亡き母のデミタスカップたち

残暑お見舞い申し上げます。今日はとりわけ暑いですね。みなさん、体調にお気をつけて。

さて、私たちは怒涛の日々を乗り越え、おかげさまで、なんとか引越しを終えることができました。家中あちこちに段ボールが山積みですが、フィリップのおかげで、毎日少しずつ減っています。なにしろ、梱包をした引越し業者の方たちが、実に素晴らしい働きをしてくださったおかげで（←最大の皮肉。本社にクレームを送る予定です）、もうなにがどこにいったやら。やっと見つけることができても、ぐちゃぐちゃに詰まっているので嫌になります。これが彼らが誇る「エキスパート」の仕事ぶりかと、心底呆れてしまいます。暑さのせいで余計にイライラが募るので、精神衛生上よくありません。

でもね、昨日帰宅すると・・・

二階廊下の飾り棚に、亡き母がくれたデミタスカップのコレクションが並んでいたので大喜び。フィリップにお願いしていたものの、こんなに早く登場するとは思っていませんでした。

母は「もう、せっかくあげたのに、あなたたち、ちっとも使っていないじゃないの」と文句を言っていたものです。こうして飾るだけでも、きっとお空で満足してくれているはず。どうよ、どうよ？と呼びかける、木曜日のお昼休みであります。

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