昨晩、三沢の本格フレンチレストランNorth 40-40で「ワインを楽しむ会」が開催されました。以前こちらでご紹介した去年の10月の会に引き続き、今回が2回目です。遅くまでゆっくりと平林シェフの美味しいお料理とワインのマリアージュを堪能することができるよう、三沢に宿を取り、フィリップと二人でいそいそと出かけました。
今回のテーマはチーズでした。モン・ドール、ラクレット、カマンベール、フォルムダンベールの4種類のチーズと、ワインがずらりと用意されており、席に付く前にうっとりと見とれました。
店内には約10名用の横長テーブルが整然と3列並び、ワインの品種、格付け、ラベルの見方、選び方などについてわかり易く解説された資料が参加者たちを待っていました。
参加者の方々が揃うまで白ワインを頂きながら、North 40-40とコラボしてこの素敵なワイン会を実現させている中居一成さんとお喋りをして過ごしました。一成さんは中居酒店の4代目にあたり、Douce FranceのAPフランス語会話個人レッスンにも参加してくださっています。私は隣の座席の一成さんのご祖母様と少しお喋りをする機会にも恵まれました。また今回は、友達の倫子ちゃん・ルー夫妻とご一緒できたことが何より嬉しかったです。
時間となり、平林シェフ、一成さん、十和田からいらっしゃったソムリエの方々のご挨拶の後、一成さんが音頭を取って、ブルゴーニュのピノ・ノワールで「サンテ!」とフランス風に乾杯しました。
いよいよ待ちに待った会食が始まりました。早速のモン・ドールの登場に、フィリップと思わず「おおおっ!」と歓声を上げてしまいました。
モン・ドールは直訳すると「金の山」という意味になります。フランスとスイスの国境付近、ジュラ山脈の周辺の、高地で放牧される牛の牛乳から手作業で生産される季節限定チーズで、こってりと夢のように美味しいチーズです。大皿で運ばれるお料理を、同じテーブルの方々と取り分け合って、この貴重なチーズと共に頂きました。
海峡サーモン、真鱈などの自家製スモーク
シーザーサラダ
次に登場したのはカマンベールです。懐かしい本場のカマンベールに、フィリップも感激していました。フランス人のフィリップとアメリカ人のルーの豊かな感情表現と、フィリップの英会話に倫子ちゃんと笑いながら、美味しく頂きました。
セミハードタイプのラクレットが程よく焼けるいい匂いも漂って来ました。
とろけるあつあつラクレットを、茹でたポテトやパン、生ハム、コッパなどと一緒に頂きました。平林シェフ自らお皿に取り分けてくださった仔鹿のテリーヌも、ワインとの相性が絶妙で味わい深かったです。
最後のアオカビタイプのフルムダンベールは、蜂蜜と粗引きの胡椒と共に頂きました。至福の美味しさでした。
こちらはカスレと呼ばれる豆料理です。みんなで唸りながら食べました。
ワインは2011年のピノ・ノワール(フランス)の他、エヴォディア2011年(スペイン)、ドメーヌ・ドゥ・セラム・シラー・レゼルヴ2011年(フランス)、そしてロッソ・ディ・モンタルチーノ2010年(イタリア)を楽しませて頂きました。
今回のワイン会では、ゲームの時間があり、とても盛り上がりました。まずは、この日に登場した4種類のワインを目隠しをしてティスティングし、どのワインであるかを当てるというゲームです。挑戦したのはソムリエのお二人と一成さんです。2本正解した一成さんが一等になり、大喝采を送りました。
プロたちにとってでさえ、目隠しではかなり難しいようでした。次は参加者たちの番です。希望者を募って、今度は2本で当てるゲームをしました。フィリップが手を挙げました。目隠しをしても無事2本を当てることができたので良かったです。
正解のご褒美に、一本好きなワインをプレゼントして頂き、ご機嫌でした。
他にも、たくさんの人が参加なさって、賑やかでとても楽しかったです。
この様に、North 40-40での第2回「ワインを楽しむ会」を満喫させて頂きました。偶然同じテーブルになった初対面の田邊さんご夫妻ともすぐに打ち解けて、素敵な晩となりました。みなさん、ありがとうございました。
最後に平林シェフを囲んで記念写真を撮って頂きました。頭上にフィリップの大きな手がありながら、仕方なさそうに笑っている可愛い一成さんを見て思い出し笑いをする、土曜日の午後であります。
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