2016年9月22日木曜日

秋分の日、シューレアリズムに浸る〜新国立美術館「ダリ展」

シルバーウィークを利用して、フィリップと久しぶりに都会で過ごそうと東京へ出て来ました。なにしろ日頃の行いが良いもので、昨日は・・・土砂降り。秋雨前線を突っ切って、飛行機がかなり揺れました。

予定では、東京都美術館の「ポンピドゥセンター傑作展」の最終日に駆け込むはずだったのですが、悪天候にすっかり気分が萎えてしまい、新宿のホテルからより近い六本木の新国立美術館に変更してしまいました。フィリップの好きなダリの特別展を開催中なのです。
新国立美術館へ行ったのは初めて。美しい近代建築とその広さに圧倒されました。延べ床面積は日本一だそうです。

開放的な建物内は、コンクリートとガラスの調和が素晴らしく、しばし見とれてしまいました。なんだか、フランスの美術館にでも来たかのような心地がしましたよ。祝日とあって、かなり混雑していました。
ダリ展入り口でも、ずらりと行列が出来ていましたが、10分ほどで入場することができました。
混み合った会場内で、鑑賞せずにお喋りをして絵画の前で立ち止まって行く手を塞いだり、鑑賞している人たちの前に割り込んで頭を突き出したりする日本人がいるので驚きました。私たちは背が高いので、少し離れたところからでも見えましたが、そうでない方達は大変だったと思います。

展示作品は250を超え、大変見応えのある展覧会でした。ダリの作品は、シューレアリズムの時代の印象が強いのですが、時代を追って作風が変わりゆく様子が興味深く、行った甲斐がありました。特に、ダリによる「不思議の国のアリス」の挿絵に感動しました。

今日もあまり天気が良くないし、体調もいまひとつなので、ホテル近辺の新宿界隈をぶらぶらとするつもりです。東京の良き友たちにも会いたいけれどまたの機会にと呟く、金曜日の朝であります。

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