2014年1月31日金曜日

雨粒

ノルマンディに暮らす友達のブリジットから、メールと共に芸術的な写真のスライド・ショーが届きました。どこかの国の写真家が、特殊なカメラを使って撮ったという雨粒の写真集で、しばし見とれてしまいました。

ノルマンディは相変わらずの雨続きで、もう雨にはうんざりという心境だと思います。天気予報を見ると、時折晴れ間が覗くものの、今後もまだ降り続くようです。


いかなる時でも前向きなブリジットは、「こうやって違う視点から雨粒を見ると、雨の降る庭を散歩したい気分になるの。」と、メールの中で言っていました。確かに、これらの美しい写真はいやな雨のイメージを忘れさせてくれます。

(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 

  (Slide Show "Gouttes de Pluie")
 
(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 
(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 

(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 
(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 
(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 
(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 
(Slide Show "Gouttes de Pluie")
 
ブリジットのことは以前、「ダリアの思い出」や『ブリジットの作品「弘前の秘密の花園」』でご紹介したことがあります。私にとっては数少ない、心の通うフランス人の女友達です。貴重な友達でありながら、忙しさにかまけてすっかりご無沙汰をしてしまっていました。「八戸の雪に埋もれていないかしら?」と心配してくれているので、今日こそは、美しい雪景色の写真を添えて返信しようと思います。

それにしても、どんなカメラと技術でこんな魔法のような写真が撮れるのだろうかと首を傾げる、金曜日の夕方であります。

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2014年1月30日木曜日

フォルクスワーゲン Breeze (ブリーズ)通信21号

昨日、Breeze(ブリーズ)通信21号が届きました。


一週間程前、青森市の広告代理店Sさんに取材して頂いたことが、フォルクスワーゲンのユーザー向け季刊誌(青森西・青森東)に掲載されたのでご紹介いたします。


Sさんが誌面データを送ってくださっていたので、あらかじめ目にしてはいたのですが、実際に印刷されたものが手元に届くと喜びも一入です。

内容はもちろん、私たちとビートルとの出合いや感想などが中心ですが、Douce France(ドゥース・フランス)についてもいい感じにPRしてくださっていて感激しました。赤、黒、白の色調が、私たちの愛車ビートルやDouce France(ドゥース・フランス)のイメージ・カラーとぴったりで、Sさんのセンスの良さが伺えます。

以前「フォルクスワーゲンの取材」にも書きましたが、Sさんの取材は質問形式のインタビューと写真撮影を入れて、わずか20分程度しかかからなかったと思います。あれがこんな風に上手にまとまるのかと、フィリップも感心しています。

昨夜、Douce France(ドゥース・フランス)HPのブティック商品に関してのお問い合わせメールが入りました。もしかすると、このBreeze(ブリーズ)通信21号でDouce France(ドゥース・フランス)のことを知ってくださったのかもしれないと、新しいご縁に嬉しくなりました。

今回の取材をリクエストしてくださったフォルクスワーゲン青森東のTさんに心から感謝すると共に、これからも人との出会いを大切にして行きたいと願う、木曜日の朝であります。

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2014年1月29日水曜日

「丹」の思い出~ヴァンサンと丹ちゃんの結婚お祝いに

先日「笑」の思い出で、友達のヴァンサンと丹ちゃん夫妻をご紹介しました。彼らから先日届いた写真の中に、懐かしい額との一枚もありました。今でも大切に自宅のサロンに飾っていてくれるとのことで、感激しました。


中央に見えるのは「森」という、数種類の和紙だけを使って作った額です。引越セールの折、二人が気に入って買ってくれたものです。

 
そして奥に見えるのが、今日ご紹介したいと思った「丹」という額です。こちらは、着物の端切れをパッチワークのように組み合わせて作りました。ヴァンサンが丹ちゃんという可愛いお嫁さんをもらったことが嬉しくて、にやにやとしながら楽しんで作りました。いろいろな表情の丹ちゃんを表現してみました。よく見ると、背景に使った着物の白い裏地の透かしまでご覧頂けるかと思います。
 
 
彼らの結婚を祝って、パリの中華レストランでフィリップと一緒に二人に手渡すことができました。思い返せば2011年のことです。二人の幸せそうな笑顔を見て、大層嬉しくなりました。下手の横好きではありますが、祖母や母の着た思い出の着物の端切れで作った思い入れのある額たちが、こうして友人たちの家の片隅で彼らを見守っているのだと思うと、じんわりと幸せな気持ちになります。
 
 
丹ちゃんの母国である中国の春節(旧正月)は、今年は1月31日からだそうです。ヴァンサンと丹ちゃんが、愛娘アメリちゃんと素敵なお正月を迎えることができますようにと願う、水曜日の朝であります。
 
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2014年1月28日火曜日

去年の今頃はパリも雪でした(後編)

昨日に引き続き、去年の今頃のパリ、雪景色の中で食べたものについて書いてみたいと思います。

まずはパリで大活躍の青木定治パティシエのパティスリーです。二人で迷った末、私はフランボワーズのマカロンと珈琲、フィリップは抹茶のエクレアと緑茶を選びました。青木パティシエのお店は日本にも何店舗かあるのでご存知の方も多いと思いますが、マカロンや、抹茶を使ったお菓子が豊富で芸術的に美しい上、最高に美味しいのです。

 
パリには和食レストランがたくさんありますが、私たちが好きだったのは1区のチュイルリー庭園の近くにある、Ebis(えびす)というお店でした。料理人は中国人シェフ、奥様が日本人だそうです。この時にフィリップが選んだのは、奥の シンガポール風ビーフン、私はベトナム風ビーフンでした。ここはとんこつラーメンが美味しくて、何度か食べに行きました。以前「ラーメンの思い出」でご紹介したことがあります。
 

こちらSanukiya(さぬきや)も1区にあります。名前でお分かりの通り、手打ちうどんのお店です。


パリに居ながらにして本格的な天ぷらうどんを食べることができ、大満足の晩でありました。

 
こちらは9区のLe Roi du Pot-au-Feu(ル・ロワ・デュ・ポトフ)で食べたポトフです。ここのポトフは絶品とガイドに紹介されており、日本人観光客が多く大人気で大変混雑しています。味はごく平凡で、その割りに値段が高いというのがフィリップの感想でした。
 

 
締めくくりは、Pomze(ポムズ)です。パリ出張の折、パリ在住の幼な友達の玲子ちゃんが、美味しいからとランチに誘ってくれ、すっかり気に入ってしまったお店です。以来、是非フィリップにも食べさせたいと思っていたので、迷わず連れて行きました。全てのお料理に林檎を使っている、日本人シェフのレストランです。
 


コース・メニューのスープの写真だけで、いかに繊細なお料理を出すレストランであるかをおわかり頂けるのではないでしょうか。

 
パソコン画面に映るさまざまなお料理の写真におなかがぐうと鳴る、火曜日の昼下がりであります。 
 

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2014年1月27日月曜日

去年の今頃はパリも雪でした(前編)

今朝目を覚ますと、昨夜から舞っていた雪がいくらか庭に積もっていました。
 

いつものようにフィリップがとても几帳面に、アプローチと駐車場、家の前の歩道の雪片付けをしていました。シャカシャカというスコップの音を聞きながら、去年の今頃ノルマンディから出かけたパリも雪景色であったことを思い出しました。

冬のオペラ座が、いつもに増して煌びやかに見えたものです。


その年の4月に、フランスから日本への引越荷物の船便輸送を予定していました。当初はパリにある某日系引越業者にお願いしたいと考えており、見積もりや説明をしてもらうべくフィリップと出かけたのでした。最終的には引越はフランス企業にお願いしました。この引越の思い出については、以前こちらに書いています。

一面雪に覆われたパリはとてもロマンチックで、地下鉄に乗らずに二人でかなり歩きました。





よく歩き、よく食べた冬のパリ2泊3日でありました。後編では、この旅で楽しんだレストランやパティスリーなどについて少しご紹介したいと思います。
 
 
底冷えのするパリでの思い出の写真を懐かしく眺める、月曜日のお昼であります。
 
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2014年1月26日日曜日

2月のお料理教室のお知らせ~テーマは「バレンタイン」です!

2月といえば、バレンタイン・デーですね。プレゼント用のチョコレートや、お菓子の手作りキットなどがあちらこちらですでに販売されているのを見て、フィリップが驚いています。フランスのバレンタイン・デーには、日本のように女性から男性にチョコレートを渡す習慣がないからです。フランスでは、男性から女性に花束、香水、アクセサリーのようなプレゼントをするのが一般的なようですよ。カップルでお気に入りのレストランに出かけ、ロマンチックにバレンタイン・スペシャル・ディナーを楽しんだりもします。

そこでDouce France(ドゥース・フランス)では、「バレンタイン」をテーマに、フィリップのお料理教室を開催する予定です。デザートだけでなく、前菜とメイン料理にもチョコレートを使います!といっても、甘いチョコレート・ソースをそのままごってりとお料理に・・・などというわけではありません。詳細はまだ内緒ですが、カカオの魅力を活かした、男性にも女性にも喜んで頂ける繊細なお料理です。

開催予定スケジュールと、現時点での予約可能状況は下記の通りとなっております。数に限りがございますので、どうぞお早めにお申し込みください!

第5回「フランス料理教室」
開催予定日 2月10日(月)
時間      正午より
場所            Douce France
料金             お一人様4,500円
募集人数      3名様ご予約済、残り1名様ご予約可能です。

第6回「フランス料理教室」
開催予定日 2月12日(水)
時間      正午より
場所            Douce France
料金             お一人様4,500円
募集人数      4名様まで

第7回「フランス料理教室」
開催予定日 2月14日(金)
時間      正午より
場所            Douce France
料金             お一人様4,500円
募集人数      3名様ご予約済、残り1名様ご予約可能です。

ご予約・お問い合わせ
 Douce France(ドゥース・フランス) 
 090-2887-4438
 doucefrancemamiphi@gmail.com

人数が定員に満たない場合には、やむを得ずキャンセルまたは延期させて頂くことがございます。申し訳ありませんが、あらかじめご了承ください。

お料理教室の雰囲気をお知りになりたい方は、こちらをご覧くださいね。

Douce France(ドゥース・フランス)でしか出合えない、魅力的なメニューとなっております。みなさんとの楽しい日仏交流を、フィリップと共に楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします!

 
さて、去年のバレンタインをどう過ごしたのかと、フォト・アルバムをめくってみました。ぎりぎりになってお気に入りレストランLe Pilyに電話をしたところ、バレンタイン当日はすでに満席で予約が取れず、仕方なく前日に行ったことを思い出しました。ちょっと間の抜けた私たちらしいと苦笑しつつ、美味しかったバレンタイン・ディナーを思い出して舌なめずりをする、日曜の朝であります。

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2014年1月25日土曜日

第2回 North 40-40 ワインと料理を楽しむ会

昨晩、三沢の本格フレンチレストランNorth 40-40で「ワインを楽しむ会」が開催されました。以前こちらでご紹介した去年の10月の会に引き続き、今回が2回目です。遅くまでゆっくりと平林シェフの美味しいお料理とワインのマリアージュを堪能することができるよう、三沢に宿を取り、フィリップと二人でいそいそと出かけました。

 
今回のテーマはチーズでした。モン・ドール、ラクレット、カマンベール、フォルムダンベールの4種類のチーズと、ワインがずらりと用意されており、席に付く前にうっとりと見とれました。
 

店内には約10名用の横長テーブルが整然と3列並び、ワインの品種、格付け、ラベルの見方、選び方などについてわかり易く解説された資料が参加者たちを待っていました。


 
参加者の方々が揃うまで白ワインを頂きながら、North 40-40とコラボしてこの素敵なワイン会を実現させている中居一成さんとお喋りをして過ごしました。一成さんは中居酒店の4代目にあたり、Douce FranceのAPフランス語会話個人レッスンにも参加してくださっています。私は隣の座席の一成さんのご祖母様と少しお喋りをする機会にも恵まれました。また今回は、友達の倫子ちゃん・ルー夫妻とご一緒できたことが何より嬉しかったです。
 
時間となり、平林シェフ、一成さん、十和田からいらっしゃったソムリエの方々のご挨拶の後、一成さんが音頭を取って、ブルゴーニュのピノ・ノワールで「サンテ!」とフランス風に乾杯しました。
 
 
いよいよ待ちに待った会食が始まりました。早速のモン・ドールの登場に、フィリップと思わず「おおおっ!」と歓声を上げてしまいました。
 
 
モン・ドールは直訳すると「金の山」という意味になります。フランスとスイスの国境付近、ジュラ山脈の周辺の、高地で放牧される牛の牛乳から手作業で生産される季節限定チーズで、こってりと夢のように美味しいチーズです。大皿で運ばれるお料理を、同じテーブルの方々と取り分け合って、この貴重なチーズと共に頂きました。
 
海峡サーモン、真鱈などの自家製スモーク
 

 
シーザーサラダ
 
 
次に登場したのはカマンベールです。懐かしい本場のカマンベールに、フィリップも感激していました。フランス人のフィリップとアメリカ人のルーの豊かな感情表現と、フィリップの英会話に倫子ちゃんと笑いながら、美味しく頂きました。
 

セミハードタイプのラクレットが程よく焼けるいい匂いも漂って来ました。

 
とろけるあつあつラクレットを、茹でたポテトやパン、生ハム、コッパなどと一緒に頂きました。平林シェフ自らお皿に取り分けてくださった仔鹿のテリーヌも、ワインとの相性が絶妙で味わい深かったです。
 

最後のアオカビタイプのフルムダンベールは、蜂蜜と粗引きの胡椒と共に頂きました。至福の美味しさでした。

 
こちらはカスレと呼ばれる豆料理です。みんなで唸りながら食べました。
 
 
ワインは2011年のピノ・ノワール(フランス)の他、エヴォディア2011年(スペイン)、ドメーヌ・ドゥ・セラム・シラー・レゼルヴ2011年(フランス)、そしてロッソ・ディ・モンタルチーノ2010年(イタリア)を楽しませて頂きました。
 
今回のワイン会では、ゲームの時間があり、とても盛り上がりました。まずは、この日に登場した4種類のワインを目隠しをしてティスティングし、どのワインであるかを当てるというゲームです。挑戦したのはソムリエのお二人と一成さんです。2本正解した一成さんが一等になり、大喝采を送りました。
 

プロたちにとってでさえ、目隠しではかなり難しいようでした。次は参加者たちの番です。希望者を募って、今度は2本で当てるゲームをしました。フィリップが手を挙げました。目隠しをしても無事2本を当てることができたので良かったです。


正解のご褒美に、一本好きなワインをプレゼントして頂き、ご機嫌でした。


他にも、たくさんの人が参加なさって、賑やかでとても楽しかったです。


 
この様に、North 40-40での第2回「ワインを楽しむ会」を満喫させて頂きました。偶然同じテーブルになった初対面の田邊さんご夫妻ともすぐに打ち解けて、素敵な晩となりました。みなさん、ありがとうございました。
 

 
最後に平林シェフを囲んで記念写真を撮って頂きました。頭上にフィリップの大きな手がありながら、仕方なさそうに笑っている可愛い一成さんを見て思い出し笑いをする、土曜日の午後であります。
 
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