お店に入ると、オーナーシェフの拓実さんが、厨房で笑顔で迎えてくださいました。Douce Franceを立ち上げてすぐの頃、お知らせメールを送らせて頂いたら、すぐに暖かい言葉と共にお返事を下さいました。お心遣いがとても嬉しかったのです。そんな優しい拓実さんのお料理を頂いてみたかったのはもちろんですが、農風Kitchen-YuIさんへ行った理由はもうひとつあります。フランス語個人レッスンに来てくれていたあすかちゃんが働いているお店なのです。連絡をせず突然行って、あすかちゃんを驚かせてしまいました。
あすかちゃんに案内されて、二人で席に着きました。店内は縦に長く、内装がモダンですっきりとしています。入り口そばにバーカウンター、そして厨房と続いているのがとてもいい感じです。
メニューを開くと、フレンチやイタリアンのお料理の選択肢がたくさんあるので驚きました。facebookで見たガレットやシューファルシ、またはパスタかと悩みましたが、いろいろなものを楽しめるよう、ディナーコースをお願いすることにしました。
お料理のお供には、赤ワインを選びました。あすかちゃんがワインをサービスをしてくれていると、フィリップがさっそく「ちゃんとやってよね。」と茶々を入れてからかいました。フランス人は、冗談好きで、人をからかうのが好きなので困り者なのです。
さて、ディナーコースのお料理をご紹介します。
アミューズ・ブッシュ
十和田産の野菜はシャンパンビネガーが効いて、新鮮な野菜をさらに美味しく食べることができました。シャンパンは私達の12月のテーマなので、嬉しい偶然でした。海峡サーモンもとろけるようでした。キャビアを久しぶりに食べました!
シェフのおすすめ前菜
ペーストやパテがとても美味しかったです。フィリップも、フランスのもののようだと喜んでいました。自家製天然酵母のパンと共に、むしゃむしゃと頂きました。
季節野菜のスープ
栗かぼちゃのほんのり甘いスープは、盛り付けがとても洒落ていて、食欲をそそりました。
お魚料理
香ばしく焼いた新鮮な鱈を、繊細なお味のクリームソースと共に頂きました。
お肉料理
鴨のオレンジ煮と根野菜を中心とした添え物です。鴨は厚切りでボリューム満点でしたが、絶妙に焼かれた鴨を残すのはなんとも惜しいので、脂身部分以外は全部平らげました。
デザート(珈琲か紅茶付き)
記憶力が悪いので、残念ながら詳細は覚えていないのですが、チーズケーキとホイップクリーム、メレンゲなど、程良い甘さながらもどっしりと、存在感のあるデザートでした。
これ程の質とボリュームで、3500円とは、とても安いと思います。予約をすれば、2時間飲み放題でコースで他のものを頂けるお徳なメニューもあるそうです。ランチも賑わっているようです。
拓実オーナーシェフは、食を通じて故郷を体感できるレストランを目指していらっしゃるそうです。青森が食材に恵まれていることを実感できる、居心地の良いレストランです!
農風Kitchen-YuI(のうふうキッチンユイ)
青森県八戸市番町25
TEL 0178-44-3035
あすかちゃんは、仕事をする傍ら、パティシエを目指して日々がんばっています。農風Kitchen-YuIさんとあすかちゃんに声援を送りつつ、自分たちもがんばらなくてはと思う、金曜日の朝であります。
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