2015年4月3日金曜日

苦手克服!黒ブーダン~ミシェルとドゥニーズ夫妻宅にて

先月、おいらせ町のミシェルとドゥニーズ夫妻宅にご招待頂いた際、晩御飯に黒ブーダン(boudin noir) をご馳走になりました。黒ブーダンは、豚の血と脂の腸詰で、フランスではとても人気があります。私は「豚の血」と聞くだけでぞっとしてしまい、今までに一度しか食べたことがありませんでした。ずっと苦手だと思って避けていたのですが、この日は自分でも驚いてしまうほど、黒ブーダンをみんなと一緒にとても美味しく食べることができました。

 
お料理上手のドゥニーズが、黒ブーダンの付け合せに作ってくれたのはアリゴ(aligot) というフランスのオーブラック(Aubrac) 地方の郷土料理だそうです。ジャガイモ、チーズ、にんにくなどを調理したものです。
 
この日はちょうどDouce France (ドゥース・フランス)開業2周年記念日に当たったので、フィリップとシャンパンを選んで持って行き、食前にみんなで乾杯しました。ミシェルの通訳として働いていらっしゃるTさんも一緒だったので、一層賑やかで楽しい食卓でした。Tさんが持って来てくださったスペインの赤ワインと黒ブーダンの相性も抜群でした。
 
 
ミシェルのお手製ドレッシングでサラダを食べた後、チーズの登場にフィリップと歓声を上げました。ドゥニーズが一時帰国した際、フランスから運んで来てくれた貴重なチーズです。
 
 
ドゥニーズの林檎のデザートもすこぶる美味しかったです。
 
 
今まで苦手だった黒ブーダンを美味しく食べられるようになり、私にとっては二重に記念すべき晩となりました。あぁ、フランス在住中にもっと黒ブーダンを食べておけば良かったといまさら悔やむ、金曜日の朝であります。
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