田舎の散歩道

このブログのカテゴリーの中に「散歩」があります。スポーツが苦手な私ですが、歩くことは好きで、そこにその思い出を綴っています。今でもフィリップと、よく近所をふらふらとお散歩しております。

いつか一緒にと夢見て、煤（すす）のために猫用ハーネスとリードを買ってあるのですが、届いてみたらやたらとゴツい代物で。すすは付けようとするだけでも猛烈に嫌がるので、無理はせず、今のところは諦めてモード。

もう少し大人になったら、一緒に歩ける日が来るかな？

さて、こちらはノルマンディ在住時代に着物のハギレでこさえた「田舎の散歩道」の額であります。

フランスの田舎道で拾った、枯れ葉やどんぐりをアレンジしてみました。

この額に合わせて作った、私の食いしん坊丸出しな詩もどきがこちらです。

Le long de l’étang, il y a une petite forêt

où l’on aime flâner.

Bonjour les canards,

A bientôt avec de la sauce d’orange.

Bonjour les marrons,

A bientôt avec un faisan.

Bonjour les champignons,

A bientôt avec un petit lapin.

Je serre sa grande main affectueusement,

La main de mon cuisinier.

　　お池に沿ってある小さな森、

　　そこは私たちお気に入りの散歩道。

　　こんにちは、鴨さん、

　　もうじきお会いしましょう、

　　オレンジソースを添えて。

　　こんにちは、栗さん、

　　もうじきお会いしましょう、

　　雉さんと一緒に。

　　こんにちは、きのこさん、

　　もうじきお会いしましょう、

　　うさぎさんと一緒に。

　　私は愛情こめて彼の大きな手を握る、

　　私の料理人の手を。

フィリップの鴨、雉、兎料理、絶品なんですよ。あぁ、無性に鴨のオレンジソースが食べたくなって来ました。じゅる。

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