2022年11月11日金曜日

めがね メガネ 眼鏡 〜2006年03月30日のフランス日記より

おはようございます。今日ご紹介するのは、ノルマンディ在住時代、眼科と眼鏡について書いた日記です。うっとおしいものの、眼鏡は結構好きなので、かけ始めた30代後半から今までに結構買い替えました。

20060330

先日、眼科で3年ぶりに目のチェックをした。この眼科、大層評判が良く、今回は半年かかってようやくとれた予約だ。 


うんと視力が下がったと思っていたが、検査の結果、今のめがねを日本で作った3年前と全く変わっていないとのこと。これには驚き!フィに合わせて薄暗い間接照明の中でテレビや映画を見る習慣となり、てっきりそのせいで目が悪くなったと思い込んでいたのだ。 


ベトナム系の色男の眼科医は、悪くなったと思うのはめがねを常にかけていないせいと笑った。遠視と乱視がまざった私は、なしでもそれなりに見えるので、めがねは頭の上にのっていることの方が多い。パソコンに向かう時には鼻の上、食べる時には頭の上、アートする時には鼻の上、掃除機をかける時にはまた頭の上・・・とかけたりかけなかったりを繰り返しているのが良くないらしい。そういわれればそうか。でも、うっとおしいんだも~ん。 


色男のサインした紙を持って、その夕方早速フィと新しいめがねを作りに街へ。フランスではめがねの代金が保険でほとんど払い戻しになるので、とても気軽に新調できるというメリットがある。 


そのめがね屋で改めて実感したことは・・・我が鼻の低さ!日本では選択肢が沢山あったのに、こちらでは気に入ったもののほとんどが鼻の上で浮いてしまうのだ。とほほほ。それでも何とか似合う、春らしいいいかんじのが選べた。おまけに1ユーロプラスすればもう一つ作れるというので、そりゃぁお得と追加して選んだのは紫色の縁。 


ところで、この日頭の上にのっていたのはボルドーの縁のめがねで、日差しが強くなるとグラスの色がうすいピンクからボルドーに変わる日本製。これを見た店員は、実際にこういう製品を見るのは初めて!と興奮し、手に取り、同僚にも見せに行った。そういえばこの辺では黒か茶のサングラスしか見ないっけ。ははは、やっぱり日本は何かと進んでいるからねぇ~と店員に胸を張ったのが、私ではなくフィの方だったのが、なんとなく笑える。 


追記

フランスで最後に作った眼鏡が、こちらのアラン・ミクリです。お気に入りで、帰国してからも、レンズを交換しながら長年大事に使いました。



その次も同じくアラン・ミクリの眼鏡を仙台店で作りました。色合いが好きで選んだものの、残念ながら低い鼻からずり落ちてしまい、かけ心地がいまひとつでした。やはり、日本人にはフランス製は無理と思い知らされたものです。



そして現在愛用しているのは、福井県AYUMI製のこちら。職人さん手作りの逸品で、かけ心地抜群です。


やっぱり典型的アジア顔には、日本製の眼鏡じゃなくちゃね!



すす「でもマミィ、よく見えてる?またレンズ変えた方がいいんじゃにゃい?」


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