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2022年11月2日水曜日

ポンコツ心臓僧帽弁形成手術から早6年

昨日11月1日は、私にとって忘れ難い日付けです。なぜなら、6年前のその日に、ポンコツ心臓僧帽弁形成手術を受けたからであります。

すす「成功してよかったにゃん。でなけりゃ、すすとは会えなかったにゃん!」


忘備録として、手術後の過程をブログに書き留めておりましたので、6周年を迎えたこの機会に再び振り返ってみようと思います。

2016年11月01日 火曜日
  14h半頃より手術(5時間)

11月02日 水曜日
  朝 ICU で目覚める 
  首から心臓へ薬を送るチューブが外れる
  ベッド上で上体を起こし歯を磨く
  氷を口に含み、溶けた水を飲み込む
  内服薬をのむ
  ふくらはぎマッサージ機が外れ、かわりに医療用靴下装着
  鼻から胃へのチューブが外れる
  ベッド脇に立ち、体重を測る

11月03日 木曜日
  ICU から一般病室へ歩いて移動
  心臓へのドレーン1/2が外れる
  昼から食事再開

11月04日 金曜日
  心臓へのチューブが外れる
  尿管が外れる

11月05日 土曜日
  酸素マスクが外れる 
  医療用靴下が外れる
  点滴が外れる
  病棟廊下を50m歩く

11月06日 日曜日
  病棟廊下を150m歩く

11月07日 月曜日
  激痛の元凶、心臓へのドレーン2/2が外れる
  病棟廊下を570m歩く

11月08日 火曜日
  傷のテープが外れる
  シャワー許可
  病棟廊下を1,410m歩く

11月09日 水曜日
  外出許可 フィリップと1時間ほど散歩
  病棟廊下、階段と病院近辺を1,920m歩く

11月10日 木曜日
  外出許可 フィリップと1時間ほど散歩
  病棟廊下と病院近辺を1,820m歩く

11月10日 金曜日
  病棟廊下と階段を850m歩く
  携帯型心電計外れ、身体に繋がれた物はひとつもなくなる!

11月11日 土曜日
  退院!!!

すす「なんだかめっちゃ痛そうにゃん」


改めて読んで、我ながらよく無事にこんなに早く退院できたものだと感心してしまいます。

ところで、置換した生体弁は、一般的に15年から20年で劣化し、再手術が必要となるそうです。いやいや、もうご免でございます。

すす「わかる、わかる、その気持ち。すすも懲り懲りにゃん!」(かさぶた、ほとんどなくなったからエリザベスウエア脱がせてもらったにゃん❤️)

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2017年5月5日金曜日

術後半年検診~ポンコツ心臓修復日記 その16

みなさん、黄金週間をいかがお過ごしでしょうか。私たちは、先月30日から都会で5泊6日の休暇を過ごし、先ほど帰宅してホッとしたところです。

上京の主目的は、ニューハートワタナベ国際病院での、術後半年検診のためでした。このブログの「ポンコツ心臓修復日記」に綴っておりますように、私がやっと観念してポンコツ心臓僧帽弁形成手術に踏み切ったのは、昨年の秋のことでした。あれから半年も経つとは驚きです。

術後6ヶ月目の検診の結果、命の恩人である渡邊剛総長が、大丈夫と太鼓判を押してくださったので嬉しかったです。けれども、術後ずっと続いている心房細動(不整脈の一種)については、電気ショック治療(電気的除細動)を受けるべきと言われてしまったので、心配は尽きません。

静脈注射で数分間眠っている間に済むそうですが、「電気ショック」と聞くだけで恐ろしくて震えてしまいます。できれば避けたいのですが、心臓外科の世界的名医のアドバイスですから、聞かざるを得ません。三沢市のホームドクターがやってくださるそうですが、いつにするかは未定です。というか、今はそのことをなるべく考えないようにしています。

さて、今回の休暇では、銀座〜箱根〜横浜と宿を移したんですよ。良く歩き、良く食べた小旅行でした。それについては、近いうちにゆっくりと書きたいと思いますので、どうぞまたお付き合いくださいね。
癒しの温泉での写真を眺めながらも、あぁ、電気ショック・・・と、やっぱり考えてしまう、金曜日の午後であります。

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2017年1月24日火曜日

BNPが100を切り~ポンコツ心臓修復日記 その15

昨日は今年2回目の血液検査でした。2週間前の検査結果によると、BNP(脳性Na利尿PP)の値は96.8でした!「心房細動があるのにもかかわらずここまで下がったとは、本当に良かったですね!」と、ドクターが大喜びしてしてくださって、なんだかピンと来ないながらも嬉しいです。

BNPとは、長時間心臓に負担がかかると心室から分泌されるホルモンだそうです。血液中のその濃度を調べることで心不全や心肥大など、心臓病の早期発見が可能となります。(ある心臓外科医のHPより引用)


私は600pg/dl以上に達していたので、この表を見るとドクターが青くなったのもわかります。思い切って我がポンコツ心臓にメスを入れてもらって本当に良かったと実感しております。

昨日はぼんやりと、このブログで時々ご報告させて頂いていたポンコツ心臓修復日記を振り返っていました。こちらでまとめてご覧頂くことができます。手術からもう3ヶ月になろうとしているとはと、本当に驚いてしまいます。

さて、雪が舞って寒い朝ですが、今日はTSUTAYA八戸ニュータウン店 Vida CaféにてDouce France(ドゥース・フランス)フランス語講座が3レッスン。今日もフィリップと元気に楽しく!と支度を始める、火曜日の朝であります。

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2016年12月29日木曜日

ポンコツ心臓修復日記 その14

昨日、地元のかかりつけ医へ今年最後の検査に行って来ました。残念ながら、心電図上の心房細動は相変わらず・・・。心房細動とは、いわゆる不整脈の一種です。このまま新しい薬の服用を続けて、様子を見ることになりました。とはいえ、ドクターは電気ショックで一気に治したくて仕方がないようです。私は恐ろしいので、相変わらず首をぶるぶると横に振っております。

帰り際、ドクターに今年お世話になったお礼を伝えると「もうね、貴女はねぇ、いつ倒れるかと、いつも心配でたまりませんでしたよ!やっと安心できました。本当に良かったですね。」と、心底ほっとした様子で仰いました。物言いがはっきりしているドクターで、楽観的な私の顔を見るたび、手術、手術と迫り、時には「もう、死んでも知りませんよ!」などと言うので、なんて嫌な医者だろうと思っていたのですが、実はそうでもなさそうです。少し反省しております。

さて、こちらは最近ヴァージョン・アップした我が血圧計です。
以前は小型のPanasonicを使っていたのですが、使い勝手が悪いので、こちらのOmronの物に変えました。ケースに収まっているので、持ち運びに便利な上、血圧を測るたび不整脈があるかどうかも知らせてくれる優れもの。朝と晩に測っては、大したことではないにせよ、なんとも忌々しい不整脈の表示が早く消えないものかと願っています。

また、1日5000歩を目標に、相変わらず良く歩くようにしております。先日も下田イオンを行ったり来たり。その後、モール内の映画館でフィリップと「スターウォーズ ローグ ワン」を楽しみました。
そして昨日、レイア姫が心臓発作でこの世を去り宇宙の星と消えてしまったことを知りました。ご冥福を祈りつつ「フォースとともにあらんことを」とつぶやく、木曜日の午後であります。

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2016年12月3日土曜日

心房細動なんのその〜ポンコツ心臓修復日記 その12

昨日は地元のかかりつけ医のところへ行って来ました。前回の血液検査や心電図の結果を見ると、やはりまだ完璧とは言えないようで、心房細動が見られることがわかりました。心房細動とは、いわゆる不整脈の一種です。今まで服用していた脈を整える薬が効いていなかったのかと少しがっかり。別の薬に変えることになったのですが、副作用により咳が出るようになったら中止しなければいけないそうで、2週間の様子見です。

また、術後はワーファリンという血液をサラサラにする薬を半年間服用しなくてはならないのですが、これが私にはまだ効きすぎていることがわかり、さらに処方量が減りました。血栓ができることを防ぐための重要な薬です。服用中は怪我をしないようにしなくてはなりません。なぜなら、ワーファリンの効果により、血が止まりにくくなっているんですって。ちょっと怖いですよね。また面白いことに、ワーファリン服用中は納豆を食べたり青汁を飲んではいけないそうですよ。薬の効果がなくなるそうです。私の場合は、どちらにも縁がないので大丈夫です。

そんなわけでちょっと冴えませんが、あれこれ考えても仕方がないなので、めげずに、無理をしない程度にリハビリを続けております。先月のベスト記録は日曜日の6,371歩!
今月はまだ始まったばかりなので、ゆるゆると頑張りますね。

おまけの写真は、気分転換にフィリップと出かけた地元の「手打ち蕎麦 山と森と」さんの季節限定「鳥きのこそば」です。去年、このブログの「美味しいお蕎麦が食べたくなったなら~手打ち蕎麦 山と森と」でご紹介したことのある、松田屋酒屋さんのお隣のお店です。
自家栽培原木なめこがたっぷり。身体も心もほかほかになりました。

さぁ、今日は快晴。楽しく歩きましょうと張り切る、土曜日の朝であります。

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2016年11月29日火曜日

まっすぐなその傷跡を測ってみたら〜ポンコツ心臓修復日記 その11

目を覚ますと外は一面の雪景色。今朝は家の前の田んぼにも、真っ白な絨毯が敷き詰められています。いよいよこの季節がやって来かという感じです。
私のポンコツ心臓が生まれ変わってから、今日で28日目。早いもので、もうすぐひと月が経とうとしています。術後のガイドには、術後一ヶ月からはシャワーだけでなく、浴槽に入ることができるとあります。ゆっくりとお湯に浸かったら、どれほど気持ちがいいかしら。とはいえ、まだ傷が痛むので、長くお湯にというのはちょっと心配だったりします。

実は、ニューハートワタナベ国際病院での僧帽弁形成手術では、当初は右の乳房の下、第4肋間の皮膚を7〜8cm切るだけの予定でした。このような小切開手術の場合、体や心臓への負担が軽く済み、手術後の回復も早いのです。

ところが、手術の前の晩。渡邊剛総長が私の病室にいらっしゃって、高過ぎるリスクを避けるため、どうしても胸骨正中切開をしなくてはならないという説明がありました。
というのも私の場合、
◯肥大した心臓が極めて左に寄っており、右の切開部分から僧帽弁までのアクセスが遠過ぎる
◯胸板が薄く、左の肺だけでは手術中の呼吸が持たないかもしれない(手術中は、右の肺を一時的に潰さなくてはならない)
などの問題があるためということでした。
そう聞いた時、不思議とそれ程のショックはなく、信頼する総長のご判断通りにして欲しいという思いだけでした。

だいぶ見慣れて来た傷の長さを、最近浴室でこっそり測ってみました。なんと21cmもありました!胸のど真ん中に、見事にまっすぐに刻まれています。あぁ、胸もとの大きく開いた、お気に入りのワンピースはもう着られないのかとため息をつく、火曜日の朝であります。

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2016年11月27日日曜日

寒さに負けず歩いております〜ポンコツ心臓修復日記 その10

私のポンコツ心臓が、僧帽弁形成手術のおかげで生まれ変わってから、今日で26日目。おかげさまで、我が新ピカ心臓は規則正しく、そして順調に鼓動しております。

青森県は、最近気温がまたぐっと下がって来ました。私たちの暮らす太平洋側の三沢市は、先日小雪が舞ったものの、積もるようなことはなく、穏やかで気持ちの良いお天気が続いています。絶好のお散歩日和です。ニューハートワタナベ国際病院の医師団の方々や、リハビリを担当してくださった理学療法士の土屋さんからアドバイスされた通り、体調を伺いながら、フィリップと5,000歩を目標に毎日歩くように努めています。

木曜日は風が冷たかったので、イオン下田の建物の中をまたうろうろと歩き回りました。
ついでに観たのがこちらの映画。
私はなぜかハリーポッターがあまり好きではないのですが、この新シリーズは割と面白く観ました。イオン下田の映画館は、いつもは新作でもガラガラに空いているのですが、この日はポップコーンとコーラを抱えたアメリカ人でいっぱいでしたよ。

金曜日は、近所のローソンまで、まっすぐに続く田舎道を往復しました。退院後、屋外を長く歩くのは初めてだったのですが、やはり気持ちが良いものですね。移りゆく景色を楽しみながら、しっかりとした足取りで歩く事が出来ました。
そして昨日は、近所のサンワドーまで。途中、緩い坂道で少し息切れがしてしまいましたが、ゆっくり、ゆっくり。6,000歩を超える事が出来て嬉しいです。
今日は曇っていますが、気温は11℃まで上がる様です。もう少し歩数の記録を伸ばせるかしらと楽しみにする、日曜日の朝であります。

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2016年11月23日水曜日

傷の痛みが教えてくれること〜ポンコツ心臓修復日記 その9

私のポンコツ心臓僧帽弁形成手術から、早くも22日が経ちました。みなさん、応援のメッセージやお見舞いなどで励ましてくださって、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいなのですが、みなさんになかなかお返事やお礼をすることが出来ず申し訳ありません。どうぞお許しください。

こちらは、渋谷区にお住いのみちるさん・クリストフご夫妻から届いた素敵な薔薇のバスケットです。ノルマンディで交流のあったお二人に、今年のGWに平泉で再会することができた時の喜びが蘇ってきます。今度は東京で、また元気にお会いできますように!
先日は、三沢市の人気パティスリーLa France(ラ・フランス)の正パティシエが、わざわざこちらのお花を届けてくださって感激しました。パジャマ姿で、しかも玄関で失礼してしまって申し訳なかったです。愛らしいお花に癒されます。本当にありがとうございました。
実は、数日前からざわざわと少し動悸がしたり、起き抜けに血圧がどっと下がって貧血でへたり込んでしまったりして、フィリップにまた随分心配をかけてしまいました。ずっと順調だったので、なんだかちょっと落ち込んでしまったのですが、術後にはありがちなことだそうです。

昨日は、フィリップと地元のかかりつけ医のところへ、術後初めて行って来ました。先生が私の肩をぎゅっと握って「本当に良かったですね、安心しましたよ。」と心から喜んでくださいました。先生には、昨年からずっと、手術を強く勧められていました。なかなか踏み切れずにひょうひょうとしていた私は、顔を見せるたびに「このまま放っていたら先はありませんよ!死にますよ!」などと、かなり強い口調で叱責されていたものです。今後は、ニューハートワタナベ国際病院からのデータを元に、ますます親身になってケアをしてくださることになり、とても有り難いです。

おかげさまで、悩まされていた肩から腕にかけての痛みは、ここのところだいぶ和らいで来ました。ところが、今度は傷が痛むようになり、痛み止めをなかなか手放せそうにありません。でも、この痛みも、入院中の苦しみに比べたらなんでもありません。傷がしくしくと痛むたび、手を胸に当て、手術成功の幸運を噛み締めると共に、フィリップ、母、兄家族、フランスの家族、良き友たちや応援してくださるみなさんへの感謝の気持ちでいっぱいになります。

三沢市の今日の最高気温は1℃、最低気温は−3℃の予定です。私の専属看護士・召使い・料理人・コメディアンの夫フィリップと、暖かいお家でぬくぬくと過ごす水曜日であります。

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2016年11月17日木曜日

遂に5,000歩達成!〜ポンコツ心臓修復日記 その8

私のポンコツ心臓僧帽弁形成手術から、早くも16日が経ちました。おかげさまで、脈拍数、血圧、体重、全て正常で、動悸や息切れもなく順調です。唯一の悩みは、肩や腕に突然襲って来る激しい痛みです。幸い、痛み止めが処方されているので助かりますが、服用してから効くまでの約30分間は悪夢の様です。手術の一時的な後遺症の様なものらしいので、もう少しの辛抱と思って我慢です。

生まれ変わった心臓の働きに身体が慣れるまで無理は禁物ですが、ニューハートワタナベ国際病院の医師団の方々や、リハビリを担当してくださった理学療法士の土屋さんから、アドバイスされたことがあります。それは「退院後は体調を伺いながら、5,000歩を目標に毎日歩く」ということなのです。ただし、寒い思いをするのは良くないそうです。

そんなわけで、帰宅してからは、フィリップとスーパーや下田イオンの店内を歩く様に努めております。母に言われているようにマスクを忘れずに。また、外出する気分ではない日には、二人でリビングのテーブルの周りをぐるぐる20周したりして。それでも今の私にとって5,000歩のハードルは高く、なかなか届かなかったのですが、昨日遂に!

フィリップと下田イオンのモール内をぐるぐる歩いた成果です。きっと、店員の方達は「このカップルは、なぜ何度もうろうろと店の前を通るのだろう」と思っていたに違いありません。

せっかく行ったので、気分転換にフィリップと映画も楽しんで来ました。
「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続くダン・ブラウン原作の第三弾「インフェルノ」です。ラングドン教授役がトム・ハンクスというところに今でも違和感があるものの、ハラハラと面白く鑑賞しました。

ちょっと自慢になりますが、退院前、ニューハートワタナベ国際病院の渡邊剛総長が「難しい手術を乗り越え、その後も頑張ってこんなに早く退院できるとは、優等生ですね!」と褒めてくださいました。世界的に有名な心臓血管外科医にそんな風に言って頂けたことが嬉しくて、今でも忘れられません。どうやら私も褒められて頑張るタイプなのねとにやける、木曜日の朝であります。

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2016年11月14日月曜日

やっぱりお家が一番!ですね〜ポンコツ心臓修復日記 その7

おかげさまで、昨日フィリップと無事、三沢市の我が家に帰宅いたしました。やっぱりお家が一番と安堵すると共に、退院できた喜びをじんわりと噛み締めております。

退院の翌朝、高円寺のホテルから東京駅まではJRで移動しました。生まれ変わった心臓はしっかりと規則正しく鼓動して、息切れがするようなことはありませんでした。腰痛にもかかわらず、フィリップが荷物を全て持って「大丈夫?」とたびたび振り返りながら前を進む様子がなんとも愛おしかったです。

八戸までの東北新幹線はやぶさは、行き同様グランクラスを選びました。薬のおかげで痛みは和らいでいたものの、肩から背中にかけてこわばった身体をゆったりとした座席で休ませることができ、とても有り難かったです。もちろん、お弁当も美味しく平らげましたよ。

フィリップが選んだ洋軽食

私が選んだ和軽食

八戸駅に着くと、約束通りミシェルとドゥニーズが迎えに来てくれていました。三沢市へ戻ると、フィリップひとりが家の前で降りて、私はおいらせ町のミシェルとドゥニーズ宅でしばらくの間待たせてもらいました。3週間近く留守をしていたので、家の中は冷え切っていました。そんなところにいきなり帰って私が風邪を引いては大変と、フィリップが家中の暖房を点けて暖めて、片付けや買い物を済ませてから迎えに来てくれたのです。なにしろ、いろいろと細かいことに気がつく夫なので感心します。

おまけの写真は、東京駅で時間潰しに入った甘味処でのデザートと、
高円寺で味わった麺処田ぶしの海老味噌ラーメン。至福の旨さでした。

病院のある浜田山から近いという理由で宿を取った高円寺でしたが、どことなく下町の風情があり、活気があってごちゃごちゃしていて、なかなか楽しい街ですね。フィリップはお馴染みの銀座や表参道、新宿、渋谷、吉祥寺とはまた違うこの街を面白がって、私が元気になったらまた一緒に遊びに行こうと言っております。

さて、今日はお天気が良く穏やかな日になりそうです。血圧、脈拍数、体重、全て正常。胸に手を当て、日常の全てに心から感謝する、月曜日の朝であります。


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2016年11月13日日曜日

本日退院いたしました!〜ポンコツ心臓修復日記 その6

みなさん、お久しぶりです!早いもので、私のポンコツ心臓にメスが入ってから12日目を迎えました。ご報告が遅れましたが、おかげさまで手術は無事成功しました!術後は、血圧の低さ、心拍数の速さ、不正脈などが心配されたものの、驚くほど順調に回復し、本日退院することができました。ニューハートワタナベ国際病院の超一流の医師団、看護師さんたちの手厚いケア、家族の心の支え、そしてみなさんからの応援や祈りのおかげと、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

ご心配をおかけしているみなさんに早く近況をご報告と思っていたのですが、術後は身体にも心にも全く余裕がありませんでした。あまりの痛みに心が折れてしまいそうで、大好きなiPadを開くことすら億劫で、ずっと引き出しにしまったままでした。毎日フィリップが病院に通い、寄り添って励ましてくれたおかげで、なんとかめげずに乗り越えることができました。

このブログを忘備録として、私のポンコツ心臓僧帽弁形成手術後の過程をここに記しておこうと思います。

11月01日 火曜日
  14h半頃より手術(5時間)

11月02日 水曜日
  朝 ICU で目覚める 
  首から心臓へ薬を送るチューブが外れる
  ベッド上で上体を起こし歯を磨く
  氷を口に含み、溶けた水を飲み込む
  内服薬をのむ
  ふくらはぎマッサージ機が外れ、かわりに医療用靴下装着
  鼻から胃へのチューブが外れる
  ベッド脇に立ち、体重を測る

11月03日 木曜日
  ICU から一般病室へ歩いて移動
  心臓へのドレーン1/2が外れる
  昼から食事再開

11月04日 金曜日
  心臓へのチューブが外れる
  尿管が外れる

11月05日 土曜日
  酸素マスクが外れる 
  医療用靴下が外れる
  点滴が外れる
  病棟廊下を50m歩く

11月06日 日曜日
  病棟廊下を150m歩く

11月07日 月曜日
  激痛の元凶、心臓へのドレーン2/2が外れる
  病棟廊下を570m歩く

11月08日 火曜日
  傷のテープが外れる
  シャワー許可
  病棟廊下を1,410m歩く

11月09日 水曜日
  外出許可 フィリップと1時間ほど散歩
  病棟廊下、階段と病院近辺を1,920m歩く

11月10日 木曜日
  外出許可 フィリップと1時間ほど散歩
  病棟廊下と病院近辺を1,820m歩く

11月10日 金曜日
  病棟廊下と階段を850m歩く
  携帯型心電計外れ、身体に繋がれた物はひとつもなくなる!

11月11日 土曜日
  退院!!!

リハビリ指導とマッサージで身体を心地良く揉みほぐしてくださった理学療法士の土屋さん(左)と、特にお世話になった担当看護師の田尻さん(右)と。

今晩は、フィリップと都内のホテルでもう一泊して体調を整えます。退院がなんだかまだ夢のように感じる、土曜日の夕暮れであります。

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2016年10月31日月曜日

いよいよ!〜ポンコツ心臓修復日記 その5

みなさん、おはようございます。いよいよ手術の日が来てしまいました。午後の執刀だそうです。今の心境はこんな感じでございます。しつこいようですが、逃げられません。
さて、恒例の昨日の病院食は、朝食がこちら、
そして昼食がこちら。

夕方から医師による手術の詳細説明があり、フィリップと兄と一緒に聞きました。簡単な手術ではないようですが、もうお任せするしかありません。その後、なんだかもう胸がいっぱいでしたが、フィリップに見守られながら、遅くなった夕食をすっかり平らげました。だって、今日は朝もお昼も抜きで手術に臨み、術後もしばらくは食べられないんですもの。

麻酔科医による説明によれば、全身麻酔は酸素マスクと点滴で、あっという間に深い眠りにつくそうです。また、麻酔から覚めるための薬を点滴に入れるのは明日の朝だそうです。次にブログを更新するまでには時間がかかりそうですが、必ず元気に復活しますので、みなさん、どうぞ待っていてくださいね!

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