シャネルのHPを眺めていて、特に気になった色が、こちらの599 Provocation (挑発)です。私にとっては、まさに挑発的な、煽り立てられるような色です。
この色を見て思い出したのは、ノルマンディ時代の「パープル・ウーマン」というランプのベースです。2006年にディープ・パープルのコンサートへ行き、興奮の覚めやらぬうちに、和紙と風船でシェード部分を作りました。ディープ・パープルにちなんで深紫色の和紙を使えば良いものの、なぜかこんな風になりました。ベース部分は、気に入った花瓶を買って、フィリップにコンセントやプラグなどを取り付けてもらいました。
「葡萄色(えびいろ)」
山葡萄の実のような赤紫色だそうです。
このイメージにぴったりなネイルがありました。583 Taboo (タブー)です。「ご法度」などと言われると、余計に付けてみたくなります。
そして、こちらの色も似たような感じですが、とても好きな色です。573 Accessoire (アクセサリー)だそうです。
これに近い色と言っても語弊が無さそうなのは、「濃紅(こいくれない)」でしょうか。
ややピンクがかった濃い赤だそうです。「恋紅」という当て字がぴったりな気がします。和色大辞典では、この色の上に「真紅(しんく)」、そしてこちらの「蘇芳(すおう)」が掲載されています。
黒味を帯びた赤色だそうです。蘇芳とは、インド・マレー産の落葉小低木の名前だそうです。染料となるそうで、その色が蘇芳色と呼ばれるそうです。私の目には、少しオレンジがかって見えます。次回はオレンジ系のネイルと和色も比べてみたいと思います。
庭の芝生を覆う枯葉の絨毯を眺めながら、あれは「琥珀色(こはくいろ)」か「狐色(きつねいろ)」か、はたまた「紅鬱金(べにうこん)」かと悩む、月曜日の朝であります。
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