わざわざフクシアの苗を選んで植えたのには訳があります。私たちにとってフクシアはとても思い出深い花なのです。ノルマンディに暮らしていた時、少し車を走らせてサン・ヴァ・ラ・ウグ(Saint Vaast La Hougue) という魅力的な港町によく出かけました。その小さな町に建つフクシアという名のホテル(HÔTEL LES FUCHSIAS) とそのレストランが大好きだったのです。
季節になると、ホテルの外壁が一面フクシアの花で覆われてとても見事でした。
誕生日や結婚記念日など、特別な日をこのレストランで祝ったものです。古いホテルで寝室はいたって平凡ですが、レストランのお料理は格別でした。ある年の私の誕生日にこのホテルで頂いた食事の写真を見つけたのでご紹介しますね。
2013年5月、フランスから日本へ移住する前に、フィリップの娘マリオンとエマと共に最後の晩を過ごしたのもこのホテルです。その時の朝食の様子もご紹介します。食器がフクシアの柄なのがおわかり頂けるでしょうか。
早いものであれからすでに2年以上の時が流れました。プランターの小さなフクシアの花を見ながらご馳走の思い出に浸る、月曜日の朝であります。
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