2021年2月14日日曜日

ポミエでハッピーバレンタイン

今年もやって来ました、バレンタインデー💓 私たちは毎年、互いにちょっとしたものを贈りあっております。私は例年に違わずヴェルニを、フィリップはワイン栓を選びました。  

日本でのバレンタインデーの晩餐は、フィリップが腕を振るっておうちで過ごすのが常でしたが、今年は気分を変えてフランス式にレストランへ行こう!

というわけで、昨晩はポミエさんへ出かけ、ご馳走を頂きました。お料理もワインもお任せでしたが、さすがは桜田シェフ、私たちの好みに合ったメニューで、もう大満足!

その内容をご紹介させて頂きましょう。ワインは、イルレギー・ルージュ・エリ・ミナの2005年。


菊芋のポタージュとエゾシカのパテ


フィリップは、山ウズラ、砂肝コンフィ、ふじもり農園のチコリのサラダ


私は海の幸のタルタルで。

桜田シェフが釣り上げたタラのムニエル

ウズラと寒立菜(東通村産ほうれん草)のトリュフソース


イチゴづくしのブランマンジェ

エスプレッソ、シェフの自家製オレンジピールと共に

二人共、ますます桜田シェフのファンに。会話も弾んで素敵な晩を過ごす事ができました。シェフ、奥様、メルシーでございます!

おまけはこちら!

クリスマスにポミエさんへお邪魔した時に頂いた「つなぐる」の応募に当選したのですよ。「もし当たったらまた来ます。」のお約束通り、今回ポミエさんで使わせてもらった次第です。

ご馳走の写真を振り返り、出っぱったお腹をさする、月曜日の晩であります。



2021年2月13日土曜日

フランス人も大絶賛!グートロンのクロワッサンと利き酒ショコラ

先月の終わりに「プジョーのペッパーミルでガリガリと」でご紹介した、青森市の洋菓子店グートロンふじやさん。取材させて頂いた時には残念ながら売り切れで、以来ずっと気になっていたクロワッサンを、建国記念日の朝、ようやく手に入れることができました。

フィリップと顔を寄せてくんくん。もう香りだけで、これは美味しいに違いないと確信しましたよ。そして、その期待通り、パイ生地の外側はサクサクと香ばしく、内側はしっとり、もちっとした食感で、味も抜群でした!これなら、毎日すぐに売り切れてしまうわけだと納得しました。

フィリップは「フランスを離れて約8年。日本でいくつか食べたことはあるけれど、やっと本物のクロワッサンに出合えた!」と大層感激して、3つも食べました(おい!)大げさに聞こえるかもしれませんが、フランス人にとってクロワッサンは、その食文化において、なくてはならないもののひとつなのです。

そして、フランス人の感激はまだ止まりません。グートロンさんの「利き酒ショコラ」!

シンプルでありながらセンスの良いその小箱を開けると・・・うぉぉぉ!日本酒とチョコレート好きのフィリップにはたまらない、魅力的な宝箱です。

なんと、4種類の地酒とチョコレートのマリアージュを楽しめるのです!

悔しいことに、私はアルコール厳禁であるがゆえ、フィリップが4種類を味わうのを観察することしかできませんでしたが、その豊かな表情を見ているだけで大笑い。すっかり食べた気分になりました。

彼にとっての個人的ナンバー1はやはり豊盃、続いて八仙と亀吉のチョコレートが互角だそうです。お酒の味わいを損なわないように、包むチョコレートを工夫しているのでしょうね。さすが!と唸るフィリップの顔を思い出して笑う、土曜日の朝であります。

2021年2月3日水曜日

節分そっちのけで聖燭祭(シャンドラー)〜おうちクレープでご機嫌

2月2日はChandeleur (シャンドラー: 聖燭祭)!イエス降誕40日後のお祝いの日です。フランスでは、キリスト教の祝日のこの日、ガレットやクレープを食べる習慣があります。私たち夫婦は無宗教ですが、美味しい慣わしには忠実に従う傾向にあります、はい。

そんなわけで、昨晩はフィリップがクレープを焼いてくれました。ノルマンディに暮らしていた時から愛用しているクレープパンが登場!巨大スーパーAuchanで買った安物ですが、まだまだ行けますよ。ただし、I Hクッキングヒーターでは使えない代物なので、卓上ガスコンロも引っ張り出して。確かこのコンロも、フランス帰りです。


さて、クレープ生地はビールを入れるのがフィリップ流ですが、今回は苦くなり過ぎたので(好物の麒麟のせいか)ラム酒も加えたそう。全部で何枚あったかしら、ラム酒が効いてしっとりと上手に焼けたクレープに、好みのジャムやハチミツをつけて、二人でわしゃわしゃ手づかみで楽しみました。

というわけで、節分とは縁のない2月2日を過ごしてしまいましたが大満足。「鬼は外、福は内!」といまさら叫んでみたりする、水曜日の晩であります。