2022年9月19日月曜日

くろという名の赤金魚と、咲き続ける蘭が怖い〜2008年05月20日のフランス日記より

おはようございます。今朝は、ノルマンディ在住時代の2008年の日記より、くろという名の赤い金魚と、怖いくらい咲き続けていた蘭についてご紹介いたします。

すすも寝ながら怖いポーズ

20080520

我が家には一匹の金魚が居る。 その色から「くろ」と名付けたのだが、4年半飼っているうちに黒から赤に変わった。赤い金魚を黒と呼ぶのはいささか妙だが、もちろんくろはそんなことにお構いなし。 


彼には他にも「あか」「まだら」という二匹のお友達が居た。残念ながら去年2匹が次々に死んでしまい、くろは水槽に一匹残った。それでもくろはそんなことにお構いなし。 


ところがここのところ、そんなくろの様子が変だった。いつもは夕方になると水面に上がって「はよ、えさくれ、はよ、はよ、はよ」とぱくぱくやるのだが、動きが鈍くなり、水草のそばでじっとしていることが多くなった。そのうちえさをやっても反応がなくなり、食べなくなった。 


そして一昨日からこんな状態だ。



はっきり言って、こわい。 くろという名の赤金魚が反り返って動かない。家でひとりになると、つい気になって仕方がない。 時々こわごわ「くろ、くろ」とトントンと水槽を叩いてみると、ひくっと動く。 


あぁ、くろともさようならをする日が近いようだ。 金魚の寿命とは、どのくらいなのだろう。 3匹の金魚たちは果たしてうちで飼われて幸せだっただろうか。


それにしても、怪獣どもが喜ぶに違いない。 元気なくろに向かって「はやく死なないかな、この金魚。そしたら綺麗な熱帯魚が飼えるのにねぇ。」と、いつも言っていたから。なんという罰当たりな子供たちだ。 


おまけにパパまで「今度はグッピーと・・・」などと空想し始めた。 私もつられて「ネオンもね!」などと口ばしってしまった。あぁ、何という家族だろう。 


さて、こんな我が家でも、居心地が良いらしいのは蘭たちだ。1月から咲いている2鉢の蘭の狂い咲きは止まらない。満開だと思っていたらさらに蕾をいくつもつけ、それらの新しい蕾も全部花開き、二度目の満開を迎えた。





かれこれ4ヶ月以上になるのだが、いったいこの蘭たちはいつまで咲き続けるつもりだろう。なんだかそれもこれも、こわい気がする今日この頃。


追記 : シェルブールでは、本当にどの鉢も蘭の花がよく咲いていました。青森県に戻ってからも幾鉢か育てているのですが、一向に咲かないのはなぜかしら。


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