2014年1月6日月曜日

香港の光化学スモッグ

ホテルのあるNathan Road(ネイザンロード)を、人の波を避けながら南にまっすぐ40分程歩くと海に出ます。ここビクトリア・ハーバーの夜は「100万ドルの夜景」で世界的に有名ですが、日中の景色はぼんやりとして、凄まじい光化学スモッグに病む香港の現実を思い知らされることとなります。


ビクトリア・ハーバー沿いに遊歩道が続いています。若者たちに習って、映画スターたちの手形を足元に追いながら、フィリップと「アベニュー・オブ・スターズ」をぶらぶらと歩きました。
 
 
こちらは、香港島とこちら側の九龍半島とをつなぐフェリーです。ちょっと揺れますが、対岸まであっという間に着くので便利です。フェリーからの見える景色もやはり、光化学スモッグのせいでぼんやりとしています。



このスモッグは中国本土からの影響だそうです。中国の大気汚染は、日本へも影響を及ぼし始めているようですし、深刻な問題となっています。香港としては改善したくとも、自分たちの思うようには行かず、それこそ五里霧中なのでしょうね。
 
ごみごみとしているというイメージの強い香港ですが、この街に住む史雄さんによると、全体の70%は自然のまま保護されているのだそうです。残りの30%の狭い所に次々に高層ビルを建てているわけですね。香港島側の埋め立て工事も盛んに進められているのが見受けられました。そういえば、香港の地価が世界一高いのだそうですよ。
 
滞在中、私たちが観光を通して知ることのできる香港はごく限られ、ここには神秘的な魅力がまだまだたくさんあるように思います。光化学スモッグのせいで、観光客の数が激減しているそうなので、とても残念です。
 
今後、ビクトリア・ハーバーの視界が少しでも晴れますようにと、少しちかちかとする目をこすりつつ願う、月曜日の夕方であります。 
 
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