今冬の編物第2号は、フィリップのために編んだニット帽。アラン模様に挑戦する気満々だったのですが、「飾り気のない、ぴたっと頭になじむのが欲しい」と言うので、渋々一目ゴム編みにしました。時々被ってもらいながら、適当に減らし目をしていって作りました。完成品を被るなり「暖かい!これで早朝のゴミ出しの時、耳が冷たくならずに済む!」と言うので吹き出してしまいました。「なんだ、ゴミ出し用になるのか!」と不平を言うと、慌てて「もちろんそれ以外にも使うよ、マシェリ。」「そうでしょうよ、はい、はい。」
お茶目なフィリップには、小人帽が似合いそう。先っぽをちょこっと飛び出させてみたところ、残念ながら不評だったのでほどきました。それ以外にも、最後の最後になって、途中で目が落ちていたのに気がついて、泣く泣くほどいて。単純なニット帽なはずなのに、思ったより時間がかかってしまいましたよ。でもその甲斐あって、フィリップがとても気に入ってくれて満足です。ブルーグレイの瞳に良く似合います。おまけの写真は、先週の土曜日の晩、お馴染みの裏町酒場さんでのひとコマです。オリビエと旧友のトマが揃って大盛り上がり。
この後カラオケに繰り出して、他のフランス人出張者たちに遭遇したので飲めや歌えやのお祭り騒ぎとなり、帰宅は午前3時でありました。酔っ払いフランス人軍団が音やリズムを外して歌う「オーシャンゼリゼ」・・・お腹を抱えて笑いました。
さて、次は何を編んでみようかとにやける、日曜日の朝であります。
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