私たちの新居を見てもらい、フィリップの手作りデザートを食べながら、お互いの近況を報告し合いました。会えなかったここ数年間で、お互いにいろいろな生活環境の変化があり、話は尽きませんでした。
真紀子ちゃんとの晩御飯はどこにしようか迷いましたが、彼女をホテルへ送って行くことを考え、八戸の街中にある「ビストロSukegawa」さんを予約しました。以前、三沢の友達の真理子さんやNorth 40-40の平林シェフから話を伺っていました。「パリの空の下で」で腕を振るっていらっしゃったあの助川シェフが独立して始めたレストランと知っては、行かずにはいられません。
最初、住所と地図を見て、どこにお店があるのかぴんと来ませんでした。青森銀行三日町支店向かいのローソンの隣のビル1Fにあったので驚きました。その辺りはしょっちゅう二人で歩いているのに、全く気がつきませんでした。
手書きのメニューには、アラカルトで様々なお料理が載っていました。選ぶのに迷ってしまうので、簡単にコースをお願いすることにしました。前菜、魚料理、肉料理、デザート、珈琲・紅茶・エスプレッソ、パンで3800円のコースを選びました。
前菜の盛り合わせ:玉ねぎのムース、雲丹と葱のキッシュ、鴨の塩漬けなど、素材の旨みを活かし、味付けがさっぱりとしていて美味しかったです。
魚料理:階上の漁師さんが釣った平目を、助川シェフが下ろしたものだそうです。この平目がとても新鮮で美味しかったのはもちろんですが、根セロリが入っていたのでフィリップと大喜びしてしまいました。
根セロリはこんな形をした野菜です。フランスでは安くキロ売りしており、よく食べたものです。
肉料理:牛ほほ肉はほろほろと柔らかく、粒マスタードがよく効いていました。ちょこんと載ったピュレは菊芋だそうです。真紀子ちゃんが、ふわふわとしてとても美味しいと感激していました。デザート:アーモンドのケーキがさくさくと香ばしく、程よく甘いクリーム、酸っぱい赤い実、上のヨーグルトのアイスなどとの相性抜群でした。
行く前には、大きな看板も上げず、HPもなく、あまり宣伝をしている様子もないのが不思議だったのですが、助川シェフのお仕事ぶりを席から覗き見しながら、こだわりのお料理を頂いているうちに、なんとなくわかるような気がして来ました。
秋田からわざわざ出て来てくれた真紀子ちゃんとの、とても幸せな再会の晩餐となりました。
今日は晴れてはいるものの、外はとても寒いようです。体感温度はマイナスのようです。寒いのは苦手なので、窓越しに外を眺めて震え上がる、日曜日の朝であります。
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