アミューズ・ブッシュのポロネギのキッシュをはふはふと頂きながら、二人の話題はもっぱら翌日のお引越のこと。果たして一日で終わるだろうか、ソファは二階に上がるだろうか、大切にしている物を壊されたりしまいかと、フィリップの心配は尽きませんでした。
いつもながら、お料理はどれも繊細で味わい深く、大満足でした。
優子さんが薦めてくださった自然派ワインとの相性も抜群で、お料理を堪能しました。
ところが!絶好調だったのですが、だんだん目が回って来ました。かろうじて、楽しみにしていたデザートの写真を撮ったものの・・・
突然目の前が真っ暗になり、ちゃんと座ってさえいられなくなり、顔をテーブルに伏せたまま動けなくなってしまいました。疲れと連日の寝不足のせいですね。そんな時にアルコールは禁物でした。学シェフご夫妻にご挨拶もできず、フィリップに腕を抱えられて這うようにしてタクシーに乗り込んで帰宅するという失態を演じてしまい、反省しています。あんなに美味しそうだったクレーム・オ・キャラメルにスプーンをつけることすらできず、すっかりフィリップに食べられてしまったことを思い出して悔やむ、日曜日の朝であります。
様子が何となく想像出来ます。
返信削除今、滞在中の風間浦はやませで寒くて夜にはストーブを
入れたりするくらいです。