2016年5月7日土曜日

毛越寺、そして達谷窟(だっこくひ)毘沙門堂~GW小旅行記その2

平泉では、ホテル武蔵坊という素朴な温泉宿に泊まりました。すぐ隣が毛越寺というロケーションが魅力的でした。今日は、二日目の平泉でお散歩がてら見学した毛越寺と、達谷窟(だっこくひ)毘沙門堂の写真をご紹介したいと思います。

【毛越寺】


芭蕉句碑
 「夏草や兵どもが夢の跡」


本堂




築山


開山堂

金堂円隆寺跡
 

遣水

常行堂


  
大泉が池

【達谷窟(だっこくひ)毘沙門堂】
 











顔面大佛


このように平泉では、フィリップと共にいくつかある世界遺産~浄土を表す建築・庭園お呼び考古学的遺跡群の中から中尊寺、毛越寺、そして達谷窟(だっこくひ)毘沙門堂を訪れることができました。特に、1200年の歴史を誇るという達谷窟(だっこくひ)毘沙門堂が印象的でした。こうした歴史的建造物を前に、自分たちの生きている時間が歴史上ではほんの瞬間にしか過ぎないということを改めて実感する、土曜日の朝であります。

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2016年5月6日金曜日

平泉での嬉しい再会~GW小旅行記その1

昨日、無事三沢市の自宅に戻りました。少しずつ、GW小旅行記を綴ってみたいと思います。今日は、旅先で「仏像も笑ってる〜雨の中尊寺」にて少し触れた、初日について書いてみたいと思います。

平泉に無事到着するも、予想外の寒さに震えあがりました。覚悟していたとはいえ、観光地の人混みに驚き、疲れもあって、なんだかどんよりとしてしまいました。ちょうどお昼時で、どこも満員だったのですが、タイミング良く老舗和食店「泉橋庵」に入ることができました。



二人で温かい天ぷらそばを食べると元気が出て、雨の中尊寺へ向かいました。まだ20代の頃、家族で何度か訪れたことがあるはずなのですが、あまり記憶がありません。若い頃には家族と軽い足取りで進んだに違いない月見坂を、ゼイゼイ言いながら必死で上りました。年は取りたくないものです。

たくさん撮った中尊寺での写真の中から、何枚か簡単ご紹介させて頂きますね。


弁慶堂



中尊寺本堂




薬師堂



その後、金色堂を見学して坂を下りました。その間、遠野をご家族と観光中だったみちるさんと連絡を取り合っていました。天気も悪く、もしかしたら合流は無理かもと思ったのですが、ご主人のクリストフさんとわざわざ時間を作って会いに来てくださって、再会を果たすことができて感激しました。



みちるさんとの出会いは、お互いにまだノルマンディに暮らしていた頃のことです。確か、Mixi(ミクシィ)の「ノルマンディの日本人」という楽しいコミュで知り合ったのです。当時、私が楽しんで気ままに作っていたアートもどきの額を、クリストフさんのご両親へのプレゼントに選んでくださり、それを届けに隣町カンのお宅へ会いに行きました。それについては、以前このブログの「ボルドーの額」でご紹介したことがあります。


当時みちるさんが送ってくださった
クリストフさんのご両親、ウリスくんと「ボルドーの額」の写真

今回は、ボルドーから遊びにいらっしゃっているクリストフさんのご両親と一緒に、今はすっかり大きくなった長男ウリスくんと、その後ご誕生の長女あやめちゃんと6人で東北を旅行なさっていたのです。ご両親は、毎年日本へ遊びにいらっしゃるそうで、そのたびに九州、四国など、あちこち一緒に巡って楽しんでいるそうですよ。

クリストフさんとは初めてお会いしたのですが、とても気さくで、いろいろな話題で盛り上がってとても楽しいひとときでした。渋谷区にお住まいのお洒落で素敵なカップルです。上京の際にでも、また今度はもう少しゆっくりとお会いできたらと思います。

さて、今朝久しぶりに、当時「ボルドーの額」に合わせて作った詩を読み返してみました。

ガロンヌ川のように野生的で、
ビクトリー広場のように喜びにあふれ、
ロアン宮殿のようにおごそかで、
大審裁判所のようにたぐいまれで、
ブルゴーニュ門のようにもてなしが良く、
セント・ミッシェル大聖堂のように寛容で、
ピエール橋のように不滅な、
そんな自分でありたい。


あぁ、見事にどれひとつも当てはまらないと我ながら呆れて笑う、金曜日の朝であります。

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2016年5月4日水曜日

男鹿温泉郷からつがる市稲垣温泉へ

昨日、男鹿温泉郷から海沿いの道をドライブし、青森県に入って、つがる市の小さな温泉宿、稲垣温泉ホテル花月亭へやって来ました。

来る途中、深浦町の「大岩」にそそられて車を降りました。下の写真の左手が大岩です。ぽつんとひとり、釣り人をご覧頂けるでしょうか。


国道から大岩まで、海の上を100mほど続く遊歩道を、潮風に煽られながら進みました。荒々しい岩肌の急階段を恐る恐る上り、身を屈めて小さな洞窟をくぐって出たところで、私のオンボロ心臓が「もう勘弁して」と悲鳴を上げました。仕方がないので頂上からの景色は諦めて、最後の階段下で息を静めながら、フィリップを待つことに。ほんの数分間のことでしたが、上から意気揚々と下りて戻って来るフィリップの姿を見てほっとしました。

五所川原市でお昼ごはんを食べた後、立佞武多(たちねぶた)の館に寄り、3基の大型ねぶたの実物を初めて見て圧倒されました。我が母が絶賛していたのも頷けます。

今回のつがる市のお宿は、素朴ながら割と快適で良かったです。なにしろ、男鹿半島からの日本海の景色が美しく印象的だったので、はるばる来た甲斐がありました。

さて、二人の気ままな小旅行も今日でおしまい。今朝、ゆっくりと青森市経由で三沢市へ戻ります。フィリップとの楽しく気ままな東北4泊5日の旅を振り返る、木曜日の朝であります。

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2016年5月3日火曜日

フィリップ誕生日祝い〜男鹿温泉郷にて

秋田市から海沿いをドライブして男鹿半島へやって来ました。昨日はなんと、気温が30℃を超え、汗ばむほどの暑さとなりました。秋田で5月に真夏日となったのは初めての事だったそうです。

男鹿温泉郷の男鹿観光ホテルの部屋で、夕食前にフィリップの誕生日を祝って、持って行ったシャンパンを開けました。今回はグラスを持参しなかったので、部屋の湯呑み茶碗で乾杯しました。年齢に相応しく、なかなか渋い祝杯となり可笑しかったです。


誕生日プレゼントは、Apple Magic Mouse 2です。デザインの良さに惚れ惚れ。スクロールをするボタンがなくなったなんて!


随分前に二人で選んだのですが、フィリップは誕生日まで我慢して箱を開けずにいました。昨晩、早速使ってみて、やはり使い心地が良いとご機嫌でしたよ。

ゴールデンウィークの真っ只中、ぎりぎりになってようやく空きを見つけ、飛びついて予約した今回の男鹿半島のお宿。食事もサービスも今ひとつで残念でしたが、取れだだけでも幸いです。誕生日の良い思い出になりました。

今日はさらに北上して、津軽の稲垣温泉へ向かう予定です。どうぞ今夜のお宿は外れませんようにと願う、水曜日の朝であります。

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2016年5月2日月曜日

平泉、秋田市から男鹿半島へ

昨日は早起きをして、平泉を発つ前に毛越寺と達谷窟(だっこくひ)毘沙門堂を訪れました。朝早かったので、観光客はまだほとんど居らず、静まり返った空気の中、誰にも視界を遮ぎられずに観賞することが出来ました。「早起きは三文の得」を実感しましたよ。

達谷窟(だっこくひ)毘沙門堂

その他の写真は、帰宅後にゆっくりと紹介させて頂きたいと思いますので、どうぞまたお付き合いくださいね。

毘沙門堂から車を2時間程走らせて、秋田市へやって来ました。秋田県と言えば、フィリップとは十和田湖畔、角館市や乳頭温泉郷へ来たことがありましたが、県庁所在地の秋田市は初めてです。さすが、都会!

間際にあまり良く検討せずに予約したのですが、お宿の秋田キャッスルホテルは地の利が良く、とても快適です。すぐ隣が秋田県立美術館という点も魅力的でした。

さて、今日はさらに少し北上して、男鹿半島へ向かいます。お天気が良く、随分気温が上がる模様です。実は今日はフィリップのお誕生日。良い日になりますようにと寝ぼけまなこをこする、火曜日の朝であります。

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2016年5月1日日曜日

仏像も笑ってる〜雨の中尊寺

ゴールデンウィークを利用して、フィリップと出かけようと決めたのは、先月29日のこと。家族で東北周遊中のお友達、みちるさんの旅程を聞いて、なんとかどこかで彼女たちに合流できないものかと思いついたのがきっかけです。

予約には遅過ぎるだろうと諦めつつ、あちこちネットで検索してみたところ・・・結構あるものですね!駆け込みで平泉の宿が取れました。そんなわけで、思いがけず、昨日から二人で小旅行を楽しんでおります。

昨日は、三沢からの道中も、平泉に着いてからも、冷たい雨に祟られてげんなりしました。5月に入ったというのに、最高気温が7℃とはどういうことでしょうか。

明治25年(1892)創業の老舗和食店「泉橋庵」を偶然見つけ、天ぷら蕎麦を食べて身体を温めた後、何十年かぶりに、傘をさして中尊寺を歩きました。いつ、どんな機会に来たことがあったかしらと、母にLINEで尋ねると、家族で何度か行った事があるようです。それにしても今回は、悪天候にもかかわらず人出が多くて大変でした。初めてのフィリップは、素晴らしいと感動しつつも、どこでカメラを向けても人と傘が入るので、ちょっとうんざり。仏像たちが、なにしろゴールデンウィークですから仕方ありませんよと笑っているように見えました。


観光や宿のこと、みちるさんご夫妻との再会についてなど、また帰宅後にゆっくり綴ってみたいと思います。

せっかくの機会なので、少し足を延ばし、今日は、これから秋田市へと北上する予定です。お天気が回復して良い日になりますようにと祈る、月曜日の朝であります。

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クイズその26の答えです!

昨日の「健さんとおうちでフランスワイン試飲会」で出題したクイズその26、みなさんお分かりになりましたでしょうか?

正解は、BASS EGG (ベース エッグ)ワイヤレス・バイブレーション・スピーカーです!なんと、身の回りのものにこれをピタッとくっつけるだけで、それを振動させてそこから音を出すことができるという優れものなのです。



健さんのスマートフォンとこの振動型スピーカーをBluetoothで接続し、健さんのお気に入りのジャズを、順番に暖房機やテーブル、ガラス窓などさまざまなものに貼り付けて、それらをスピーカー・コーンに変え、音の違いを比べながら聴いてみました。

健さんが台所で見つけたキッチンエイドのミキサーのボールで、トランペットの音色を聴いてみてうっとり。驚きの高音質でしたよ。


まるでコンサート会場に居るかのような臨場感。手をのせたテーブルからも、足をつけた床からも、振動が伝わって来て、三人で興奮しながら聞き惚れました。


どうやら、管楽器の音楽はメタル製のもので聴くのが正解のようです。いい大人たちがもう真剣そのもので、今度は試しに水を入れてみたりして。水の量によっても音質が変わるので面白かったですよ。



ロックにはガラスのボールがいい感じでした。健さんが、エリック・クラプトン、スティービー・ワンダー、プリンス、ピンクフロイド、ディープ・パープルなど、往年の名曲を次々にかけてくださって、サロンはコンサート会場のようになり、実に楽しかったです。



ピクニックやキャンプにもいいですね。車にくっつければ、車全体がスピーカーになってしまうわけです。これはもう是非とも買ってやってみたいです。もうすぐTSUTAYA八戸ニュータウン店 さんで販売開始だそうですよ。

おでこにくっつけて、自分の頭をスピーカーにして「おぉ、響く、響く」と喜んでいたフィリップを思い出して笑う、日曜日の朝であります。


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