2016年4月30日土曜日

健さんとおうちでフランスワイン試飲会~クイズその26おまけつき

昨晩、健さんがフランスワインを2本抱えて私たちに会いに来てくださいました。健さんは、TSUTAYAグループなどを経営する株式会社Vidaway代表取締役社長ですが、私たちにとっては社長というより愉快なお友達です。多忙で、いつも本拠地の東京から全国を飛び回っていらっしゃるのですが、打ち合わせなどで青森県へ来る機会があると声をかけてくださいます。そして、いつも珍しい商品を紹介してくださるんですよ。このブログのこちらには、健さんから頂いたさまざまなお土産についての記録が残っております。

今回は、フィリップにワインを試飲して欲しいう嬉しいお誘いでした。どんなワインかは前もってわからなかったので、マリアージュがうまく行きますようにと祈りつつ、フィリップがお料理の準備をしました。


一本目はブルゴーニュ地方より2013年のChardonnay (シャルドネ)。



フィリップによる前菜の陸奥湾沖帆立とベーコン、レンズ豆などの一皿と、青森県産アスパラガスとフランス葱リーキのビシソワーズとの相性が抜群でした。


そしてもう一本は、ローヌ地方のPichot Roucas Rouge(ピショ・ル―カス・ルージュ)。


こちらは、高知県の金目鯛のグリルと黒オリーブとポテトのピュレと共に。このお魚料理には、白はもちろん、赤ワインもよく合いました。


グルメな健さんが、フィリップの手料理をとても喜んでくださったので嬉しかったです。


デザートには、軽く、カシスペッパーを使ったスパイシーなチョコレート菓子を。



いつもながらいろいろな話題で盛り上がって、真夜中まで。とても楽しいひとときでした。


ちなみに、これらのワインはTSUTAYA八戸ニュータウン店vida marchéでお買い求め頂けるそうですよ。


さて、突然ですがクイズです!健さんが持って来て見せてくださったものをこんな風に使って、みんなで大興奮したのですが、いったい何をしているところでしょうか?



おわかりになった方は、一言メッセージをくださいね。


我が家での、健さんとの美味しく楽しいワイン試飲会を振り返って思い出し笑いをする、土曜日の朝であります。

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2016年4月29日金曜日

(続)匠馬くんも真剣に~Douce France(ドゥース・フランス)赤ちゃんも一緒 にフランス語レッスン

水曜日は、TSUTAYA八戸ニュータウン店 Vida Caféさんで、澄江(きよえ)さんとの22回目のDouce France(ドゥース・フランス)「赤ちゃんも一緒にフランス語レッスン」の日でした。この楽しいレッスンについては、去年このブログのこちらでもご紹介させて頂いたことがあります。

スタート時にはまだ生後8ヶ月だった匠馬(たくま)くんは、早いもので今や1歳7ヶ月!フィリップと私にすっかりなついてくれているので、もう可愛くてたまりません。

今までは、ママの澄江さんがレッスンに集中していると、構ってもらいたくてぐずったりしたものですが、私たちと一緒の時にはどうやら無理らしいと諦めがついたのでしょうか。最近では、私のiPadを指差して、きかんしゃトーマスや大好きな乗り物の動画をおねだりするようになりました。私も一緒に見ながら、なるべく話しかけるようにして。いつもは穏やかな匠馬くんが、動画が途切れたり広告が入ったりすると、すかさず不満を訴えて来るのが可笑しくて、吹き出してしまいます。



こんな風におとなしく待っていられる時間が長くなって来たものの、やっぱり好奇心旺盛なお年頃。急にママのレッスンが気になって、なに?なに?と身を乗り出して来たり、


フィリップになにか伝えたそうに大接近してみたり、大好きな消防車を走らせて見せてくれたり、



フランス語で話しかけるフィリップをほぉ?と不思議がってみたり。


そういえば、母国語が確立していない時期に、幼児に外国語を無理に教えようとすると混乱をきたすと読んだことがあります。ママのレッスンを横で聞いているだけではありますが、確かに匠馬くんは、フィリップが話す言葉がいつも聞いているものとは全く違うものだとわかっているようです。特にママがフランス語を話しているのが聞こえて来ると「ほぉ?」というような表情で、しげしげとママの顔を見つめています。

そうそう、先週のレッスン中には、匠馬くんが突然フィリップの口真似をして、「パパ!」と叫んだので、みんなで大笑いしました。澄江さんは、パパと初めて言ったと驚いていましたよ。

英語が堪能な澄江さん。レッスンを重ねるうちに、フランス語の文章の構成もだいぶわかって来たと仰って、着実に上達なさっているので嬉しい限りです。表情豊かな匠馬くんの顔を思い浮かべてにやける、金曜日の朝であります。


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2016年4月28日木曜日

充実!お昼の特選メニュー~すし割烹福水

昨日の午前中は、私のポンコツ心臓の薬をもらいに、いやいやながら担当医のところへ行きました。連休前とあって、診療所は随分混んでいて、2時間近く待つ羽目になりました。誰でもそうだと思いますが、病院へ行くとなんだか気が滅入ってしまいます。

思いがけず、前回と比べて検査結果がさらに良くなっていることが分かりました。薬ですっかり治るわけではありませんが、効いているようで有り難いことです。

そんなわけですっかりご機嫌になり、迎えに来てくれたフィリップとその足でお昼ごはんを食べに。Douce France(ドゥース・フランス)フランス語講座パティシエ専門個人レッスンを受けてくださっている翔くんが、美味しいと勧めてくれたすし割烹 福水さんへ向かいました。翔くんの親しい先輩が、このお店の息子さんなのだそうです。「福水」という名前は聞いたことがありましたが、記憶の限りでは、行くのは今回が初めてではないかと思います。

寿司職人さんたちと向き合うように、フィリップとカウンターに腰を下ろして、お昼の特選メニューのひとつを選ぶと・・・

  




とまぁこのように、サラダ、天ぷら、握り(写真以外にも何貫か)、浅利のお味噌汁、茶碗蒸し、うどん、そしてデザートまで登場しました。これで2,000円ですよ。美味しい上、驚きの充実ぶりでした。

英語とフランス語のメニューもあり、フィリップが感激していました。寿司職人さんによると、お店には時々、ドイツ人、スペイン人、フランス人などのお客さんがいらっしゃるそうです。六ケ所村のITER関連の方たちでしょうね。

 


このブログのこちらでご紹介しているように、私たちはお寿司と言えば鮨大竹さんに行くことが多いのですが、翔くんのおかげで、こうして新たに美味しく雰囲気の良いお店を知ることができました。

すし割烹 福水
三沢市中央町2-3-7
TEL 0176-51-2885



食道楽の私たちに、お気に入りのお店がまたひとつ。健康第一を実感する、木曜日の朝であります。

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2016年4月27日水曜日

ユーロでお買い物~Douce France(ドゥース・フランス)「家族と一緒に楽しむフランス語」

先週の火曜日は、TSUTAYA八戸ニュータウン店 Vida Caféさんで、康さんとお孫さんお二人一緒のDouce France(ドゥース・フランス)「家族と一緒に楽しむフランス語」32回目のレッスンでした。

この春小学校4年生になった芽生ちゃんは、バスケ部に所属して、身体を動かすことが大好きな女の子。フランス語レッスンが始まる16時には、ちょっぴり眠そうに目をこすって来るのですが、ひとたびフィリップを前にするや、彼のペースに引き込まれ、なんとか聞き取ろうと表情は真剣になります。


今回のレッスンは、フランスの食料品店でお買い物という設定で。おもちゃのユーロ札と硬貨をごっそり渡すと「うわぁ、お金持ちになった!」と目を輝かせました。

「え〜と、何て言うんだっけ〜」と言いながらも思い出して、店主のフィリップにきちんと挨拶をしてから、いくつか買いたい物を選んで、子供ながら丁寧に"Je voudrais ~ (ジュヴドレ)"と条件法を使って注文しました。すると、なにやら怪しいフランス人店主が、一品ずつ値段を伝えます。例えば「あぁ、この人参を選ぶとはお目が高い、これはとても品物が良くて高いんですよ!」などと言うもので、芽生ちゃんは合計金額がいくらになるかとはらはら。




大好きなアイスクリームがべらぼうに高いことを知ると、お隣で見守るお祖母さんの康さんに「どうする?やめようか?」と相談したりして。


一旦払ったものの、「やっぱやめる、お金返して!」と店主から奪い返したりするので、康さんと大笑いしてしまいました。



芽生ちゃんは、たとえおもちゃのお金でも、無駄遣いはしません。また、お札で払ってもお釣りを計算してよく確かめるので、フィリップがわざとごまかそうとしても通用しません。

その後、今度は芽生ちゃんがお店屋さんになって、お客さんのフィリップに品物を渡し、値段を決めてお金をもらっい、お釣りを払う練習をしました。とても楽しそうに、生き生きとフランス語でやり取りをしてくれたので、嬉しかったです。家でほとんど復習はしないそうですが、よくわかるので感心します。こうやってユーロや数字に自然に慣れることはとても大事だと思います。

Douce France(ドゥース・フランス)フランス語講座小学生のクラスでは、このように子供たちが興味を持って楽しく学べるよう、ゲームや遊びを交えてレッスンします。可愛い子供たちと、フィリップのやりとりを見ていると、可笑しくていつも吹き出してしまうんですよ。


康さんは、「いつの日にか、今度は芽生ちゃんもフランスへ連れて行きたい。」と目を細めていらっしゃいました。その素敵な夢が叶いますように!頼もしい芽生ちゃんと一緒なら、フランスでも安心かもとにやける、水曜日の朝であります。


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2016年4月26日火曜日

第2回フィリップの「フランスの文化や習慣のよもやま話」の会(お知らせ)~田面木公民館

今年もご依頼を受け、フィリップと八戸市田面木(たものき)公民館にて「フランスの文化や習慣のよもやま話」の会を開催させて頂くことになりました。

初回の2014年6月の様子は、このブログのこちらに綴っております。前回は、フランスの文化や習慣について、AからZまでアルファベット順に26のテーマを選び、それに関する写真をスライドでお見せしながら、フィリップがお話をさせて頂きました。参加者のみなさんがとても喜んでくださり嬉しかったです。

さて今年は、日本滞在丸3年を迎えようとしているフィリップが、日本での生活で気付いたことについて、あれやこれや母国語でお話しさせて頂きます。通訳致しますのでご安心くださいね。ご好評につき、今回もAからZまでアルファベット順に言葉を選んで、フランス人の目から見た日本って?文化や風習にどんな違いが?というようなことをお伝えできればと思います。フランスやフランス語に興味のある方、お気軽にお出かけくださいね。定員に達し次第、締め切りとなるそうですので、どうぞお早めにご予約ください。

 田面木公民館フランス文化教室
フィリップの「フランスの文化や習慣のよもやま話」

平成28年5月13日(金)
八戸市立田面木公民館にて
13時半より2時間程度
参加費無料

予約・お問合せ先
田面木公民館 TEL 0178-27-3333

2014年「フランスの文化や習慣のよもやま話」の会にて

残念ながら、今回はフィリップの手作りお菓子のご用意はございませんが、お話の後の残り時間には、みなさんと一緒に自由にお喋りさせて頂けるかと思います。来月の田面木公民館でのイベントを楽しみにする、火曜日の朝であります。

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2016年4月25日月曜日

我が家のBBQシーズン開幕!

昨日は少し風があったものの、暖かくて穏やかな日曜日。フィリップが庭の草刈りをした後、二人でテラスにガーデンテーブルセットを運びました。冬の間、ガレージの中に移していたこのテーブルと椅子は、フランスで2009年に買ったものです。以来、2度塗り直して大事に使っているんですよ。


以前、このブログの「安らぎのテラスよ、さようなら」でご紹介したように、八戸市で暮らしていた家のテラスは木々に囲まれて、とても素敵でした。三沢市のこの賃貸戸建の方は、庭ががらんとして何もないのが玉に瑕。このテラスは去年、デッキ資材キットを買ってフィリップが自分で組み立てたものです。それについても「(続)安らぎのテラス計画」に思い出が綴ってあります。

さて、準備が整ったので、お昼ごはんはさっそくテラスで。良い季節がやって来たことをまた実感できた日曜日でした。

また晩のビールのおつまみには、今年初のBBQでフィリップが鮎とさざえを焼いて、二人で唸りながら食べました。さざえが大好物だった亡き父のことを思い出しました。フィリップは初めて食べたのですが、私が騒ぐほどの感動はなかったようです。



新鮮な雲丹も手に入ったので、スプーンですくって。食べている間も、針がうごめいていました。実に美味しかったです。



こんな風に手軽に新鮮な海の幸を味わうことができるのは、青森県に暮らしてこそだと思います。

こうして、待ちに待った我が家のBBQシーズンが始まりました。次回からは本格的に、いろいろな食材を楽しみたいと思います。家族や友人たちともこのテラスで心地よいひとときを分かち合えたらと願う、月曜日の朝であります。

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2016年4月24日日曜日

刺巻湿原 水芭蕉群生地

先日こちらでご紹介した 夏瀬温泉 都わすれからの帰り、フィリップと刺巻湿原の水芭蕉群生地に寄ってみました。どこまでも広がる湿原の榛の木(ハンノキ)林に、6万株もの水芭蕉が共存しています。どこか幻想的な雰囲気が漂っていました。


「水芭蕉」を見て私が思い出したのは、あの懐かしい歌曲・・・。

「夏の思い出」
江間章子 作詞 
中田喜直 作曲

夏が来れば思い出す
遥かな尾瀬 遠い空
霧の中に 浮かび来る
優しい影 野の小径

水芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花色に 黄昏る
遥かな尾瀬 遠い空

夏が来れば 思い出す
遥かな尾瀬 野の旅よ
花の中に そよそよと

揺れ揺れる 浮き島よ
水芭蕉の花が 匂っている
夢見て匂っている水のほとり
眼つぶれば 懐かしい
遥かな尾瀬 遠い空



昔からなぜか「水芭蕉の花が〜」のくだりでぐっと来て、歌いながら涙がこぼれそうになってしまいます。



フィリップと日本で知り合ったばかりの頃、八幡平へ一緒に水芭蕉を見に行ったことがありました。その頃を思い出し、少し切ない気持ちになる、日曜日の朝であります。

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2016年4月23日土曜日

満開の十和田市官庁街通り(駒街道) で

昨日、大好きなロックミュージシャン、プリンスの訃報を知りました。デビッド・ボウイに続いて彼までも!プリンスを偲んで、アルバムを聞きながら遅い朝食を。なんだかフィリップとどんよりとしてしまいました。

そんな悲しい気分を吹き飛ばそうと、今年もお隣りの十和田市へ出かけました。去年はこちらで綴っているように七分咲きでしたが、今年は見事に満開でした。二人で思い思いに写真を撮って来たのでご紹介させて頂きます。

まずは中央公園をぐるりと歩きました。庭木や花の即売会などでそこそこ賑わっていました。


流鏑馬の練習をしていましたよ。そういえば、今日から「桜流鏑馬」が始まります。


桜祭りの提灯・・・。日本人の私は気にもかけない光景ですが、フィリップの目に留まったようです。



次に、十和田市官庁街通り・駒街道をのんびりと往復しました。





十和田市現代美術館。去年の夏、フィリップの娘たちと訪れた日のことが思い出されます。






美術館内のお気に入りのカフェで一休みしてから、また歩き出しました。


こちらは、市役所展望台からの眺めです。「日本の道百選」に選ばれた官庁街通り(駒街道)だけあって見応えがありました。



展望台を下りて、お散歩の続きです。面白い撮影スポットを見つけました。




暖かく穏やかな日に、身近な場所で満開の桜を満喫することができました。桜はあまりにも儚くて、あとは散ってしまうばかりですが、"C'est la vie !"(セ・ラ・ヴィ!:それが人生さ、仕方ない)と諦めるしかありません。「パープル・レイン」の悲しい歌声がまだ頭の中でリフレインしている、土曜日の朝であります。


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