三沢が北緯40度40分であることから、この名前がついたのだそうです。この機会に、今朝、座標系で目をこらして緯線を眺めてみました。ちなみに、ニューヨークが北緯40度42分なのだそうです。
さて、「North 40-40」のお食事のメニューはいろいろとあるのですが、今回はディナーコースの中から、Aメニューを選んでみました。食前の軽いおつまみ、オードブル、ポタージュ、お魚あるいはお肉料理、パンまたはライス、デザート、珈琲または紅茶で、なんと2,835円という格安のお値段です。
軽いおつまみは鶏肉でした。とろけるような美味しさで、さっぱりとした味わいと白ワインがぴったりマッチし、ますます食をそそりました。このような食前のお楽しみを、フランス語では「アミューズ・ブッシュ」と呼びます。直訳すると「口を楽しませるもの」というような意味となるのですが、この鶏肉はまさにそんな感じでした。
次のオードブルは、いくつかある中から鮮魚のカルパッチョにしました。新鮮なお魚と、色とりどりの何種類もの青森野菜の組み合わせが抜群でした。母が、にんじんの輪切りがお花のように見えると感激していました。
次のポタージュは、色からするとかぼちゃのように見えますが、にんじんでしたよ!
メインは迷うことなくお魚料理の中から鯛を選びました。なぜなら、平林シェフが陸奥湾で鯛を釣ったばかりであることを知っていたからです!6人で43枚の鯛を釣り上げたそうですから凄いですね。
平林シェフと釣り上げた鯛
そしてこちらが、その鯛の一皿です。あまりの美味しさに、みんなで唸りながら食べました。
ディディエが仕事で初めて日本へ来て、約一ヶ月が経ちました。久しぶりにフランス料理を味わうことができて、とても喜んでくれたので嬉しかったです。日本でこんなに美味しいフランス料理を食べることができるのなら、フランスへ戻る必要がないと笑っていました。さて、お楽しみのデザートがこちらです。抹茶のムースや果物、アイスクリームなどの嬉しい盛り合わせです。紫色のソースは、健康・美容食品としても人気の紫米だそうで、そのお米の粒も入っていました。縞の焼き菓子は、抹茶と、なんとごぼうの組み合わせだそうです。常に新しい発想でお料理の幅を広げていらっしゃる平林シェフに脱帽です。
カジュアルでリーズナブルでありながら、本格的で独創的なフランス料理を味わうことのできる北緯40度40分のレストランは、平林シェフをはじめ、従業員の皆さんがいつも笑顔で迎えて下さいます。通わずにはいられないレストランです。
North 40-40
〒033-0031
青森県三沢市桜町2丁目7-14
TEL:0176-58-7091
FAX:0176-58-7092
フィリップと写真を見ながら、思い出して舌なめずりをする土曜の朝であります。
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