覧車に乗り、上空からの景色を楽しみました。


自分たちがいかにちっぽけな存在であるかを実感することができました。果てしない宇宙の、地球というひとつの星の、日本という島国の、青森という北の地の、八戸という小さな市の、西白山台という丘の上の町で、ちっぽけながらも今日も元気にがんばろうと思う、土曜日の朝であります。 

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