乾杯は私たちが大好きなルイ・ロデレールで。素晴らしい香りと軽い飲み心地で、母も気に入ってくれました。前菜のフォアグラとも良く合いました。
メインは、フィリップが食欲旺盛な甥のことを考えて用意していたのですが、小食な母のために少し変更して仕上げてくれました。愛情を込めて赤ワインで煮込んだ牛肉がほろほろと柔らかく、繊細な味わいで大満足でした。ジャガイモは黄金の「インカのめざめ」です。
フィリップが台所に立ってお料理したり、お皿を入れ替えたりして忙しく動き回っている間、娘はどっかりと腰を下ろしたまま動かないので「少しは手伝わなくていいの?」と母が呆れていました。フィリップは料理をする時はなにしろ真剣で、なんでも一人でやる主義なので、私はあえて邪魔をしないようにしております。
女性陣はシャンパンで通し、料理人フィリップは赤ワインを堪能しながら、昔話や映画話に花が咲きました。
デザートの前に、兄たちと私たちからの傘寿のプレゼントを渡しました。内緒にしていたので母はとても驚いて、いったい何が入っているのかしらとしばらく首をひねり、中身を見てとても感激してくれました。このプレゼントについては、また後ほどブログで詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
お楽しみのデザートは、Le Plaisir (ル・プレジール)さんの格別美味しい苺のタルト。
明かりを消して、ろうそくを吹き消してもらって、フィリップと二人で大拍手しました。うっかり聞き忘れましたが、火を消しながら母はなにか願い事をしたのでしょうか。
楽しい晩を過ごせたことを、じんわりと幸せに思います。さて次なる大イベント、米寿のお祝いも笑顔で迎えることができますようにと祈る、火曜日の朝であります。
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