2024年2月20日火曜日

断末魔のPCタワーで大奮闘〜なんとか終えた青色申告・医療費控除

昨日、なんとデスクトップパソコンのタワーが逝ってしまいました!(泣)

立ち上がりに時間がかかるようになって来たりして、今まで兆候がなかったわけではないのですが、突然フリーズしてしまったので慌てました。

フィリップがやむなく初期化して、奇跡的になんとか生き返らせてくれたものの、「閉じたらもう開かないと思うよ。」と脅すので、息のあるうちに青色申告関係書類をどうにか終わらせようとがんばりました。今日は、その奮闘記でございます。

まずは、初期化で消えてしまった弥生ソフトを再インストールすることから。使用していた青色申告24ソフトをWeb から新たにダウンロードするまでは簡単でしたが、ライセンス認証に手こずりました。この認証をしないと、一時的にソフトは使えても、肝心の青色申告書類にアクセスできないのです。弥生カスタマー窓口は、この時期混んでいるかもと心配したのですが、意外とすぐに電話がつながり、パソコン画面を見ながら丁寧に説明していただき、無事解決・・・担当者さま、ありがとうございました!

それから、ソフトに保存データを復元して、今までの入力事項を確認・訂正し、なんとか決算書の方は印刷できました。残るは申告書ですが、こちらは印刷前に医療費控除額を算出して入力しなくてはなりません。そのためには、エクセル医療費集計フォームを作成する必要があるのですが、あ、エクセルがない!そう、初期化でWindows オフィスも見事に消えたので、エクセル表を編集できなくなってしまったのです。

どっと疲れを感じたものの、挫けることなく、久しぶりにiPad Proをひっぱり出して来て、Web でエクセル1か月無料トライアル版をダウンロード。そこからは、遊んでとまとわりつく愛猫すすを追いやりながら、ひたすら医療データを打ち込んでいきました。昨年は、フィリップの病院通いが続いたので、エクセル表の行は50を超えました。最後に出てきた医療費合計を見てびっくり・・・でも、すっかり良くなって幸いです。

最後に、やっと完成した医療費集計フォームをPDFに変換してから自分宛にメールで送り、パソコンで受け取って印刷。医療費控除額を打ち込んだ申告書も印刷して、断末魔のパソコンで無事に作業を終えることができました。

そして、フィリップの予言通り、パソコンはその後で電源を落とすともう起動しなくなってしまいました。新たに購入しなくてはならなくなり、面倒だし痛い出費となりますが、もう10年以上使ったので、もはや寿命と思ってあきらめます。あぁ、疲れました!


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2024年2月17日土曜日

おかげさまで思いがけずまた野うさぎ料理を!

 先日「La Saint-Valentin (ラ・サン・ヴァランタン:バレンタインデー)はVoila (ボワラ)で」でご紹介した、清水シェフご夫妻からいただいた希少な野生のうさぎもも肉。帰宅後、フィリップが嬉々として台所に立ち、早速お肉をマリネしました。


そして、翌日の晩にお料理して、数年ぶりに野うさぎ独特の味わいを楽しませていただきました。プルーンとチョコレートソースでうまうまでしたよ!

赤ワインとの相性も抜群だったそうです。

フィリップのうさぎ料理の思い出は、フランスばかりでなく、青森県に移住してからも結構あり、このブログの友達夫妻たちとの楽しい食卓心嬉しい晩御飯~うさぎ美味しいかの山日本でも野生のウサギ料理を〜フィリップと栄子さんの美味しいコラボ愉快なモノポリー・ナイトなどに綴ってあります。懐かしい!

さて、昨日は久しぶりにどかっと雪が降りました。



フィリップは雪かきに汗を流していましたが、私はいつものごとく、すすとぬくぬく見守り隊でありました。


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2024年2月15日木曜日

La Saint-Valentin (ラ・サン・ヴァランタン:バレンタインデー)はVoila (ボワラ)で

昨日は、La Saint-Valentin (ラ・サン・ヴァランタン:バレンタインデー)を祝って、フィリップと八戸市へランチに出かけました。行き先はフレンチレストランVoila (ボワラ)さんです。きっかけは Douce France (ドゥース・フランス)フランス語会話オンライン・レッスン中、生徒の真弓さんが "C'était bon!"(美味しかった!)と Voila (ボワラ)さんでの写真をフィリップに見せてくれたから。実は何年も前から、Voila (ボワラ)清水桂シェフのお料理を食べてみたいと願いつつ、なぜか機会を逃してしまっていたので、その名を耳にした途端、今回こそはとしっかり予約いたしました。

シェフの奥様でソムリエの伸江さんとはご縁があり、約6年ほど前に初めてのフランス旅行お役立ちレッスン~Douce France(ドゥース・フランス)特別講座 にご参加いただいたことがありました。kitchen プルトワの林修司シェフ・ソムリエ千佳さんご夫妻たちとも一緒で、大変楽しいレッスンでありました。

そんなわけで、伸江さんが「お久しぶりです!」と明るくお迎えくださったので、嬉しくなりました。


心地よいカウンター席にご案内いただいて、ランチコースのはじまり、はじまり。

真鱈のアミューズ、
猪、
カリフラワー、

南部羊、
寒じめほうれん草と続き、
最後は牛ほほ肉。

どれもこれも見た目が美しくて、運ばれてくるたびに惚れ惚れ・・・。しかもそれぞれ、食材の魅力が最大限に生かされていて、香り豊かで味わい深く、バランスが良く、感動的な美味しさでした。また、例えばカリフラワーのフランに海藻、寒じめほうれん草の一皿にはばっけ(ふきのとう)味噌のように、シェフ独自のセンスが見え隠れするのも魅力的でありました。味にうるさいフランス人のフィリップも絶賛しておりました。

デザートの和栗のモンブランとほうじ茶のグラスもアートしていて。さっぱりと美味でした。


最後まで本当に大満足なランチコースでございました。これでひとり3,500円(税込)とは、驚きの安さではありませんか?

Voila (ボワラ)(完全予約制)
八戸市湊高台3丁目1-9
TEL 0178-80-7558
定休日 日曜日(月曜日は夜のみ)
料理のみならず、お店の雰囲気も隠れ家のようでとても素敵です。お忙しいにもかかわらず、伸江さんが話しかけてくださって、会話も楽しく弾み、至福の時間でありました。本当にありがとうございます。

そして!お土産までいただいてしまいました。なんと、野性のウサギのモモ肉です!

驚いたことに、シェフご夫妻はお二人とも狩猟免許をお持ちで、猟をなさるそうなのですよ!凄すぎる!(感動)このウサギは、月曜日に同行したハンター仲間の女性が射止めた2羽のうちの1羽だそうで、伸江さんが「もしお好きであれば・・・」とおっしゃるので、フィリップと小躍りしながら「大好きです!」と、遠慮なくいただいて参りました。

というわけで、フィリップが昨日からウサギをマリネしておりました。現在、台所からたまらない香りが漂って来ています。そのお料理は次回またご紹介させていただきますね。

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2024年2月12日月曜日

Douce France (ドゥース・フランス)ブログ全期間投稿閲覧数ベスト10(後編)

前編に引き続き、Douce France (ドゥース・フランス)ブログ全期間投稿閲覧数の第1位から5位までをご紹介させていただきます。

第5位 「美味しいスコーンを食べたくなったら~Rui's Café (ルイズカフェ)

閲覧数 3,540


八戸市白山台で暮らしていた頃、すぐ近所にオープンしたとても素敵なカフェ。あれからかれこれ9年経ちますが、今は人気で賑わっているみたい。なにしろ、ボルドー色の薪ストーブや内装が素敵なのです。そういえば、あの頃からずっと私たちは薪ストーブのある生活に憧れておりました。念願が叶って幸いです。

ちなみにこのブログ記事、なんと写真と本文をそっくりそのまま、どなたかに無断転載(ピンタレスト)されてしまっておりました。怖い・・・でも、閲覧数が多いのはそのおかげかな???

第4位 「三沢市・おいらせ町でランチするなら~食いしん坊夫婦のおすすめ店リスト

閲覧数 5,068


歳のせいか、最近は二人ともすっかり小食になり、ランチを自宅で軽く済ませてしまうのですが、以前はよく外食を楽しんでおりました。その頃に書いた、私たちのおすすめ情報です。読み返してみると、残念なことにもう閉まっていたり、移転していたりするお店が数店舗ありました。今更ですが、ご参考まで、「追記」で更新しておきました。

第3位 「フェンネル(フヌイユ)」閲覧数 5,227


なんでまたフェンネルが?と不思議ですが、こんなにたくさんの方たちに西洋野菜記事を読んで頂けて嬉しい限りです。

野菜関連では
ズッキーニ
などについても綴っております。

第2位 「三沢市人気パティスリーLa France(ラ・フランス)」閲覧数 5,854


我らが期待の星である翔くんのお父さん、木村正シェフのパティスリーLa France(ラ・フランス)さんに初めてお邪魔した時の投稿でございます。翔くんは、2016年から約一年間、Douce France(ドゥース・フランス)パティシエ専門個人レッスンを受けてくれていました。すっかり仲良くなり、今でも親しみをこめてくん付けで呼んでしまうのですが、現在はパリのマレ地区Les Trois Chocolats (レ・トワ・ショコラ)のシェフパティシエとして大活躍中です!インスタで彼の新作を見るたびに感動、いつもフィリップと応援しています!

第1位 「根城で本格パティスリー Le Plaisir(ル・プレジール)」閲覧数 2.39万

ダントツ首位は、私たちが大好きなパティスリーLe Plaisir(ル・プレジール)さんを初めてご紹介した時の投稿でした!上の写真は、私が個人的にとても気に入っているものです。もう10年以上も前の光景とは思えません。今でも毎回、会うたびにこうして二人でフランス語でおしゃべりしていますよ。いつもありがとうございます!

さて、ブログ全期間投稿閲覧数ベスト10はいかがでしたでしょうか。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


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2024年2月10日土曜日

Douce France (ドゥース・フランス)ブログ全期間投稿閲覧数ベスト10(前編)

みなさん、Douce France (ドゥース・フランス)ブログご訪問ありがとうございます。分野にあまり囚われず、自由気ままに綴り始めてはや10年半。ひとさまのお役に立つようなブログではありませんが、記憶力が怪しくなって来た昨今、自分の忘備録としては大層重宝しております。

さて、今日はそんなこのブログを書き始めてから今日までの全期間、10年半にわたる投稿別閲覧数を調べてみることにいたしました。Bloggerによる解析結果ベスト10を、前後編2回に分けてご紹介しますね。それぞれ、順位に続く「タイトル」をクリックすると、該当する投稿記事をご覧いただけます。

第10位 「おいらせ町から八戸市へ移転!海老好きにはたまらないラーメンエビスKEN

閲覧数1,324

移転前のおいらせ町時代から、フィリップとよく通っていたラーメンエビスKENさん。他にも「暑さに負けず!海老好きにはたまらない海老味噌ラーメン」や、新店舗へ行った時のことをこちらでも書いております。あぁ、懐かしい!久しぶりにまた食べたくなりました!

第9位 「フランスの地図いろいろ」閲覧数1,676

CartesFrance.Frより

CartesFrance.Frというサイトで見つけた、フランスの様々な地図をご紹介した投稿です。同サイトから見つけた「パリジャンの目から見たフランスの地図」「マルセイユ住民から見たフランスの地図」「ブルターニュ住民から見たフランスの地図」そして「ノルマンディ住民から見たフランスの地図」などは、ちょっと笑っていただけるかもしれません。

第8位 「祝開店!日本酒処裏町酒場」閲覧数2,131


フィリップが愛してやまない、三沢市の日本酒処裏町酒場さん開店時の投稿でございます。カウンターで二人並んで、大将の動きを目で追いながら美味しい料理をいただく至福の時・・・私たちの心のオアシスです。ロラン一家とオリヴィエクリスチャンソフィなど、フランスの友人たちにも紹介して喜ばれ、随分盛り上がったものです。大将、またふらりと参ります!



5年前にフィリップが腎結石で入院した折、病院のすぐそばのカーサ・デル・チーボさんへひとりで行った時の投稿です。偶然にも、岩舘りんご園の英理さんとお嬢さんの宏美さんがいらっしゃって、テーブルをご一緒させていただいて嬉しいランチとなりました。2013年にお嬢たちと初めて行った時の記録はこちら、その後フィリップとふたりで再訪した思い出は「美味しいイタリアンが食べたくなったら」に綴っております。

常に進化し続ける池見良平シェフ。現在はコース料理のみとなり、お値段も上がりましたが、近いうちに是非フィリップとまたお邪魔したいと思います。



イタリアンと共に、閲覧数が多い投稿はフレンチでありました。フィリップとノルマンディから八戸市西白山台へ移住したばかりの頃、すぐ近所にル・ムロン・デ・オワゾさんがオープンして大喜び。こちらは初めて行った時の感動を綴った投稿でございます。あぁ、この頃はまだ私もワインを楽しめておりました!

クリスマス・イヴを祝ったりご近所飲み友達のムッシュー蕎麦や、おいらせ町在住のドゥニーズとミシェル夫妻とお食事を楽しんだり・・・何度も至福の晩を過ごしたフレンチ・レストランです。記録によると2022年にマックスと行ったのが最後なので、すっかりご無沙汰してしまっています。また行きたい・・・。

と、投稿別閲覧数10位から6位まではこんな感じでございました。次回、5位から首位までまたご紹介させていただきますのでお楽しみに!

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2024年2月3日土曜日

La Chandeleur (ラ・シャンドラー: 聖燭祭)だ!クレープだ!

2月2日はLa Chandeleur (ラ・シャンドラー: 聖燭祭)!イエス降誕40日後のお祝いの日でございます。フランスでは、キリスト教の祝日のこの日、家族や友人たちとクレープを食べる習慣があります。

去年はフィリップの体調がすぐれなかったのでおとなしくしておりましたが、今年は数日前から食べたい、食べたいと騒ぎました。その甲斐があって、昨晩は美味なるシャンドラーとなりました。

まずはガレット。とっておきのフランス製サラザン(farine de sarrasin )を使いました。

目玉焼きに隠れているのは、ハムとゴーダチーズ。カリッと香ばしく焼けてうまうまでした。フランスのサラザンは、日本のそば粉とは風味が違うと感じずにはいられません。

そして、デザートのクレープ。フィリップは隠し味にラム酒の他に、今回はエビスビールも加えて生地を焼きました。

日本では、クレープというとトッピングが盛りだくさんですが、砂糖やジャムや蜂蜜などで軽く味つけして、生地の美味しさを楽しむのがフランス流でございます。



くるくると巻いたり折りたたんだりして、手づかみでわしゃわしゃ食べるのが我が家流(笑)。美味しすぎて止まりませんでした。

ところで、ガレット、クレープといえばお供はシードルですね。こちらでも、フランス製シードルを買うことができますが、あえて青森県産を。

2021年にこちらでもご紹介させていただいたことのある、弘前市のタムラファームさんのブリュット・・・味にうるさいフィリップも満足の、地元青森県産シードルです。

日本でのシャンドラーの思い出は、このブログの「フランスのそば粉で本場のガレットを」(2016年)「ドゥニーズとミシェル夫妻のクレープ・パーティ」(2017年)や「節分そっちのけで聖燭祭(シャンドラー)~おうちクレープでご機嫌」(2021年)などにも綴ってありますので、よろしければご覧くださいませ。

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