ふじもり農園さんの西洋葱「ポワロー」で

日本では様々な種類の葱を楽しむことができますよね。私たちが暮らす青森県では、最近特に南部太葱に注目が集まっているようですよ。もちろん日本葱も美味しくて好きですが、私にとってポワロー(poireau) は特別です。ポロ葱、あるいはリーキとも呼ばれている西洋葱で、独特の甘みがあり、なんとも美味しいのです。フランスではよく食卓に上がっていたポワローですが、日本では手に入りにくいため、ここ2～3年はほとんど食べる機会がありませんでした。

冬になって寒さと共に、なんだか急にポワローが恋しくなって来ました。たまらず西洋野菜の宝庫、ふじもり農園さんに問い合わせてみたところ、「あります！」と嬉しいお返事が。実は、この夏ふじもり農園さんに「牛の心臓」トマトを頂きにお邪魔した時、若く小さなポワローが育つ様子も見せて頂いて、それ以来とても楽しみにしていたのです。「牛の心臓」トマトとふじもり農園さんとの嬉しい交流については、以前このブログのこちらでご紹介したことがあります。

さて、そんなポワローを嬉々としてふじもり農園さんに注文させて頂きました。みっちりと身が締まっていて独特の良い香りがします。早速フィリップが、外皮をはがして、丁寧に下準備を始めました。

今回作ってくれたのは、ハムとポワローのグラタンです。この日の午後、星野リゾート青森屋（旧古牧温泉）日帰り温泉に誘ってくれた母へのお裾分けに、小さなグラタン皿2食分を追加して準備してくれました。

ポワローの魅力が凝縮されたフィリップのあつあつグラタン。大西ハーブ農園さんの新鮮なサラダやハーブと共に、心嬉しく食べました。その美味しさたるや・・・。娘と同じ位ポワローが大好きな母も、とても喜んでくれて良かったです。ふじもり農園さんに感謝しきりな、火曜日の朝であります。

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