そんな恋しさから、遊び半分で、アンティークの着物地を使って、昆虫を作ってみたりしていました。中でも蝶はよく作りましたよ。
向かって左から、モンシロチョウ、オオムラサキ、キアゲハのつもりです。
オオムラサキ一匹を額に入れて、「芸者」と名づけました。「芸者」の額は、ベルギーに住む日本人パティシエの方のところへお嫁入りしました。お店に飾っていたところ、ベルギー人のお客さんが気に入って買ってくれたそうで、とても嬉しかったです。
こちらの「昼と夜」の額は、ノルマンディ在住だった日本人の学生さんが、フランス人の彼氏のご両親へのプレゼントにと選んで買ってくれました。
こちらは蝶を中心に、その他の好きな昆虫を加えて作ってみた「私の昆虫採集」という額です。
時間をかけて楽しみながら作ったので、この額にはとりわけ愛着があったのですが、ノルマンディのある町に住むフランス人のご家族がとても気に入ってくださり、泣く泣くお嫁に出しました。後から送ってくれた写真を見て、大事にしてもらっていることがよくわかり、心が満たされました。
こちらは、母が昔、裂き織りで作った布に蝶を合わせてみた「雲海」という額です。
そしてこちらは「気まぐれ」です。フランス語で蝶はpapillon (パピヨン)と言いますが、移り気だったり軽薄な人を形容する時にも使われる単語です。ですから、もちろん男性名詞です!
切り絵に夢中になった時期もあり、蝶の大群をせっせと切ったのがこちらです。
これはステンドグラスのイメージで、色とりどりの和紙を背後に合わせて額に入れ、友達のドゥニーズにプレゼントしました。「秋蝶」と名づけた額でありました。今でもリビングルームに飾ってくれています。
時折、私の蝶たちは今頃どうしているかとぼんやりと考えたりします。庭を舞う蝶たちのように、ちょっと気まぐれな思い出です。
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