2021年1月2日土曜日

惜しくも女王の座を奪われる〜ガレット・デ・ロワ

みなさん、お正月をいかがお過ごしでしょうか。私たちはお家でまったりと。とはいえ、フィリップは雪かきやパン焼きに追われています。私の方は冬休みに入ってから見事にだらけまくり。いやいや、そう言えば、年の暮れにフィリップの大好物の海老餃子を作りました。美味しいと大喜びで食べてくれるので、丑年は台所に立つ回数を増やそうかな(と、思ってみたり。去年もそう言った気がする)

我が家のお正月には、伝統的なおせち料理は登場しませんが、デザートに必ず食べるのがガレット・デ・ロワ。
帰国してからは毎年、八戸市のLe Plaisir(ル・プレジール)さんへ買いに行っていましたが、今回は30日に2個発送して頂き、大晦日と元旦に1個ずつ楽しみました。Le Plaisir(ル・プレジール)さんのガレットは、パイ生地がさくさく、フランジパーヌの甘味も程よく絶品ですよ!

フランスでは1月になると、パティスリーやパン屋さん、そしてスーパーマーケットなどでも、このガレット・デ・ロワというお菓子が賑やかに並びます。フランジパーヌ(アーモンドクリーム)入りが主流ですが、林檎、洋梨やチョコレートなど、お店によってさまざまな種類がありました。

そしてお楽しみが、中に入っているフェーヴ当て。こちらでも書いておりますように、私はこのフェーヴ当ての名人でありまして。フランス在住時代より、毎回私が当てて、冠を頭に載せ高笑いをしていました。そして、今年も疑いもしなかったのですが、大晦日に外し、元旦にもまさかのはずれで、なんと、フィリップに2度も王座を奪われてしまいました。

フィリップの笑いは止まりませんでしたが、可哀そうに思ったのか、お正月を平和に過ごしたいからか「僕が王なら、君は女王だからね。」とフェーヴも王冠もくれました。よしよし。

大晦日のシャンパンはルイ・ロデレール。私が一番好きなメゾンでございます。

お正月にガレットとシャンパンさえあればご機嫌な二人です。

おまけの写真はクリスマスの食卓でご紹介した、シトロン・キャビア(日本ではキャビアライム、フィンガーライムなど)です。昨年12月に送ってもらったものは、実のところ、切ると中が乾燥していて、なんとかぷちぷち感はあったものの、はじけるようなみずみずしさに欠け、がっかり。生産者に率直な感想を送ったところ、返金を申し出られたので、とんでもないと丁重にお断りしました。するとなんと「では、もう一度こちらを試してください。」と再送してくださったのですよ。しかも、初回に品切れだった実がピンクのものと共に。

さっそく、実が緑とピンクのものを一本ずつ切ってみたのですが、初回より新鮮で、これぞ本物のシトロン・キャビア!という感じです。どうもありがとうございました。

取り急ぎ、チョコレートアイスにのせて頂き大満足。チョコレートとのマリアージュは、帆立に勝ると思います!

今度はダークなチョコレートムースにのっけて、とにやける、土曜日のお昼前であります。

下のボタンをぽちっと応援
よろしくお願いします!
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 青森県情報へ






2 件のコメント:

  1. 和歌山のシトロン・キャビアを取り上げていただいてありがとうございました。そのうち、「青天の霹靂」についての文をどこかに書きます。

    返信削除
    返信
    1. シトロン・キャビアの生産者が増えるといいですね!
      晴天の霹靂の感想、楽しみにしています。

      削除