2022年10月31日月曜日

煤(すす)と暮らす〜今日はいよいよ抜糸にゃん

みなさん、おはようにゃん。すすにゃん。

今日はやっと、獣医さんに抜糸をしてもらえる日なのにゃん。糸がなくなれば、たぶんこのエリザベスなんちゃらを脱がせてもらえるにゃん。

そしたらすっきり、また全身ぺろぺろできるにゃん!忙しくなるにゃん!ぐふふ。

昨日は、パパが薪をサロンに移す時、いつもは出入り禁止な玄関で遊ばせてもらえちゃったのにゃん。すす、超興奮したにゃん!

すす「ここ、最高にゃん!」

薪はいい匂いがして最高にゃん。


すすは炎も大好きにゃん。このところお家が暖かくて、薪ストーブはつけてないから残念にゃん。またゆらめく炎を見つめたいにゃん。

じゃ、みなさん、よい一日を!にゃん。

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2022年10月30日日曜日

宝塚初観劇で爆睡〜2007年12月27日のフランス日記より

みなさん、おはようございます。今日はフランス在住時代の日記から、一時帰国した際に母が連れて行ってくれた宝塚歌劇団初体験の思い出をご紹介したいと思います。どんな時も寛容で優しい母でありました。

「すすは宝塚なんかより、パパの抱っこにゃん!」

2007年12月27日
母と上京した午後、日比谷みゆき座にて宝塚というものを初体験した。大ファンである宝塚花組男役トップスターの春野寿美礼がクリスマスに退団するとあって、母は10月頃から何度も上京しては舞台だのパーティだのと通い続けていた。今回私が出張で12月に日本へ行けることになったと報告するとすぐ、宝塚を鼻で笑う娘に是非観せたいと、この日のチケットをネットで競り落としたのだそうだ。通常8000円のチケットを2万5千円、二人分で5万円も出して買ったと聞き、思わず「えええっ!もったいな~い!」と叫ぶ娘に、「その甲斐は充分あるのよ。」とうっとりと言う母…さて、どうだか。 

煌びやかな会場へ入り、前から10列目の席に並んで座った。こういう良い席が取れるのは珍しいらしい。「これなら寿美礼さんがよく見えるわ…。」と満足そうな母。観客の90%は女性だが、年齢層は小学生から古希の母よりずっと年上まで幅広い。きょろきょろとあたりを観察しているうちに幕が上がった。 

確かに、華やかでみんな綺麗ではある。歌もうまいよなぁ…と観ているうちに、会場の熱気のせいか暑くてたまらなくなり、そのうちにだんだん気分が悪くなって来た。母は舞台に釘付けだし、こんな盛り上がりを見せているところで席を立つのは悪いだろうと思い、必死にがまんした。目が回り、冷や汗が出て来て、あとどのくらいで休憩時間になるのだろうかと、舞台をやぶ睨みしながら待った。そしてようやく幕が下りたので、母に「ごめん、ちょっと気分が悪いから廊下で休んで来る。戻ってくるから心配しないで観ていてね。」と言って席を立った。 

会場を出ると、廊下にソファがあるのを見つけ、そこへなだれ込んで上半身を横にして目をつぶっていた。しばらくすると、係員の女性が心配して「よろしければ別室でお休みください。」と声をかけてくれた。母には一人でも観ていてくれるようにと伝えてくれるとのことだったので安心して、ベットのある別室へ案内してもらい…爆睡した。 

目が覚めたのは、舞台を見終えた母が入って来た時。1万5千円分は寝ていた娘だが、罵倒することもなく、呆れるわけでもなく「時差ぼけだからねぇ、仕方ないわよ。大丈夫?」と気遣ってくれるところがフランス人とはできが違う。母が日本人で良かった。 

東京滞在中、母は何度も朝早くにホテルを出て、寿美礼さんの劇場入りを見守った。「今日はファン・クラブのコスチュームで行く日なの。」といそいそとパーカー、手袋、スカーフなどをつける姿には笑った。

ほんの一瞬、ファンであるスターを見たいがために、寒い中、長時間列に並んで待つ母がとても健気に思えた。私だったら…有り得ない。だいたい、彼女、女だし。 

今朝の母とのメール交換でも、彼女の話題が随分と出た。退団記者会見では、「歌や踊りを生かした仕事をどんどんやって行きたい。」と言っていたようだが、今日の情報には「私人に戻って静かに暮らしたい。」とあったそうだ。もう会えなくなると思うとたまらなく寂しいのだと嘆く母に「あ、そりゃ結婚じゃないの?変な人と結婚したらショックだねぇ。」とからかうと、「ううん、誰とでもいいの、彼女が幸せならば。」という返事。あ、聞いたことある…それは3年ほど前に、フィとの再婚を決めた私に母が送った言葉と同じであった。

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2022年10月29日土曜日

煤(すす)と暮らす〜猫も生あくびにゃん

眠くもないのに出ちゃう生理現象「生あくび」・・・猫もするんですね。煤(すす)が大あくびをするたび、眠いからだとばかり思っていましたが、実は生あくびの場合も多々あるようです。

ネットで調べてみると、
○寝起きのあくび
 睡眠中に不足していた酸素を脳に取り込むため
○寝ているところを起こされた時のあくび
 不満を表している
○ストレスをかんじている時のあくび
 自分の気持ちを落ち着かせるため
○私たちに面と向かってするあくび
 不安や敵意がないことを示すため
○手足の伸びをしながらするあくび
 自律神経を整え、脳や身体の覚醒を促すため
など、興味深い事実が。そうだったのね。

観察していると面白いけれど、お嬢さん、たまにもの凄い顔になっていますよ。


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2022年10月28日金曜日

煤(すす)と暮らす〜エジプシャンマウが人見知りって本当かにゃん

ネット上でエジプシャンマウについて調べると、よく「臆病で人見知りが激しく、知らない人は苦手」と書いてあります。

うちの煤(すす)も本当にそうかしら?私たちが横浜市のブリーダーさん宅で初めて会った時は、全く怖がる様子もなく、近寄って来て、すぐに抱っこさせてくれたものです。

薪だらけの家でも、室内に入ったことのある業者さんに怯えることはなかったし、先日届け物をしてくれたフィリップの旧友オリヴィエにいたっては、三人で話していると、興味津々で自分から近づいて、盛んにくんくんしていました。もしかしたら、オリヴィエがハムスターを飼っているからかも!?それとも「パパと同じ言葉を喋る人だ!」と親しみを感じたのかしら。

抱っこしてもらっても全く問題なく、オリヴィエの腕の中でじっとしておりましたよ。すすったら、飼い主より社交的かも。

あ、そういえば、偶然にもオリヴィエのシャツとすすの目の色がお揃いですね。写真で見るより本物の方がかわいいと褒めてもらえました。

オリヴィエ、久しぶりに会えて嬉しかった!ありがとう!今度またゆっくりお喋りできますように。

というわけで、すすはエジプシャンマウながら、人見知りとは言えないようです。

おまけの写真は、アークティック・モンキーズを聴きながら、ノリノリのパパに遊ばれたすす。「やめてにゃ〜ん」

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2022年10月27日木曜日

煤(すす)と暮らす〜玩具は要らない孝行娘にゃん

我らの愛する煤(すす)にと、今までにいくつかの猫用玩具を貢いで参りましたが、見ていると嬉々として遊んでいるのは・・・

ただのヒモや




散歩途中に拾って来た松ぼっくりや


リボン、段ボール、ワインのコルク栓、ペットボトルのキャップなど、つまり日常生活の中にあるなんでもない物ばかり。

そうか、わざわざお金を払って、玩具なんか買う必要はないわけかと、やっとわかりました。

そうそう、薪だらけの家に暮らしているせいか、木の切れ端で遊ぶのも大好きな娘であります。

あとはパパの腕と手。後ろ足でけりけりしながら、かぷかぷと甘噛みしています。夢中になると、けりが結構痛いらしい・・・だめ、だめ、私は御免です。でも心配ご無用。この人にはしちゃいけないと、なぜかわかっているようですよ。マミィはいつも穏やかで優しいけれど、怒らせると凄く怖いと本能でわかるのかも(笑)

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2022年10月26日水曜日

煤(すす)と暮らす〜甘えん坊モード全開にゃん

寒くなって来たからか、傷が痛いのか、エリザベスウエアが嫌すぎるのか、ただなんとなくそんな気分なのか・・・。よくわかりませんが、最近、煤(すす)の甘えん坊モード全開であります。

まだ早い気もしましたが、すすのためにもと、もう床暖房のスイッチを入れてしまいました。

パパが別室でフランス語オンライン個人レッスン中は、私にべったりになります。お膝の上で念入りにグルーミングするのですが、エリザベスウエアを舐めてもねぇ。舌が痛まないのかと心配になります。

しつこく遊んでとねだっていたすすはどこへやら。術後は膝でうとうとすることが多くなりました。

こちらはある晩、パパのお膝でニャンモナイト。


昨日、獣医さんに術後の傷を診てもらいました。腫れてもいないし、綺麗で問題ないそうで安心いたしました。

あとは月末の抜糸を待つのみ。このぼろぼろのエリザベスウエアと早くお別れしようね、すす!

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2022年10月25日火曜日

煤(すす)と暮らす〜ティッシュボックスケース猫にゃん

なにせ暇なもんで、こんなことをして笑っております。題して「ティッシュボックスケース猫」。


だってほら、すすったら本当にボックスケースみたいなんだもの。以前、ネット上のどこかで見たことがあり、やってみたいと思っていたのですよ。

写真を撮ってから、すぐにティッシュを取ってなでなでしましたが、笑われた煤(すす)の方はいい迷惑。むっと後ろを向いてしまいました。ごめん、ごめん、病み上がりなのにねぇ。


それにしてもお嬢さん、むっちりして来ましたね。今回のでべそ手術で新調したエリザベスウエアのサイズはM。残念ながら、すすには胴回りがぶかぶか過ぎて。そのせいか先日、いつの間にか片足が脱げているのを発見したので危険。仕方がないので、洗濯してしまっていた、前回の避妊手術時の同色Sサイズのウエアを引っ張り出して着せております。あー捨てなくてよかった。

相変わらずがりがりやるので、この通りさらにぼろぼろになり、首の後ろは裂けるし、背中に穴が。なんとかあと1週間程持ち堪えることができますように。

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2022年10月24日月曜日

煤(すす)と暮らす〜「おはよう」とねだる猫

先日このブログで呟いたように、我らが愛猫すすは、ごはんをおねだりする時に「おはよう」と鳴くのです!え、そんな馬鹿なですって?

「ホントにゃん!」(すす力説)


本当か嘘か、それではみなさんにも聴いていただきましょう!

いかがでしょうか。え、空耳アワー?(笑)

おまけの写真は、フィリップによる日曜日のデザート、タルト・オ・ポムでございます。青森県産紅玉を使ったコンポートにラム酒が効いて、まさにフランスの家庭的なデザートです。うまうま!

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2022年10月23日日曜日

可愛いエマ猫の思い出〜2006年11月01日のフランス日記より

今日ご紹介するのは、我らが煤(すす)ではなくて、懐かしのエマ猫でございます。フィリップの次女エマがまだ8歳の時の思い出日記です。

20061101

ハロウィンの昨日、街に出ると小さな魔法使い、かぼちゃ、骸骨たちがキャンディをねだって歩いているのを見かけた。 


その度にエマ(8歳)が、 

「ね~ね~、私もあれやりた~い!」 

「ね~ね~、なんでうちはハロウィンやんないのぉ?」 

「ね~ね~、キャンディほしい!」 

とうるさい。 


そんな様子をまるで見ていたかのように携帯が鳴り、「ねぇ、ハロウィンだからさ、今夜おいでよ!」とドゥニーズの元気な声が街に響いた。振り返ってみんなにその旨伝えると、「行きたい!行きたい!ねぇ、パパいいでしょう?」とエマはもはや興奮状態で目がランランと光っている。中学生になったマリオンは「私はまぁどっちでもいいよ。」と大人びた顔をして応える。フィパパは「どうせ僕は夜勤で居ないんだから、3人でお邪魔すれば?」 


夕方家へ戻るなりエマが、 

「ね~ね~、魔法使いの仮面作りたい!」 

「ね~ね~、お鼻が難しいから、手伝ってくれるでしょう?」 

とうるさい。 

見ると、もう黒い骸骨の衣装を着てる! 

「エマ、これはもう小さくてだめなんだからぁ。」と脱がすと、 

「ね~ね~、じゃ何に変装しようか、どうする?どうする?」 

と、なにしろうるさい。 


そこで、「もう、仕方ないなぁ・・・」ともったいぶって腰を上げ、がさごそと収納庫から私が取り出したのが「猫」と書いた箱。そして、ぴったりとくっついて見ているエマにじゃじゃ~ん!と開けて見せたのが、2年前に私が作った猫の仮面、しっぽ、手の3点セットなのだ!エマの口から出た「おおおっ~」という感嘆のため息を聞き、大満足の私。ひひひ。 



というわけで、写真のエマ猫。グラモン家でもしっぽを振ってはしゃぎ回り、絶好調でしたがな。夜中近く、やっと彼女の充電池は切れ、帰宅するなり猫衣装を脱ぎ捨て、歯磨きをしながら目は半ば閉じ、ベットに入るなりぐうぐうと寝ていた・・・笑える。うるさいけど可愛い可愛いエマ猫なのであった。 



煤猫はと言えば、新しいエリザベスウエアがすでにぼろぼろになりつつあります。

すす「はい?何か?」


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2022年10月22日土曜日

煤(すす)と暮らす〜術後もやめられない高みの見物にゃん

おはようございます。我らの愛娘すすのでべそ手術後、無事に2日目の朝を迎えました。よく食べて、水もよく飲み、痛がる様子もなく元気であります。

傷に障ると困るので、ハイジャンプを防ぐため、本棚や食器棚へは直接跳べないように、板などを付けて工夫しておりますが、やはり見下ろすのが好きなのが猫。フィリップのオーディオコーナーをちょこちょこつたって、高みの見物をきめこんでいます。

パパが薪ストーブ前から移動させて固定させてくれた、あけびかごがお気に入り。こちらでご紹介したことのある、もと洗濯かごです。


うとうとしていても、パパが台所へ行くなり慌てて降りて来て、柵の前でおねだりが始まります。






最近そのおねだりの鳴き声がいくらか変わり、明らかに「おはよう、おはよう」と言っているように聞こえるので、フィリップと大笑い。そのうちまたビデオに撮りたいと思います。あぁ、暇人ブログ。

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2022年10月21日金曜日

煤(すす)と暮らす〜でべそ手術無事終わったにゃん

昨日の朝、ごはんもお水ももらえないまま、獣医さんのところへ連れて行かれたのにゃん。前の手術のことが蘇って来て、逃げたくなったけど時すでに遅し・・・麻酔で、あっという間に記憶が遠のいていったにゃん。

で、気づいた時にはまたこのお洋服を着せられていたにゃん。眠っている間に手術は終わっていたわけにゃん。


マミィとパパが迎えに来てくれて、すすは嬉しくて、もう早くお家に帰りたくて、思わず大きな声で鳴いて、パパに抱きついちゃったにゃん。獣医さんに甘えん坊って笑われちゃったにゃん。

お家に帰ってから、7時頃までお水をもらえず、喉がからからだったにゃん。時間になって、ようやく飲めた時には「なめる程度にして様子を見る」って言う獣医さんからのアドバイスはどこへやら、ごくごく飲んじゃったにゃん。

それから8時頃に少しカリカリも食べられて、吐かなかったから大丈夫にゃん。

そして今朝はやっと、普段通りにカリカリとウエットをもらえて、全部食べたにゃん!

さ、今日もニャルソックしなくちゃにゃん。みなさん、ご心配をおかけしましたにゃん。よい一日を!にゃん!

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