ヴァローニュ柔道クラブ歓迎会

昨晩は、三沢市のきざん三沢で開催された「ヴァローニュ柔道クラブ歓迎会」にフィリップと出席させて頂きました。ヴァローニュ市はノルマンディ地方マンシュ県にあります。公益財団法人三沢柔道協会（澤口正義会長）と親交の深いヴァローニュ柔道クラブの一行が4月13日に来日し、はるばる三沢へやって来たのです。

先月、三沢柔道協会の馬場光人さんと奥様が、三沢から私たちに会いに来てくださり、この歓迎会へお誘いくださいました。ヴァローニュ柔道クラブ会長のパトリックたちをはじめ、今回もボランティアで通訳をしながら同行なさっている東京の美刈さんにも再会できるとあって、フィリップと喜んで出席させて頂きました。気軽に普段着で出かけてしまったのですが、日本側の参加者のみなさんは正装だったので少々場違いな感じで恥ずかしかったです。

ヴァローニュ柔道クラブ会長のパトリックとは、以前日本で一緒に働いたことがありノルマンディに暮らしていた時にも何度か会ったことがあります。いつもと違って少し緊張した面持ちではありましたが、クラブを代表して心温まる挨拶をしてくれました。

パトリックの話を聞きながら思い出したのは、2011年5月28日（土）にヴァローニュ市でこのヴァローニュ柔道クラブによって開催された「日仏親善の集い」のことです。去年、このブログの「東日本大震災発生から3年・・・」でご紹介させて頂きました。パトリックと奥さんのパトリシアを中心に、日本を想うフランス人たちが一丸となって義援金集めのために尽力してくれたことを一生忘れないでしょう。

クラブ歓迎会では、日本の踊りや琴演奏の披露もあり、始終和やかでした。馬場さんが会場に目を配り、参加者のみなさんに何かと心遣いをなさっているおかげと感じました。

さて、今回のヴァローニュ柔道クラブの一行は総勢約30名。ほとんどの参加者が、飛行機に乗ることすら初めてと聞きました。フランスの柔道家たちにとって、日本を訪れることは憧れだそうです。今月23日までの滞在中の予定はみっちりと詰まっているようですよ。ヴァローニュ柔道クラブのみなさんにとって、日本をよりよく知ることのできる有意義で素晴らしい滞在となりますようにと祈る、木曜日の朝であります。

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