アーティチョークは、日本ではチョウセンアザミとして知られていますが、ほとんど観賞用のようですね。フランスでは、春から夏にかけて、食材として人気者です。フランスのスーパーの野菜売り場で初めてアーティチョークを見た時には、こんな硬くて奇妙な植物の、どこをどうやって食べるのだろうかと驚いたものです。
実際に見たことはありませんが、この蕾から花がこのように咲くのだそうです。
アーティチョークは、蕾を茹でるか蒸すかして、蕾を包んでいる一枚一枚を歯でしごいて食べたり、蕾の根元の部分を料理して食べたりするのが一般的ですが、私達はこりこりと生で食べるのが好きです。
4月頃になると、シェルブールの街中のいつもの八百屋さんが「入ったよ!」と教えてくれ、飛びついて買ったものです。
不要な部分をむしって、食べることができるのはこれだけになってしまいます。
色が変わるので、レモンをたっぷり使います。フィリップはこれでよく、サラダを作りました。春たけのこを思わせるような食感で、たまらなく美味しいのです。
さて、季節はずれにアーティチョークについて書きたくなったのは、実はこちらのデッサンを見たからなのです。
親友のR子がパリのパステル・デッサン教室で描いたものです。色使いがとても素敵なので、無理を言って画像を送ってもらいました。近所のスーパーでアーティチョークを買い、アトリエへ持って行って描いたそうです。そのアトリエでパステルを勉強した後なので、今では描きたいものを自由に選ばせてもらえるそうです。
R子がアーティチョークの料理の仕方を聞くと、彼女が描いている周りで、アトリエの生徒仲間たちが口々に、それぞれの食べ方を教えてくれたそうです。このデッサンを見ていると、その時の賑やかで楽しい様子が目に浮かんで来て、こちらまで嬉しくなってしまいます。
さぁ、今夜は第2回「ワインと料理のマリアージュを楽しむ会」です。フィリップも朝早くから台所に立ち、張り切っています。そわそわとちょっと忙しい、金曜日の朝であります。
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アーティチョーク!ママも大好きよ。一昨年、土浦の農家からダンボールで送って貰い、堪能しました。
返信削除去年は時期を逃してしまったの。真美の妹分だった令子は、これが食べたいばかりに、筑波で畑をやっています。苗を送ってくれたけれど、三沢では冬が越せず残念でした。
ママ、
返信削除一昨年の4月、ノルマンディまではるばる来てくれた時にフィがサラダをご馳走したよね!
おぉ、来年令子に苗を頼もうかしら!
はじめまして、junkyと申します(*^。^*) 白山台のフレンチレストランの記事を見つけまして お邪魔しました。素敵なブログですね、また お邪魔します~!(^^)!
返信削除もう一つ、好きだけれど、中々手に入らないのが、フヌイユ!
返信削除これも一度、三浦半島の農家から送ってもらった。
来年の春は、取り揃えて、フィに美味しいサラダを作ってもらいましょうね。
junkyさま、ブログご訪問とコメントをありがとうございます!毎日気ままに書いているブログですが、今後ともどうぞよろしくお願いします♪
返信削除ママ、フヌイユは、この夏に道の駅十和田で、ある農園さんのとても新鮮なものを手に入れることができましたよん。そうね、来年の春サラダを作ってもらおうね!
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