2013年11月18日月曜日

種差海岸天然芝生地からの遊歩道

昨日はフィリップと午後からお散歩に出かけました。「葦毛崎展望台からの遊歩道」で書いたように、9月に葦毛崎展望台から白浜海岸までの遊歩道を楽しみました。今回は、残りの白浜海岸から種差海岸天然芝生地までを歩くことにしました。

最初、白浜海岸から出発するつもりだったのですが、夏にたくさんあった駐車場が、全て寂しげに閉まっていました。停める場所を求めてしばらく車でうろうろしましたが、しまいには諦めて、駐車場のある種差海岸天然芝生地から白浜海岸まで、逆向きに歩くことにしました。

地元の方たちには言うまでもないことですが、種差海岸はその美しい景観により、国の名勝および三陸復興国立公園などに指定されている場所です。夏にはその天然芝地の芝が、まるで緑の絨毯のように一面に広がります。今の時期はひなびた色合いとなり、とても風情があります。


 
 案内図を確認して、張り切って出発です。
 
 


フィリップは、鼻歌を歌いながら携帯で写真を撮りまくる私を何度も振り返り、転ばないかを心配していました。子供じゃあるまいし、大丈夫です。

 
「淀の松原」にさしかかり、うっとりと上空を見上げながら歩いていて、躓いて転びそうになりました。「ほら、見たことか!」と言われてしまうので、フィリップに気づかれなくて良かったです。
 

 
足を止めずにはいられない景色です。もう少し身を乗り出して見たいところですが、やめておきました。
 

 
おや、「コウモリ穴」だそうです。
 


見逃すわけには行きません。遊歩道から逸れて、山肌を上がりました。鼻歌は「バットマン」です。


大きな割れ目の隙間に、コウモリがびっしりと住みついていたのだそうです。ちょっと期待しすぎでした。空っぽのコウモリ穴から下って、また遊歩道を進みました。

 
左手に、JR八戸線のひっそりとした線路が見えます。
 



こちらは石割桜だそうです。その逞しさを称えながら、「一念岩をも通す」という諺を思い出しました。

 
右手にぽっかりと「白岩」が見えました。ウミウやヒメウの糞で真っ白です。肉眼では見えませんでしたが、表面にぽつぽつと穴が開いており、季節になるとそこにイワツバメが巣を作るのだそうです。
 


小さな深久保漁港を通り抜けます。


そして白浜漁港が見えて来ました。ゴールまではもう少しです。

 
片道約2kmではありますが、結構アップダウンがあり、日頃あまり歩いていない私にはそれなりに堪えるお散歩でした。白浜海岸へ出て来た時にはほっとしました。
 
 
この夏に何度か海水浴に来た砂浜です。腰を下ろし、波とカモメを眺めて、二人でぼんやりとしました。
 
 
おなかがすいたので、渋々と重い腰を上げ、また来た道を引き返し、天然芝地へと戻りました。
 
帰宅途中に、「海の音」さんに寄り、7種類の野菜のキッシュを頂きました。ヘルシーでとても美味しかったです。
 
 
 
景色を愛でながら、程良く運動し、気持ちもリフレッシュできて、楽しいお散歩となりました。今日からまた新たな一週間の始まりです。石割桜のように・・・というわけには行きませんが、元気で逞しくありたいと思う、月曜日の朝であります。 
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2 件のコメント:

  1. 昔、ママも同じコースを歩いた。松林の中に、千本槍の群生があります。
    7月頃が一番、花の見ごろですよ。

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  2. ママ、
    松林の中の千本槍の群生、次回は是非見たいな。来年、お花の見頃には葦毛崎から芝生地までを通して歩いてみるね!

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