2016年11月23日水曜日

傷の痛みが教えてくれること〜ポンコツ心臓修復日記 その9

私のポンコツ心臓僧帽弁形成手術から、早くも22日が経ちました。みなさん、応援のメッセージやお見舞いなどで励ましてくださって、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいなのですが、みなさんになかなかお返事やお礼をすることが出来ず申し訳ありません。どうぞお許しください。

こちらは、渋谷区にお住いのみちるさん・クリストフご夫妻から届いた素敵な薔薇のバスケットです。ノルマンディで交流のあったお二人に、今年のGWに平泉で再会することができた時の喜びが蘇ってきます。今度は東京で、また元気にお会いできますように!
先日は、三沢市の人気パティスリーLa France(ラ・フランス)の正パティシエが、わざわざこちらのお花を届けてくださって感激しました。パジャマ姿で、しかも玄関で失礼してしまって申し訳なかったです。愛らしいお花に癒されます。本当にありがとうございました。
実は、数日前からざわざわと少し動悸がしたり、起き抜けに血圧がどっと下がって貧血でへたり込んでしまったりして、フィリップにまた随分心配をかけてしまいました。ずっと順調だったので、なんだかちょっと落ち込んでしまったのですが、術後にはありがちなことだそうです。

昨日は、フィリップと地元のかかりつけ医のところへ、術後初めて行って来ました。先生が私の肩をぎゅっと握って「本当に良かったですね、安心しましたよ。」と心から喜んでくださいました。先生には、昨年からずっと、手術を強く勧められていました。なかなか踏み切れずにひょうひょうとしていた私は、顔を見せるたびに「このまま放っていたら先はありませんよ!死にますよ!」などと、かなり強い口調で叱責されていたものです。今後は、ニューハートワタナベ国際病院からのデータを元に、ますます親身になってケアをしてくださることになり、とても有り難いです。

おかげさまで、悩まされていた肩から腕にかけての痛みは、ここのところだいぶ和らいで来ました。ところが、今度は傷が痛むようになり、痛み止めをなかなか手放せそうにありません。でも、この痛みも、入院中の苦しみに比べたらなんでもありません。傷がしくしくと痛むたび、手を胸に当て、手術成功の幸運を噛み締めると共に、フィリップ、母、兄家族、フランスの家族、良き友たちや応援してくださるみなさんへの感謝の気持ちでいっぱいになります。

三沢市の今日の最高気温は1℃、最低気温は−3℃の予定です。私の専属看護士・召使い・料理人・コメディアンの夫フィリップと、暖かいお家でぬくぬくと過ごす水曜日であります。

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