前回選んで、量もちょうど良かったので、またBコースを選びました。
お通しはかぼちゃとコンソメのジュレです。しっかりとしたコンソメの味わい、かぼちゃの甘み、そして雲丹の独特な旨みが見事に調和して、実に美味しいのです。
前菜は、二人とも秋ジャケの瞬間燻製を選びました。写真では見えませんが、下にビーツと葱が隠されています。グリーンと赤紫のサラダ、オレンジ色の鮭、赤いビーツ、白い葱の彩りを目で楽しみながら、混ぜて頂きました。前回ぞっこん惚れ込んでしまった赤ワインをまたお願いし、魅力的な前菜との調和を楽しみました。
野菜がたっぷりな本日のスープには、添えられたクルトンを入れて、はふはふと頂きました。
メインは二人ともお肉料理にしました。フィリップが選んだのは、子羊です。茄子やきのこが添えられていて、とても美味しかったそうです。骨からお肉を綺麗にこそげ取って食べていました。
私は牛のほほ肉を選びました。とろけるような美味しさでした。ルッコラやひらたけなど、いろいろな食材を一緒に楽しみました。
赤ワインがこれらのお肉料理に見事にマッチしました。前回は同じものをお魚料理と合わせたのですが、そちらの相性も抜群でした。飲めば飲むほど好きになる、魅惑のワインです。
お楽しみのデザートは、二人ともチョコレートの一皿を選びました。大好きなビター・チョコレートです。白いお皿に描かれた芸術的なこのデザートは、食べるのがもったいない程で、しばらくうっとりと眺めていました。食べ始めると身悶えする程の美味しさで、最後にはお皿を舐めたくなりましたが、大人なのでがまんしました。フィリップも同じことを考えたそうです。
オーナー・シェフの学さん、奥様の優子さん、そして二人のお嬢さんたちの笑顔が暖かく、とても心地良い晩御飯でした。お嬢さんたちは8歳と5歳だそうです。娘のマリオン(18歳)とエマ(15歳)と同じ3歳違いの姉妹なので、フィリップが目を細めて見ていました。
最後にエスプレッソとカヌレを頂きながら、他にお客さんが居ないことを少し残念に思いました。まだあまり知られていないようですね。これからル・ムロン・デ・オワゾさんの人気が、どんどん広がって行きますように。でも、あまりの人気で予約が常に満杯となってしまって、私達が行けなくなってしまっては困ります!
飛行機雲を眺めながら、マリオンとエマのことを想う土曜日の朝であります。
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Yさんを差し置いて私のお薦めの酒はこれです。
返信削除http://www.ouroku.com/
ただしこれを扱う店はとても少ないです。 もしも興味が有りましたら冬になったら
ゲットしておきます。