2013年10月26日土曜日

第一回「ワインと料理のマリアージュを楽しむ会」

昨夜はDouce Franceにて、第一回「ワインと料理のマリアージュを楽しむ会」が開かれました。フィリップの一皿のお料理と、それに合う2種類の全く違うワインを楽しんで頂く会です。

今回参加してくださったのは、Yさん、M子さん、Nさん、そして、IさんとN美さんカップルです。みなさん、時間通りに来てくださって、フィリップが「いつも遅刻するフランス人とは大違い!」と感心していました。

まずはアペリティフ・ディナトワール(食前酒)から始めさせて頂きました。フランスでは、ナッツ類、チップスなどのスナックだけで食前の一杯を頂く、簡単なアペリティフのスタイルが主流です。今回はそれよりもう少し工夫して、フランスで好まれているカナッペやおつまみなどを知って頂きながら、食前酒を楽しんで頂きたいと思い、いくつかご用意しました。Nさんが綺麗に撮って下さった写真でご紹介します。

 
 
 
フィリップが選んだ食前酒は、8月にこちらでも紹介させて頂いた、仲田晃司さんのクレマンです。


こういったアペリティフの良さは、食欲をそそるだけでなく、みなさんと会話が弾み、それを通じてお互いのことを知ることができるところです。フランスでは、お客様をこのアペリティフにだけ招待するという習慣もあります。食前酒とおつまみだけで夜遅くまで、わいわいと楽しくお喋りをするのです。アペリティフのことを普段は「アペロ」と言います。誰かに偶然会って立ち話では物足りず、「今晩うちでアペロする?」などと誘ったり、誘われたりすることが良くありました。呼ぶ側が晩御飯の心配をせずに一緒に楽しむことができるので、このアペリティフのスタイルはとてもいいと思います。


 アペロでみなさんとの会話が弾み、自己紹介や情報交換で食卓が賑やかになって来ました。みなさんには馴染みのない、ちょっと変わったおつまみを一通り召し上がって頂き、瓶が空いたところで、いよいよ本日のワインの登場です。今回はロワール地方の赤と白のBioワインのご紹介です。
 
 
 
まずは、何も食べずに一口ずつワインの味見をして頂きました。お料理と共に飲むと、味がどんな風に変わるかを知って頂きたかったからです。
 
これらのワインに合わせてフィリップがご用意したのは、陸と海の食材を一緒に料理する「テール・エ・メール」と呼ばれるものです。陸からの贈り物であるきのこや生ハムと、海からの贈り物である鯛やあさりなどが一皿に盛り込まれています。
 
 
この一皿は今回選んだ赤ワインにも白ワインにも合います。みなさんからも、どちらともよく合うという感想を頂けてとても嬉しかったです。
 
みなさんには、この一皿を食べる前と、食べながらとでは、赤、白どちらのワインが美味しいと感じたかを教えて頂きました。それぞれ意見が分かれて、とても興味深かったです。

 
 
こうして楽しく日仏交流をしながら、和やかな雰囲気の中で、初ワイン会を行うことができてとても幸せに思います。Douce Franceでは、これからもこういった会を通して、ワインと料理のマリアージュのご紹介や、日仏交流を深めて行きたいと考えております。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。参加者のみなさんの笑顔を思い出しつつ、これからも二人でがんばろうと、心に誓う土曜日の朝です。
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