2016年11月17日木曜日

遂に5,000歩達成!〜ポンコツ心臓修復日記 その8

私のポンコツ心臓僧帽弁形成手術から、早くも16日が経ちました。おかげさまで、脈拍数、血圧、体重、全て正常で、動悸や息切れもなく順調です。唯一の悩みは、肩や腕に突然襲って来る激しい痛みです。幸い、痛み止めが処方されているので助かりますが、服用してから効くまでの約30分間は悪夢の様です。手術の一時的な後遺症の様なものらしいので、もう少しの辛抱と思って我慢です。

生まれ変わった心臓の働きに身体が慣れるまで無理は禁物ですが、ニューハートワタナベ国際病院の医師団の方々や、リハビリを担当してくださった理学療法士の土屋さんから、アドバイスされたことがあります。それは「退院後は体調を伺いながら、5,000歩を目標に毎日歩く」ということなのです。ただし、寒い思いをするのは良くないそうです。

そんなわけで、帰宅してからは、フィリップとスーパーや下田イオンの店内を歩く様に努めております。母に言われているようにマスクを忘れずに。また、外出する気分ではない日には、二人でリビングのテーブルの周りをぐるぐる20周したりして。それでも今の私にとって5,000歩のハードルは高く、なかなか届かなかったのですが、昨日遂に!

フィリップと下田イオンのモール内をぐるぐる歩いた成果です。きっと、店員の方達は「このカップルは、なぜ何度もうろうろと店の前を通るのだろう」と思っていたに違いありません。

せっかく行ったので、気分転換にフィリップと映画も楽しんで来ました。
「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続くダン・ブラウン原作の第三弾「インフェルノ」です。ラングドン教授役がトム・ハンクスというところに今でも違和感があるものの、ハラハラと面白く鑑賞しました。

ちょっと自慢になりますが、退院前、ニューハートワタナベ国際病院の渡邊剛総長が「難しい手術を乗り越え、その後も頑張ってこんなに早く退院できるとは、優等生ですね!」と褒めてくださいました。世界的に有名な心臓血管外科医にそんな風に言って頂けたことが嬉しくて、今でも忘れられません。どうやら私も褒められて頑張るタイプなのねとにやける、木曜日の朝であります。

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