2017年2月15日水曜日

今年もおうちでバレンタイン

昨日はバレンタインデーでしたね!みなさん、いかがお過ごしでしたか?私たちは一日中おうちで過ごしました。フランスで暮らしていた頃は、バレンタインデーにはちょっとお洒落をして、お気に入りのレストランへディナーに出かけたものですが、日本では自宅でフィリップの手料理を普段着で楽しむようになりました。2015年はこちら、去年の様子はこちらでご覧頂けますので、お時間のある方は覗いてみてくださいね。

さて、今年もまずはシャンパンで乾杯!なぜか、大好きなLouis Roederer (ルイ・ロデレール)が見つからずがっかり。気を取り直して私が選んだのは、Veuve Clicquot (ヴーヴ・クリコ)のロゼ。ロゼはバレンタインらしく華やかでいいですよね。
前菜のフォアグラとの相性もばっちりでした。フォアグラをのせたパンは、フィリップが朝焼いてくれたんですよ。
最近パン作りにはまっているフィリップ。焼くたびに上手になって来ています。
メインはフィリップの自己流パエリャ。新鮮な魚介類と愛情がたっぷり、実に美味しかったです。
フィリップは、チョリソを加えたパエリャが大好きだそうです。残念ながら本物のチョリソは見つからなかったので、その代わりに生ハムでチップスを作りました。パリパリと香ばしく、サフランの風味に面白いアクセントがついて、チョリソとは別の魅力があり、とても良いアイディアでした。

パエリャにはRosé de Giscours (ロゼ・ド・ジスクール)がぴったりだったそうです。この格別美味しいロゼについては「桜色のロゼ・ド・ジスクールを味わいながら」 に綴っております。

そうそう、パエリャで思い出すのは、去年「一真シェフに会いに〜Spain Bar Rick's(スペインバル リックス)」でご紹介した、一真シェフとの楽しい晩です。

日本のバレンタインデーでは、女性が好きな男性にチョコレートや品物をプレゼントする習慣がありますが、私たちはちょっとしたものをプレゼント交換するのがお決まりです。今年も相変わらず、フィリップはCDを、私はヴェル二を選びました。
フィリップが今回選んだのは懐かしの名曲ばかり。このジャケット写真でどのミュージシャンだかわかる通な方は、フィリップと年齢が近いに違いありません。
プレゼント交換の後のお楽しみ、フィリップのデザートはティラミス。コーヒーリキュールが効いて、うっとりとするほど美味でありました。私が30年以上も前から大切にしている切子のグラスたち・・・まさか、こんな使われ方をされようとは思ってもみなかったことでしょう。
至福のバレンタインデーを振り返ってにやける、水曜日の朝であります。

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