食欲の秋、フィリップと共に「快腸に」食べ続けております。昨晩は、家からてくてく歩いて、和食処 きく長さんの暖簾をくぐりましたよ。
カウンター席に並んで腰を落ち着け、お喋りをしながらわくわくと、前夜に予約した「おまかせコース」を待ちました。フィリップはいつもの通りまずは生ビール、私は残念ながらノンアルコールのなんちゃってビールで乾杯です。
まずは先付。
人参、アボガド、帆立などの上品な白あえ。
フィリップが美味しそうにお箸で食べる様子を見て、大将も奥様も「上手だねー」と褒めてくださいました。でへへ、ありがとうございます。
続いて、秋らしい前菜。
そして、お造り。マグロはもちろん大間から。アオリイカには、さりげなく三升漬(青南蛮・麹・醤油を一升ずつ漬け混んだ、めちゃ美味いたれ)が。
フィリップの食事のお供は、大将のお勧めで、田酒の山廃。
それから焼き物。好物の鮴(メバル)に国産牛、椎茸、ボタン海老のお頭揚げ。
毛蟹と毛豆。
金茸の土瓶蒸し。
食事は蕎麦かご飯を選ぶことができ、蟹雑炊。「雑炊とはこんなに美味いものだったか!」と、フィリップが感激していました。
津軽の郷土料理、人参の子和え。
最後のデザートは、実に濃厚なカシスのゼリー。カシスは、大将の畑から収穫したものだそう。
お腹いっぱい。またも魅力的で、通いたくなるご近所店を見つけてしまい、いやはや困ったことになりました。
毛蟹と毛豆。
金茸の土瓶蒸し。
食事は蕎麦かご飯を選ぶことができ、蟹雑炊。「雑炊とはこんなに美味いものだったか!」と、フィリップが感激していました。
津軽の郷土料理、人参の子和え。
最後のデザートは、実に濃厚なカシスのゼリー。カシスは、大将の畑から収穫したものだそう。
お腹いっぱい。またも魅力的で、通いたくなるご近所店を見つけてしまい、いやはや困ったことになりました。
ところが、こんなに良い店に、昨晩の客は私たちだけ。なんと残念な!新型コロナ禍にあっては、客足が遠のいてしまい大変だそうです。店内では、大将も奥様もマスクを着用、カウンターには透明のビニールシートが下がっているし、安心してお料理を楽しむことができましたよ。しかも、この充実ぶりでひとり5,000円と、値段もリーズナブル。
和食処 きく長
和食処 きく長
青森市青柳1丁目6の4
017-722-7608
大将とのお喋りも愉快でした。出身を訊かれて「東京です。」「へぇ、東京の何処?」「練馬区」「え、練馬の何処?」「中村橋ですよ。」「えー、中村橋かぁ、懐かしいなぁ、昔、練馬の店で働いてたんだよ!」
それにしても凄い偶然、ご縁があるのかもと面白がる、日曜日の午後であります。