2015年5月3日日曜日

八戸最後の晩に~ le mouron des oiseaux (ル・ムロン・デ・オワゾ)

八戸市から三沢市へお引越の前日の夕方は、準備やお掃除をやっと終えてから、二人でニュータウンをぶらぶらと歩いて le mouron des oiseaux (ル・ムロン・デ・オワゾ)さんへ向いました。このブログのこちらでご紹介したように、2013年10月開店当初より小坂学シェフのお料理にすっかり魅了されてしまい、二人でクリスマス・イヴを祝ったりご近所飲み友達のムッシュー蕎麦や、おいらせ町在住のドゥニーズとミシェル夫妻とお食事を楽しんだり・・・何度も至福の晩を過ごしたフレンチ・レストランです。この日はとても疲れていたのですが、八戸最後の晩は是非le mouron des oiseaux (ル・ムロン・デ・オワゾ)さんでと出かけたのです。

アミューズ・ブッシュのポロネギのキッシュをはふはふと頂きながら、二人の話題はもっぱら翌日のお引越のこと。果たして一日で終わるだろうか、ソファは二階に上がるだろうか、大切にしている物を壊されたりしまいかと、フィリップの心配は尽きませんでした。
 
 
サービス担当のゆりかさんがこのブログを愛読してくださっているので、私たちの引越のことを学シェフと奥さんの優子さんもすでにご存知で「寂しくなります」と優しく声をかけてくださいました。ヴァン・ムスーをサービスしてくださり感激しました。

 
いつもながら、お料理はどれも繊細で味わい深く、大満足でした。
 



優子さんが薦めてくださった自然派ワインとの相性も抜群で、お料理を堪能しました。



 
ところが!絶好調だったのですが、だんだん目が回って来ました。かろうじて、楽しみにしていたデザートの写真を撮ったものの・・・


 
突然目の前が真っ暗になり、ちゃんと座ってさえいられなくなり、顔をテーブルに伏せたまま動けなくなってしまいました。疲れと連日の寝不足のせいですね。そんな時にアルコールは禁物でした。学シェフご夫妻にご挨拶もできず、フィリップに腕を抱えられて這うようにしてタクシーに乗り込んで帰宅するという失態を演じてしまい、反省しています。あんなに美味しそうだったクレーム・オ・キャラメルにスプーンをつけることすらできず、すっかりフィリップに食べられてしまったことを思い出して悔やむ、日曜日の朝であります。
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1 件のコメント:

  1. 様子が何となく想像出来ます。
    今、滞在中の風間浦はやませで寒くて夜にはストーブを
    入れたりするくらいです。

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