2015年8月5日水曜日

牛の心臓トマト~ふじもり農園

十和田市ふじもり農園さんとご家族のみなさんについて、以前デーリー東北新聞市民記者記事「西洋野菜の魅力伝えたい」という記事を書かせて頂いたことがあります。

お知り合いになってから、ふじもり農園さんが丹精込めてお作りになる野菜ばかりでなく、光枝さんのお人柄に惹かれて、光枝さんの笑顔を思い出しながらとわだ道の駅ふじもり農園さんの魅力的な西洋野菜をちょこちょこ買わせて頂いたり、時には直接注文させて頂いたり。このブログのこちらでご紹介させて頂いた素晴らしい2種類のチコリは、友人達と注文をまとめて直接お願いしたのですが、みんな大感激していました。

さて先日、そのふじもり農園さんの長女の加奈江さんから嬉しいメールが届きました。以前、フィリップから「どうぞ、よろしければ育ててみてください。」とプレゼントさせて頂いた種のトマトが見事に実ったそうなのです。フランスでは「牛の心臓」と呼ばれている特殊な形をしたトマトです。加奈江さんからの「よければ収穫にいらっしゃいませんか」というお誘いに、遠慮なく家族でお邪魔しました。光枝さんと加奈江さんが、いつもの笑顔でマリオンとエマを歓迎してくださって嬉しかったです。

早速、見事に育った牛の心臓を見せてくださいました。フランスではよく食べていた牛の心臓ですが、フィリップも私もこうして実がなっているところは初めて見たので、大変感激しました。「初めて育てるのでよくわからないから適当にやって。最初しわの寄った実を見た時は病気かしらと思ったりして。」と光枝さんが笑いながら教えてくださいました。フィリップによると、この牛の心臓トマトは育てるのが難しいらしいのですが・・・さすがです!

 
業界で大人気のふじもり農園さん。最近東京のシェフたちが20名ほど見学にいらっしゃって、日本ではなかなか手に入らないこの牛の心臓トマトを見つけ、みなさん大喜びで持って行かれたそうです。


光枝さんは、フィリップの種からできたのだから当たり前と、貴重な牛の心臓トマトをもいでプレゼントしてくださいました。たわわになった他の種類のトマトやバジルやハーブ類なども、お言葉に甘えて頂いて来ました。





私たちが光枝さんのお話と野菜やハーブに夢中になっている間、加奈江さんはマリオンとエマのお相手をしてくださっていました。二人はふじもり農園さんの猫たちを可愛い、可愛いと大騒ぎ。全部で4匹いるそうです。



さて、お家に帰ってから、ふじもり農園さんの牛の心臓トマトとバジルにモッツァレラを加えて、フィリップがサラダを作ってくれました。

 
 
大変美味しく頂きました。ふじもり農園さんでは10月くらいまではこのトマトを楽しむことができるそうなのでとても嬉しいです。以前このブログの「母とトマト」でご紹介したことがあるように、私の母もフランスで食べて以来この牛の心臓トマトが大好きに。近いうちに注文させて頂けたらと思います。ところで、牛の心臓って本当にこんな形をしているのかしらと想像してみたりする、水曜日の朝であります。

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