あれはまだ30代の頃、なにを思ったかスペイン語会話学校に通ったことがあります。たった一年間ほどでしたが、真剣に勉強したので、案外話せるようになりました。さっそく格安ツアーでマドリッド、バルセロナ、セビリア、グラナダなどを巡り、レストランやお店で地元の人たちとの会話を試してみたところ、話が通じて、大層嬉しかった記憶があります。
それから何十年も触れていなかったスペイン語ですが、今の職場にスペイン人研究者が何人か居て、賑やかで踊るようなスペイン語が廊下から聞こえて来ます。なんとも懐かしくなり、また勉強し直してみようという気になりました。こちらの単語帳を買って、まずは通勤時に付属のCDを繰り返し聴くことから始めたのですが、なかなか楽しいです。
フランス語に比べると、スペイン語はべらんめえ口調で発音が簡単です。車の中でひとり、大声で単語をリピートしながら、可笑しな発音に吹き出すこともたびたび。面白い発音のスペイン語単語を聴きながら、川柳を考えてみたりして。
「馬鹿にする奴こそ愚かと牛が鳴く」 vaca (バカ)ー雌牛
「欲しいのに消えろと吠えてほぞをかむ」 quiero (キエロ)ー私は~したいのですが
「大将がもう食べるなと言うまいか」taberna(タベルナ)ー居酒屋
「ビビるほど怖くはないよ生きるのは」vivir (ビビル)ー生きる
「こんなハム誰が買うかと破門され」jamon (ハモン)ー生ハム
「天日干し足の絡まるスルメイカ」calamar(カラマル)ーイカ
「コラそこの!列に並べよ中国人」cola(コラ)ー行列
「天婦羅の旨くて早い番丁庵」temprano(テンプラノ)ー早く
あぁ、我ながら実にくだらない・・・
「阿呆に効くにんにくひとつくださいな」ajo (アホ)ーにんにく
こんな調子で果たして会話できるレベルになるのかと笑う、土曜日の朝であります。
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よろしくお願いします。
はい、東京です。
返信削除ここに書き込んでもどっかに行ってしまうようですね。
8月3日にも書き込んだんですが。
ブログへのコメントお知らせメールがストップしていたようです。ごめんね。そしてありがとう。
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