2022年7月25日月曜日

古い切り株ランプ

今日ご紹介するのは、2006年にフィリップと二人で合作した思い出深い行燈風ランプでございます。

土台はフィリップが石膏で作ってくれました。私のリクエストに応えて、古い切り株に見えるよう、ペイントした後に特性のクラック剤を重ね塗りしています。

ランプシェードは、木の葉入りのしっかりとした和紙で。出来上がりが気に入って、誰にも譲ることなく、フランスから八戸市へ、八戸市から三沢市、三沢市から青森市、そして青森市からまた三沢市へと、壊すことなく、何度も引っ越しを繰り返して参りました。


例によって、ランプに合わせて作った詩もどきがあります。

Toute la journée les feuilles malignes me taquinent, 
mais je ne bouge pas comme une souche.
Toute la nuit elles bruissent sous le vent, 
mais je dors comme une souche.
C'est normal 
parce que je suis une souche.

一日中悪戯な木の葉たちがからかうけれど、
じっと身動きしない。
夜通し木の葉たちがかさかさと音をたててうるさいけれど、
ぐっすりと眠る。
そりゃそうさ、
わたしゃ切り株だもの。

フランス語で、じっと身動きしないことを「切り株の様に動かない」、ぐっすり眠ることを「切り株のように眠る」と表現することを面白がって作った詩です。

さて、大事にして来たこのランプ。新居では、寝室に置いて使っていたのですが、なんと煤(すす)がジャンプして、見事にトップを突き破りましたあぁぁぁぁ、なんてことするだぁ!


「え、なにか?」


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