煤（すす）と暮らす〜購入を後悔している猫グッズ３商品（あくまですすの場合）

年の瀬も押し迫って参りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私たちは今日も相変わらず家でだらけております。フランスでは、年賀状の準備、年末の大掃除やおせち作りといった文化がないため、日本に暮らしながらフランス流を語ってさぼっているのです。あぁ、なんと嘆かわしい！

さて、愛猫の煤（すす）と暮らし始めて、はや一年半が過ぎました。物を増やしたくないと思いつつ、なんやかんやとすすのために購入してしまった物がいろいろあります。今日は、そんな猫グッズの中で、買わなきゃよかったと後悔している３商品について書いてみたいと思います。

買わなきゃよかった猫グッズ 第3位：Angelpet ハーネス (Amazon 2,059円)

緊急事態に備え、あわよくば散歩もできるようになればと願い、ハーネスをつける練習をしております。最初に買ったこちら、外れては困るという警戒心から、マジックテープとフックのW留めで抜けにくい構造に惹かれたのですが、あまりにがっちりとし過ぎていて、すすがとても嫌がるのでやめました。装着するのに手間がかかり過ぎる点もネックになりました。

買わなきゃよかった猫グッズ 第２位：VOOPH 猫ベット (Amazon 2,980円)

昨冬に購入したもこもこ寝袋。すすが喜んですぐに入って、ぬくぬく使い始めたので嬉しかったものの、たちまち生地をガリガリとやるようになり、ほつれた糸をくわえてひっぱったりして遊び、誤飲の恐れが。すぐに取り上げて一旦しまいました。

今冬試しにまた出してみたのですが、やはりガリガリやるので撤去しました。フェルトの物を選べば良かったかも。

また、こちらの商品の広告写真や説明書には「ドーム型」とありましたが、届いた時から入り口はぺちゃんこにつぶれ、立ち上がる構造ではなかったのでちょっとがっかり。

買わなきゃよかった猫グッズ 第１位：PETKIT 猫自動トイレPURA MAX (Amazon 46,800円)

ハイテク好きな私たちが選んだすすの電動トイレ。アプリで遠隔操作や確認をすることができる魅力はあるものの、なかなか広告通りにはいきません。

まずは、すすはおしっこを出入り口ぎりぎりのところする変な癖があるため、尿が猫砂の下部（底）に流れてしまい、回転しても固まった猫砂が底にこびりついたままに。自動的に落ちないため、謳い文句の「セルフクリーニング」ができず、おしっこのたびにブラシで固まりをこすり落とす必要があります。

また、手前のマットは嫌がるので使えず、床への猫砂の飛び散りが激しいので、しょっちゅうトイレ周りを掃除しなくてはなりません。

それから、臭い対策として、消臭剤の設置や消臭スプレーの噴射という機能が付いていますが、それらの備品の値段がかさみます。そのうえ、最近は接続不良かなにかで、照明と噴射を勝手に繰り返すようになりました。

まだ販売中のようですが、もう製造していない商品のため、カスタマーサービスはなし。私たちのように購入後1年を過ぎてしまっていると新品に交換してもらえる特典もないので、どうしようもありません。

掃除が簡単とありましたが、フィリップは5日に一度は猫砂を交換、本体をバラして外部も内部もすべて手作業でクリーニングしております。

というわけで、ハイテクな利点にあやかるよりは、なんとも手間とお金のかかるおトイレなのでありました。普通のトイレにすれば良かったぢゃん！

以上、暇に任せて「購入を後悔している猫グッズ３商品」について愚痴ってみました。これは、あくまでもすすの場合の個人的な感想でございます。

「購入して良かった猫グッズ」についてもいつか、呟いてみたいと思います。

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