2013年10月23日水曜日

フランスの地図いろいろ

私は学校では地理の授業や試験が苦痛でたまらなかったのですが、地図をのんびりと眺めるのは好きです。
 

フランスという国が世界地図上のどこに位置するのか、みなさんよくご存知かと思います。こうやって見ると、改めて、フランスという国の大きさを実感します。フランス領土やニューカレドニア、南太平洋の島を除くフランス本国の面積は551,500㎡だそうです。ベルギー、ルクセンブルグ、ドイツ、スイス、イタリア、モナコ、アンドラ、スペインと国境を接しています。

フランスの他にはどの国へ行ったことがあるだろうと、地図を見ながら確認してみると、スペイン、イギリス、ベルギー、オランダ、ドイツ、オーストリア、デンマーク、スウェーデンでした。フランスに住んでいた時にはちょっと遠く感じたモロッコやギリシャも、こうして見ると結構近いので、行けなかったことを今更ながら残念に思ったりします。

さて、CartesFrance.Fr というサイトでは、いろいろなフランスの地図を見ること出来ます。画像として眺めるだけでも綺麗で楽しいので、いくつかご紹介したいと思います。

まずは立体的な画像です。ドイツ、スイス、イタリアと国を隔てている山地や山脈の様子がよくわかりますね。


本日のお天気予報です。とはいえ、フランスの天気予報はあまり当てにならないのですよ。

 
2009年度の統計による人口密度を表わしています。パリの位置が一目瞭然ですね。
 


こちらの地図は、2006年の統計による人口密集地域を示しています。パリ以外のマルセイユ、リヨン、リール、ニースなどの主要都市の位置がよくわかります。


こちらはフランスの県を示した地図です。私達が暮らしていたノルマンディのユーヴィル・ナックヴィル市はマンシュ県で50番です。


そして最後のこちらが、いかにもフランスらしい地図です。なんだかおわかりでしょうか?


フランスでは、全土を3ゾーンに分け、学校のお休み時期を地域によってずらす、言わば「バカンス分散制度」を取っています。この地図は、その学校のA,B,Cの休暇ゾーンを示しているのです。例えば、今年のクリスマス休暇は3ゾーン共通で12月21日(土)から1月6日(月)までの予定ですが、来年の冬の休暇はAゾーンが3月1日(土)から3月17日(月)まで、Bゾーンが2月22日(土)から3月10日(月)まで、Cゾーンが2月15日(土)から3月3日(月)までとなっているようです。

フランス人にとってバカンスは、命や家族の次に大事と言っても過言ではありません。フィリップも、フランスで仕事をしていた頃には、他の多くのフランス人同様に「自分はバカンスのために働いている。」と断言していました。そんなフランスですから、子供の学校がお休みの時期には親も合わせて休暇を取り、それぞれがバカンス地へと大移動します。このように時期を分散することによって、交通渋滞や混乱を緩和することができるというわけですね。

さて、今日はこれからDouce Franceのお料理教室があります。今日が初のクラスですので、ちょっぴり緊張気味です。フィリップは朝早くから台所に立って準備をしています。初のお料理教室が成功しますようにと祈りつつ、ちょっとそわそわと落ち着かない水曜日の朝です。
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1 件のコメント:

  1. >フランス人にとってバカンスは、命や家族の次に大事と言っても過言ではありません。
    本当にそんな感じですね! 
    それなのに、昨年末に某店よりもらった今年のカレンダー。秋休みの記載が、実際と1週間ずれていることが、休暇直前に判明して唖然としてます。うちは長期で遊びにいく予定がなかったので影響がなかったのだけど、皆さんのバカンス計画は大丈夫だったのでしょうか。。。それにしても休日が間違っているカレンダーがあるなんて! 笑っちゃいました。

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