先日、三沢市で一人暮らしをしている母のところに寄ると、テーブルの上に「婦人画報のお取り寄せ決定版2015」という本が載っていました。フィリップとかしわ餅をご馳走になりながら、ぱらぱらとページをめくってみました。ところどころ、ページが折ってありました。また何か取り寄せることを考えているようです。母はなにしろお取り寄せが大好きなので、自宅には遠方からしょっちゅう何かが届いています。
母は今年78歳になりましたが、パソコンやスマートフォンやフィリップのお古のiPadでネットを自由に操り、ホームページから注文することもできます。できないことは、届いた商品が梱包されていた段ボール箱を畳むこと。力が要るし面倒だからというせいありますが、取り寄せたものをいろいろ詰め込んで友人たちに送ってあげようと考え、なかなか捨てられないようです。そのため、引越でもないのに家中に段ボール箱が溢れてしまうのが玉に瑕。
母のおかげで、私たちもよく美味しく珍しいものをご馳走になっています。私たちのお取り寄せの女王は、イタリア製の白トリュフ入りのお塩も欲しいと考えていたようですが、フィリップが写真を見て「それは高すぎるしやめておいたら~」と笑っていました。
「ご自宅用に、ご贈答に、ぜひこちらをご参考に、お取り寄せライフをもっとお楽しみください。」
婦人画報のうたい文句です。この特集が始まったのは4年前からだそうですが、母のお取り寄せ暦はもう何十年も前から。今頃三沢でくしゃみをしているかしらとにやける、木曜日の朝であります。
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