La "carte de France vue par" les Bretons (CartesFrance.Fr)
パリとその近郊は「侵略者」で、私達が暮らしていたバスノルマンディ地域は「モンサンミシェル泥棒」とあり、笑ってしまいました。みなさんもご存知のように、世界遺産モンサンミシェルはノルマンディ地方にあります。けれども、ちょうどブルターニュとの境目辺りなので、ブルターニュにとっては「うまくすれば自分たちの地域のものになるところだったのに。」というわけで、それが「ノルマンディの泥棒め!」となるのでしょうか。また、べルギーと国境を接する北部は「アル中友達」だそうですから、自分たちもかなり飲むという自覚があるのでしょうね。そして、他のほとんどの地域を、総合的に自分たちと比べて劣っていると考えているようです。
これはどういう意味だろうと首を傾げたのが南仏の"Relous" という単語でした。調べてみると、"relou"は"lourd"(形容詞「重い」「うっとおしい」)を逆さにした若者言葉だそうです。人に対して使う場合には「いまいましい」「癪に障る」「嫌な」などとなります。(この場合は複数を指すのでSが付いています。)フィリップの娘のマリオン(18歳)やエマ(15歳)も、友達とはこんな言葉を使っているのでしょうか。今度聞いてみることにします。
この地図に添えて、ブルターニュの住民を描写して次のようなことも書いてありました。
- マルディ・グラ(告解の火曜日)に限らずクレープを焼く。
- "Chouchen"(蜂蜜のお酒。アルコール14℃程度。)はそれ程強くないと思う。
- ブルターニュについていつも文句を言っているが、他の地方へ行くとブルターニュ人であることを自慢する。
- 夏、雨が降るなり観光客たちは黄色いレインコートを着るが、ショートパンツのままだ。
- パリジャンにとっての嵐は、そよ風に過ぎない。
- 天気予報を見ながら愚痴る。特に天気予報者が「ブルターニュは『またしても』雨です。」と言う時に。
- ブルターニュ地方以外にあるクレープ屋にはぞっとする。
- 海水温度が17℃でも海水浴をし、「ちょうどいい温度だ。」と人に言う。
友達にはブルターニュ出身者が結構居ます。フィリップの兄パトリック夫妻も暮らしています。こんな記事を見たらどう感じるのかとにやける、土曜日の昼下がりであります。
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