朝5時、ご近所のムッシュー蕎麦を迎えに行き、静まり返った八戸の街中を通り抜け、5時20分頃、館鼻岸壁に到着しました。春先は出店者の出足が遅いようで、まだ少しがらんとした感じでしたが、なにしろ良い場所に駐車することができて良かったです。
3人でぶらぶらと歩きながら、バラエティ豊かなお店の数々を見て歩きました。
楽しいので、すっかり夢中になって見て歩いていたのですが、冷たい潮風に吹かれ、寒くてたまりませんでした。そんな時に出合った、魅力的な天然きのこ汁を逃すはずはありません。
カックイとヤナギナメコ、麩、白滝などの入った、とても美味しい天然きのこ汁に、身体の芯まで温まり、また3人で元気に歩き出しました。
こちらは、塩手羽先で人気のお店だそうです。ムッシュー蕎麦とフィリップが行列に並びました。あつあつの手羽先を2人で美味しそうに頬張っていましたが、私はよそのお店のみたらし団子にしました。
漁港を誇る八戸市だけあって、魚介類が豊富で新鮮、しかもとても安いので目を見張りました。
間近に見る漁船に、私たちが暮らしていたノルマンディ地方の、シェルブール港の景色が頭の中に蘇りました。
韓国やインドの出店もありました。シーズンには、アメリカ、中国の看板も立つようです。
お店を出す人たちの数が次第に増えて来て、一層活気が出て来たように感じました。
ムッシュー蕎麦のリュックサックは収穫物でいっぱいになりました。私たちは初めてだったので、今回はすっかり見学者気分でしたが、次回はいろいろと買い込むことになると思います。安く買えるという利点はもちろんですが、地元の方たちとのふれあいがとても楽しい館鼻岸壁朝市です。天然きのこ汁のお店の川村さんと、今年高3になるお孫さんの素朴で温かい笑顔を思い出す、月曜日の朝であります。
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