2013年9月26日木曜日

ズッキーニ

昨日のフランス人を魅了する「弁当」で、Bento&coの今年のパスタ弁当コンクールにおいて第8位に選ばれたオレリーをご紹介しました。彼女はベジタリアンだそうで、「私のベジタリアン弁当」というブログをやっており、会ったこともない人なのですが、何となく親しみを感じています。いろいろな野菜を工夫してお弁当箱に詰め込んでいて、写真を眺めているだけでもとても楽しいのですよ。

先日のこちらは、クルジェットのタルト入りのお弁当だそうです。なんとも愛嬌があります。


このフランスでポピュラーな野菜を、日本でもフランス語風に「クルジェット」と言うこともありますが、「ズッキーニ」の方が馴染みのある呼び名ですよね。10年ほど前は、日本で買うのは結構大変で値段も高かったと思います。今はスーパーや朝市などでよく見かけられるようになり、値段も安いので、ズッキーニ好きな私たち夫婦にとっては嬉しい限りです。

ズッキーニは見た目はきゅうりに似ていますが、ウリ科カボチャ属なのだそうです。原産地は北アメリカと考えられているそうです。16世紀頃にかぼちゃが欧州に伝わり、19世紀後半にイタリアで選抜・改良されたものの中からズッキーニが生まれたと読みました。

ズッキーニに含まれる成分のほとんどが水分ですが、特にカリウムを多く含んでいるのだそうです。カリウムは塩分を排泄し、高血圧に効果があるそうですよ。その他にはビタミンCも多く含んでいるらしいです。油との相性が良いので、オリーブオイルで炒めたり揚げたりすると甘みが増して美味しいですよね。ラタトゥイユには欠かせません。

さて、ズッキーニの種類をいくつか見てみましょう。

緑色のズッキーニ



黄色のズッキーニ


丸いズッキーニ

 
 
そしてこちらがズッキーニの花で、中に詰め物をして揚げて食べたりします。大昔にアヴィ二ョンの小さなレストランで、初めてそのお料理を食べました。その時の感激は忘れられません。その後、ノルマンディでフィリップにも作ってもらいました。
 
 

また、日本でズッキーニの出荷量が一番多いのは宮崎県なのだそうです。みちの駅とわだへ行くと、さまざまな種類のズッキーニを豊富に見つけることができるので、青森県もたくさん生産しているのではないかと思っているのですが、どうなのでしょうか。
 
 
オレリーのユニークなお弁当をきっかけに、ズッキーニにちょっと注目してみました。これからも、フランスで人気のある野菜について、このブログで時々つぶやいてみたいなと思う朝です。

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2 件のコメント:

  1. こちらのお料理でもこんなに美味しそうで芸術的なお弁当が作れるんですね~道の駅とわだのズッキーニというと、昔まみさんに瓢箪くらいのどでかいのをひとつおすそ分けをいただいたのを覚えてます・・・確かにあの頃はあまりスーパーなどでは見かけなくって、とてもうれしかったです。あのときも確かあの狭い三沢のアパートでズッキーニのタルトを作って食べたような記憶が。

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  2. れいちゃん、ブログご訪問どうもありがとう!
    へぇ、そんなことがありましたか!記憶力が悪いのですっかり忘れていました(笑)
    あの頃の道の駅とわだは十和田市が運営していたのだけれど、2007年から新しく生まれ変わり、特産物のコーナーは産直友の会の生産者さんたちで運営していて、凄く充実しているの!
    料理上手なれいちゃんのズッキーニのタルトも美味しいだろうなぁ。

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