参加してくださったのはAGフランス語会話教室の初級大人グループレッスンに通っていらっしゃるYさんとお友達のT子さんとM子さん、そして10月の第2回フランス料理教室にご参加くださったJ子さんの4名様です。Yさんがフィリップに、フランス語でお友達たちを紹介してくださいましたよ!フランス語会話教室の成果を見て、とても嬉しくなりました。
さて、今月のDouce Franceのテーマは「シャンパン」です。メニューは、先日の特別企画「シャンパンを楽しむ会」でご紹介したものや、少しアレンジしたものを選ばせて頂きました。
前菜は、「フルーティなほたて」です。新鮮なほたてに、ざくろといちごを合わせて盛り合わせます。フィリップがアクセントに使ったのは、鮮やかな黄緑色のマスタードのスプラウトです。料理用のピンセットでひとつずつつまんでのせました。これにシャンパンをそっと回し入れ、ゆずの果汁、オリーブオイルを加えます。オリーブオイルは、スポイトを使い、一滴ずつ垂らして入れます。フィリップはフランスでは化学分野で仕事をしていたので、料理用のピンセット、スポイト、ビーカーなどを好んで使います。
ご紹介の後は、台所からテーブルへと移動して頂き、シャンパンと共に試食です。とても簡単な前菜ですが、ほんのりと甘い青森のほたてと少し酸味のあるフルーツの組み合わせを、初めての味わいだと喜んで頂くことができました。
次のメインは、シャンパンがたっぷりと入った洋梨のリゾットです。南部ファームヴィレッジで仕入れた、ずっしりと重いゼネラル・レクラークを使いました。
刻んで入れた洋梨がキャラメル状にくっついてしまわぬよう、リゾット鍋の底をゆっくりと擦らなくてはなりません。台所に集ってフィリップの手元を見ながら、リゾット用のイタリア米はどこで手に入るか、木製のへらやスプーンはどこで買うことができるかなど、みなさんと情報交換を楽しみました。
アルデンテに出来上がったリゾットの火を止めてから、あらかじめ摩り下ろしておいたたっぷりのパルメザンを加えてできあがりです。パルメザンは、塊を摩り下ろすととても良い香りです。
今回、このリゾットに鮭の燻製をのせてみました。フィリップが新鮮な鮭の切り身を、ココットを使って燻しました。なんと、ほうじ茶の葉を使って作った燻製です。とても香ばしくて、ヘルシーです。この鮭の燻製と頂くと、このリゾットをまた一味違った風に楽しむことができます。
こちらも、みなさんにとても好評でした。鮭を切らなくてはならないのでと、フォークとナイフをご用意したのですが、スプーンの方が食べ易かったかもしれません。
デザートは、フィンシャンパン入りの冷たいムースショコラと、カカオのチュイルです。こちらは、作ってから一晩冷凍庫に入れなくてはならないので、レシピだけのご紹介となりました。T子さんが、甘めが控えめでとても美味しいと仰ってくださいました。M子さんは特にチュイルがお気に召されたようでした。
J子さんは、今回も細かくメモを取っていらっしゃいました。今回のメニューをご自宅で作って、ご家族にご馳走してくださるそうです。
前回のお料理教室でご紹介した「鴨のオレンジ煮」と、「クリストフ・ミシャラクの半生チョコ菓子」をお作りになり、ご家族のみなさんにとても喜ばれたとのことでした。その時のお料理の写真を見せてくださり、フィリップも感激していました。
こうして、和気藹々と楽しい雰囲気の中、第3回目のフランス料理教室が終わりました。参加してくださったみなさんに、心から感謝しております。本当にありがとうございました。
Douce Franceでは、伝統に囚われないオリジナルなレシピをご紹介できるようにと努めております。私達はこってりとしておなかにもたれるようなお料理は得意ではないので、ヘルシーであることにも心を配るようにしています。また、地元の新鮮な食材を使い、ご家庭でも実現して頂けるような、比較的作り方が簡単なレシピを選ぶようにしております。みなさん、今後共どうぞよろしくお願いいたします。
昨日のみなさんとのやりとりをひとつずつ思い出して幸せな気分に浸る、木曜日の朝であります。
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