2013年11月14日木曜日

引越売りの思い出

先日こちらで、ノルマンディから八戸への引越の思い出について書きました。写真を見ていて、引越売りのことを思い出しました。

幸い、大物の車2台はスムーズに売れました。フィリップの愛車ボルボのカブリオレは、ボルボのディーラーの口利きで、地元の人が買ってくれました。私の愛車二人乗りおんぼろスマートは、ノルマンディの心の友、麗ちゃんとクリストフが買ってくれました。器用なクリストフの手にかかって見違えるように綺麗になり、毎日、可愛がって乗ってもらっているようで、とても嬉しいです。

引越先に収納スペースが多いこともあり、ほとんどの家具を処分することにしました。「売ります、買います」のサイトに掲示すると共に、ちらしを作って友達や知人にも声をかけました。


もともとフィリップと生活するため、二人で買い揃えた家具なので、大して価値のあるものではありません。けれども、それぞれの家具に思い出と愛着があるので、できれば知っている人の所で使ってもらえたらと思ったのです。

ガーデニング器具処分のちらしも作りました。


なにしろ早く処分しなくてはならなかったので、値段設定を低くしました。そのおかげで反響が大きく、家具類やガーデニング器具などはほとんど売れました。

フランスには赤帽さんは居ません。売れた家具の運搬はどうするのだろうと思っていたのですが、ほとんどの人が自家用車やトラックで取りに来てくれました。引越間近になって来て、ひとつ、またひとつと家具が去っていくのを、少し寂しい思いで見守りました。そんな写真が何枚か残っているので、みなさんにご紹介したいと思います。

台所で使っていた仕切り棚やテレビ、テレビ台などは、ノルマンディの心の友、ゆい子ちゃんとたろさんが買ってくれました。彼らの素敵なジット MAISON DU CHEVALIER DE RANTOT の一部で利用してくれているそうです。

 
和食器を飾っていたガラスの飾り棚は、友達のフレッド・ナターシャ夫妻が買ってくれました。ナターシャが趣味で作っている小さな人形を飾って使っているそうです。
 

洋服だんすは友達のバレリーが買ってくれました。旦那さんと来て、慣れた手つきで自家用車の屋根に積んで帰りました。

 
食器入れは、サイトを見た地元の人が買ってくれました。シェルブールの街角で、いつもギターの弾き語りをしているおじさんでした。良い買い物ができたと大層喜んでくれたので、こちらまで幸せな気持ちになりました。
 
 
本棚も、サイトを見た人が買ってくれました。趣味で狩猟をする人で、ライフルを飾るために使ってくれるそうでした。
 

心の故郷ノルマンディの、懐かしい思い出のひとコマであります。庭の芝生をすっかり覆いつくした枯葉の絨毯を眺めながら、ちょっと切ない気分の、木曜日の朝であります。
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2 件のコメント:

  1. スマ子は今日もお疲れサラリーマンとその息子を載せ、ノルマンディーの灰色の空の下をエンヤコラと健気に走り続けておりますよ・・・先週私も初めて運転してみたよ!セミオートマチックって面白い~癖になりそう~

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  2. れいちゃん、須磨子はご家族の皆さんに可愛がってもらって、本当に幸せ者であります。
    大きなマニュアル車を豪快に走らせているれいちゃんは、須磨子を玩具のように感じるのでは?(笑) 

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