青森県の桜開花予想日まであと数日。ひと足先に、亡き母から受け継いだ鉢植えの桜が咲き始めました。2年前は元気よく葉っぱだけ、去年は情けない花がひとつ、ふたつ咲いただけだったので、もうだめかと諦めかけていました。きっと母も喜んでいることでしょう。たしか、ヤマザクラと言っていたような記憶があります。満開になったらもう少しマシな写真を撮りますね。
さて、この春も今週から、八戸高専でのフランス語の授業が始まりました。理系の優秀な生徒たち41名(うちタイからの留学生3名)に、在仏経験10年に基づくフランスあるある話を織り交ぜながら、フランス語の魅力、フランス語で会話する楽しさを刺激的に伝えていけたらと願っております。
早いもので、この非常勤講師のチャンスを頂いてから今年で4年目。続ければ続けるほどこちらは歳を取り、20代の生徒たちとの年齢差は毎年広がるばかりなのですが、なにしろこちらは能天気なもので、相手との距離感はむしろ縮まって来ているような「錯覚」が。やり甲斐があり、楽しくてたまらないのですが、1時間半声を張り上げて授業を終えると、もうぐったり。帰宅して緊張感がほぐれるとどっと疲れが出て、もう若くないという現実を思い知らされるのです・・・やだやだ。
おまけの写真は、ほったらかしなのに長い冬を耐え、今春も元気に顔を出してくれたクリスマスローズたち。偉い!