2022年5月31日火曜日

散歩で見つけた無人薪売り場

五月晴れに誘われて、週末は連日てくてく二人で近所をお散歩。行き止まりかもねと言いつつ、進んでみると道があり、その先に新たな発見があることが。人生も同じですよねぇ(しみじみ)。

そんなわけで、今回見つけて「え、こんなところに!」と喜んだのが、アメリカンハウス群の一角にある無人薪売り場。

ホームセンターでよく見かけるナラの他に、サクラやブナ、火おこし用にクリもあり、なにしろ安い!BBQやキャンプに最適ですね。

お散歩から戻り、いそいそと車で出直して、サクラ二箱とクリひと包み選び、1,200円をチャリンと箱に投入して。その先にある、外に薪を積み上げているお宅が売り場の主かしらと思ってみたり。

おまけの写真は、ある日のボウイとゆらめく炎。


今週はしばらく雨で肌寒い日が続きそうなので、ちょこっとまた火を楽しめそうです。

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2022年5月30日月曜日

フリフリチキンとロメイン最高

週末のおうちごはんは、ラニチキンファクトリーのフリフリチキンを、ふじもり農園さんの roquette(ロケット: 和名ルッコラ)と赤と緑2種類の romaine (ロメン: 和名ロメイン)を合わせたフィリップのサラダと共に。

「三沢市」「チキン」で思い浮かぶのは、「から揚げ人生と碁盤と父の思い出など」でご紹介したことのあるから揚げ人生さんや、パリッと美味なる手羽先を楽しめる吹越さん、そしてこのラニチキンファクトリーさんかな。

本場ハワイと同様に、専用の機械を使って炭火で豪快に回転させながら丸焼きしたフリフリチキンを味わうことができます。「フリフリ」ってハワイ語で「回る、回転させる」という意味なんですって。ちなみに、フランス語では « tourner » (トゥルネ)となります。

チキンはもちろんですが、サラダが大変美味でした。おいらせ町ファーマーズマルシェhitotsubuさんで手に入れたロメイン、最高。特にレッドロメインは珍しいのでは?それから、食材に合わせてフィリップがちゃっちゃと作るドレッシングがまた旨いのです。じゅる。
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2022年5月29日日曜日

隠して魅せるマスキングテープ

我が家の壁紙は全て、両親が25年前に建てた当時のもの。幸いあまり痛んでいないし、近い将来に仔猫を飼いたいと思っているので、あえて張り替えたり塗り替えたりせずにおります。

それでも昨日、少し手を加えて、いくらか色褪せたトイレの壁紙にマスキングテープを貼ったら、見て、見て、なんだかいい感じ!

レトロな壁紙に合わせて選んだのは、カモ井加工紙のウィリアム・モリス柄。468円のマスキングテープが、いい仕事をしてくれました。手軽でいいですね。


マスキングテープで思い出すのは、昨年旧弘前偕行社で開催されたmt博。建物のいたるところにマスキングテープが貼られ、レトロモダンな風情を楽しむことができました。

もちろん、マスキングテープの売り場も設けられていました。テープ自体には興味のなかった私は素通りでしたが、凄い売れ行きに驚いたものです。今では少し、その人気の秘密がわかったような気がいたします。
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2022年5月28日土曜日

エコで安上がり!フィリップの除草対策

抜いても抜いても生えてくる雑草にはうんざりしますね。みなさん、雑草対策はどうなさっていますか?

今日ご紹介するのは、昔からフィリップが使っている、実にエコで安上がりな方法です。食酢と水を同量ずつ。そこに粗塩を適当にガバッと加え、よく混ぜて出来上がり。あとはまんべんなくシュパシュパと雑草に散布するだけです。

直後にお酢の匂いがしますが、すぐに消えるので気になりません。中には効き目の薄いしぶとい雑草もありますが、たいていの葉は枯れてしまいますよ。

ちなみに、上の写真のアプローチに写っている2箇所の白い粉は、私が撒いたエコとは程遠いアリ駆除剤です。

ところで、我が家のように狭い庭は「猫の額ほど」と形容できますが、フランス語では « grand comme un mouchoir de poche » (グラン コム アン ムショワール ドゥ ポッシュ)と、ハンカチの大きさに例えます。どうやら英語でも同様みたいです。面白いですね。

ハンカチで思い出すのは、ノルマンディーの海辺の家の大家さんで、当時89歳だったアンセル氏。道端で出会うと嬉しそうにお喋りをしながら、ポケットからくしゃくしゃのハンカチを取り出し、ブーン、ブーンと凄まじい音をたてて鼻をかんでいました。いったいこのハンカチは、いつからポケットに入っていたのかしらと気になって仕方なかったものです。
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2022年5月27日金曜日

ファーマーズマルシェhitotsubu (ひとつぶ)でボンジュール!

昨日のランチは、フィリップとおいらせ町のファーマーズマルシェhitotsubu (ひとつぶ)さんにて。フィリップはガリバー!、私は農ランチ(下の写真)を美味しくいただきました。


ひとつぶは農家さんによる野菜市場で、新鮮で珍しい野菜や加工品などを手に入れることができます。三沢市に戻って来てなにが嬉しいって、またこの小さなマルシェで十和田市ふじもり農園さんの魅力的な西洋野菜を買うことができること。

私がどれほどふじもり農園さんが好きかということは、このブログのこちらや、2014年デーリー東北新聞市民記者時代の記事、元職場ブログに書いた「青森県ふじもり農園西洋野菜名前当てクイズ」などをご覧くださればお分かりいただけるかと思います!

(ふじもり農園さんの野菜たち)

それから、ファーマーズマルシェhitotsubu (ひとつぶ)さんでは、フィリップが行くたび、店主の中浦さんと古舘さんや店員の皆さんが「ボンジュール!」と迎えて「メルシー、オフボワール!」と、いつでも陽気にフランス語で挨拶してくださるのがなんとも嬉しい!

お近くの方はぜひ、この素敵なマルシェに「ボンジュール!」とお寄りくださいませ。にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ

2022年5月26日木曜日

やっと出てきたバカラのショットグラス

昨日、仕舞い込んでいたメニューボードのことをご紹介しましたが、こちらは何年も箱に入れたまま、もはやどこへいったのか行方不明になっていた2つのショットグラスでございます!


青森市から三沢市への今回の引っ越しで、遂にその箱が見つかり、飾り棚のグラスコレクションに嬉々として加えました。

亡き母から譲り受けたBaccarat (バカラ)。もらって大喜びしたものの、壊すのが惜しくて、厳重に梱包して箱に閉じ込めてしまっていたのです。なんと愚かだったことでしょう。

熊の見守る薪だらけの家では、フィリップがアペロ(アペリティフ)のウィスキー用に使い始めました。洗う時は少し緊張しますが、これからも大事に日常使いしていきたいと思います。

バカラと言えば、大昔、まだフランス語はろくに話せなかった頃にひとりで訪れた、パリのバカラ美術館を思い出します。たまたま嘘のように空いていて、貸し切り状態でバカラの優美な世界に浸ったものです。2015年にリニューアルしたそうで、より一層華やかな雰囲気になったよう。日本ではあまり注目されませんが、一見の価値のある美術館です。
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(写真 バカラ美術館HPより)


2022年5月25日水曜日

メニューボードもリタイア

2013年から2014年にかけて、八戸市の自宅で開催していた、フィリップによる Douce France フランス料理教室。そこで活躍していたのがメニューボードです。

こちらはバレンタインをテーマにしたメニューの時に。


(あ、モエ・エ・シャンドンの綴りの最後になぜかTが!すみません・・・って、今ごろ間違いに気づいてもね。)

そしてこちらは春をテーマとした回に。


前菜、メイン、デザートにワインあるいはシャンパンをつけて、おひとり4,500円で開催していた料理教室。嬉しいことに、参加者のみなさんに大変ご好評いただいておりましたが、日本ではなにしろ材料費がかかり過ぎ、やるたびに赤字で(苦笑)。かと言って一回の人数を増やしたり、参加費を上げたくはなかったので、残念ながらすっぱりと諦めた料理教室でした。

やめてからずっと仕舞い込んでいたメニューボードですが、フィリップが足の部分を外し、薪だらけの家の台所の壁に取り付けました。

うん、うん、いい感じ。リタイアしたメニューボードもなんだか嬉しそう。

というわけで、みなさん、Bonne journée ! (ボンヌ・ジュルネ 良い一日を!)

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2022年5月24日火曜日

ショソンと言えば

室内履きを夏用に履き替えました。

フランス語で室内履きやスリッパは « chausson »(ショソン)。そして、ショソンと言えば・・・そう、 折パイ生地にりんごのコンポートを包み込んだ « chausson aux pommes »(ショソン・オ・ポム )!

青森県で食べたことのあるショソン・オ・ポムの中で、私が特に好きなのが、弘前市の パティスリー « le bourgeon »(ル・ブルジョン)さんのもの。心地よいサクサク感でめっちゃ旨い!
味にうるさいフランス人フィリップをも唸らせた絶品です。


青森市のパン&フロマージュ モンドールさんのショソン・オ・ポムもかなり美味しくて、バゲットやサンドイッチと共に食べては、よくフランスにワープしておりました。

こちらの写真は、ある日青い森公園にて。

それにしても、三沢市では美味しいショソン・オ・ポムを買うことができないのが残念です。知らないだけかな?
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2022年5月23日月曜日

変わりゆく三沢の風景と藤の花と

iPhoneで愛用している歩数計によれば、先週の金曜日のお散歩では10,770歩、早足で歩いた日曜日は5,024歩。継続することが大事なので無理はせず、フィリップと楽しみながら、少しずつ歩数を伸ばしていきたいと思います。まだ体重が減る気配はないし。

住宅街や遊歩道をその日の気分で歩いているのですが、米軍外国人のために建てられた、雑草だらけな空き家のアメリカンハウスが目立ちます。他人事ながら、物件を抱えた大家さんは大変だろうなぁと心配になったりして。

一方、あちこちで木の伐採が進んでいます。整地された地面に新しい住宅がどんどん建てられていくのを目の当たりにして、まるで昔ハマっていたシュミレーションゲーム「シムシティ」のようと笑ってしまいます。

そういえば、以前三沢市で住んでいた賃貸家は、向かいの田んぼで蛙の合唱、脇の空き地でケンケンとキジが鳴いてとてものどかだったのですが、今では田んぼは放置状態、すぐ脇にアパートが迫り、裏にも家が建って様変わりしてしまいました。

さて、こちらは金曜日の散歩で見かけた、2つの公園の藤の花。





老いてもしっかりと根を張って逞しい・・・見習いたいものです。
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2022年5月22日日曜日

一真シェフと美味なる再会〜North 40-40

昨日のランチは、数年ぶりに三沢市のNorth 40-40さんで。今は亡き平林シェフの時代から何度も出かけていたレストランですが、近年すっかりご無沙汰してしまっていました。

昨年11月に新しいシェフを迎えてリニューアルオープンしたNorth 40-40さん。最近になって、そのシェフのおひとりがなんと一真さんだということに気づき、以来、会いに行きたいと思っていたのです。そんなわけで、昨日は数年ぶりに再会できて、実に実に嬉しかったです。

さて、興奮冷めやらぬまま、私たちが選んだ一番軽いAコースをご紹介しましょう。

アミューズ パプリカのマリナード

私が選んだ前菜 六ヶ所沖真鱈のブランダード


フィリップの前菜 鮪のマリネ レフォール風味


私のメイン 平舘沖真鯛のグリエ 緑コショウ風味


フィリップのメイン 六ヶ所沖ヒラメのグリエ キャロットオレンジソース


デザート


一真シェフの国内外での豊富な経験を実感できるランチに、二人共大満足。三沢市でもこんなに繊細でセンスが光るフレンチを、しかも気軽に楽しむことができるなんて、最高です!

Douce Franceの元生徒さん、一真シェフとの思い出は、八戸プラザホテルでご馳走になった「期待の料理人 一真さんのお・も・て・な・し」や、お礼に我が家でフィリップが腕を振るった「一真さんとの楽しい食卓」、あちらこちらでがんばっていた彼を応援しに行った時のことなどたくさん。

おまけの写真は、こちらもまた格別美味しい、North 40-40さんのジンジャーエール。もうたまりません❤️ にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ

2022年5月21日土曜日

ことば遊び大好き〜海のトリトン

今日ご紹介するのは、フランス在住時代の2007年に父の浴衣のハギレを使って作った、高さ72cmのランプであります。腰に巻いているのも、父の浴衣帯です。

フィリップのお気に入りのランプでした。ちなみにランプ作りでは、私が台に選んだ花瓶に穴を開けて配線を通したり、電球を取り付けたりするのはフィリップの担当でした。

例によって、この「海のトリトン」と名付けたランプに合わせて作った詩もどきがあります。トリトンの「トン」で韻を踏みまくって遊んでおります。

Triton, Triton,  
 トリトン、トリトン
Tu es un planton,
 チュエアンプラントン
Au ponton Breton.
 オポントンブルトン

Triton, Triton,
 トリトン、トリトン
En yukata de bon ton,
 アンゆかたドゥボントン
Mon petit fiston,
 モンプチフィストン

Triton, Triton,
 トリトン、トリトン
Mettons ton bouton,
 メトントンブトン
Pour tonton TEZUKA.
 プルトントンてづか



(トリトン、トリトン、
立ちんぼの伝令兵、
ブルターニュ港のはしけで。

トリトン、トリトン、
綺麗な浴衣着て、
私の可愛い息子よ。

トリトン、トリトン、
明かりを点けましょうか、
手塚おじさんのために。)

偉大なる手塚治虫ファンに怒られそうですね。
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2022年5月20日金曜日

ギリシャ人の音楽家ヴァンゲリスを偲んで

17日にパリで亡くなったギリシャ人の音楽家ヴァンゲリスを偲んで、昨日の午後フィリップが針を落としたレコードがこちら。

ヨハネの黙示録を題材にしたサイケデリックの名盤だそうで、なんとも刺激的で不思議な世界観でありました。フィリップはヴァンゲリスの音楽性が初期の「雨と涙」からこの666までにどのように変わっていったかや、彼がいかに優れたミュージシャンであったかを力説しておりました。


「炎のランナー」や「ブレードランナー」「南極物語」の映画音楽を手がけた人でもあったんですね。


お次は気分を変えて、私も大好きなオーストラリアのAC/DCを2枚かけて盛り上がりました。


私はどちらかと言うと、二代目ヴォーカルのブライアン・ジョンソンのダミ声の方が好みです。

年齢も、生まれた国も、育った環境も全く違う私たちですが、音楽の好みが似ているのは幸いです。

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2022年5月19日木曜日

八戸のペットショップの子猫たち

火曜日には車の一年点検にフィリップと八戸市へ。作業に2時間程かかるとのことだったので、ペットショップ2軒、代車で猫たちを見て歩きました。

フィリップと私は大の猫好きで、秋ぐらいから一匹飼おうと楽しみにしております。願わくば、なんらかの動物愛護団体から受け入れたいのですが、どこにどんな縁があるかわからないので、参考のため、なるべくいろいろ見ています。

2軒のペットショップでは、何匹かの子猫たちに会えましたが、その居場所の掃除が行き届いておらず、トイレにも糞が散乱していて心が痛みました。ぎゃんぎゃん吠えまくる犬たちのすぐそばで、目やにをつけた子猫たちが怯えてうずくまっていました(泣)。もうそれだけでペットショップ失格と悲しくなってしまいます。

さて、点検後の車を取りに行き、帰宅前にランチ。以前から憧れている植木屋ARAYAさんへ足を伸ばしたものの、なんと閉まっていてがっくり。気を取り直して、帰り道の八食センター内のシマワキ水産さんの寿司カウンターへ行ったのですが、こちらも無人。肩を落として、結局ラーメンになりました。


破天堂のいちご煮ラーメン(1,500円)

スープは美味しかったけれど、値段を考えると微妙でありました。食べながら子猫たちのことばかり考えていました。
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